ボイジャー1号がまたしても危機!だが、推進器の切り替えに成功し、再び蘇る

thumbnail image 宇宙の不思議と謎を解き明かすため、47年に渡りひとり旅を続けていたNASAの無人宇宙探査機「ボイジャー1号」だが、2023年12月に異変が生じ、瀕死の状態となった。 だが地上チームのがんばりによりどうにか正気を取り戻したしたものの、ご老体のため、次から次へとトラブルに見舞われている。 今度は推進器(スラスター)内の燃料管につまりが発生し、姿勢制御ができなくなってしまったのだ。人間で言うなら血管が…
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太陽系の端っこで複数のユニークな天体が発見される

thumbnail image 太陽系の外縁部、「カイパーベルト」の外側で、興味深い複数の未知の天体集団が発見されたそうだ。 この発見は、ハワイ島マウナケア山頂域にある「すばる望遠鏡」とNASAの太陽系外縁探査機「ニュー・ホライズンズ」との協力によって実現したもの。 その長年の観測からは、太陽系外縁部にあるこれまで知られていなかった構造があることが明らかになりつつある。 こうした発見は、太陽系が誕生した「原始太陽系星雲」が想像…
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NASA、地球の周囲に大気を流出させる電場を発見

thumbnail image 地球の大気粒子はどのように宇宙空間へ放出しているのか?そのメカニズムがついに明らかになった。 NASAの観測ロケット「エンデュランス」が、60年以上前に提唱された「両極性電場」を初めて直接測定することに成功した。 計測された電位の変化は、時計の電池くらいのごく微弱なもので、大気中の荷電粒子にごくわずかな影響しか与えず、検出すら難しいものだ。 だがそれは、重力や地磁気と同じくらい基本的な構造として…
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NASAの探査機が衝突実験した小惑星の破片が火星や地球まで届く可能性

thumbnail image NASAの探査機「DART」が小惑星「ディモルフォス」に衝突した際に飛び散った破片が、地球や火星にまで届く可能性があるそうだ。 仮にそうなったとしても、地球の人々はほとんど何も気づかずに終わることだろう。だが火星では違う。 最新のシミュレーションによれば、小さな粒子は今後13年のうちに赤い惑星に到達し、流星群となり、火星の空を彩るかもしれない。続きを読む…▼あわせて読みたい・地球に接近した小…
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