4000年前の粘土板を解読、月食にともなう王の死と破滅の予言が刻まれていた

thumbnail image イラクで紀元前2000年頃の楔形文字が刻まれた珍しいメソポタミア文明時代の粘土板が発見されたのは1世紀以上前のことだ。そしてようやく、最近になって解読が完了した。 そこには月食が前兆となる凶事の予言が刻まれていることがわかった。一部の古代文明では、月食は大量死や滅亡をもたらす破滅が近づいている不吉な前兆だと考えられていた。続きを読む…
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月の満ち欠けが生まれる魚の性別に影響を与えることが判明

thumbnail image 神秘的な月は魚の性別にミステリアスな影響を与えることもある。新たな研究によると、スズキ目ベラ科の「セナスジベラ」という魚は、新月に生まれるとオスになるのだという。 この不思議なパターンは、新月や満月における海の環境の変化をうまく生き抜くための適応かもしれない。 というのも新月に生まれたセナスジベラの赤ちゃんは、ほとんどが死んでしまうからだ。だが、運よく生き残れた赤ちゃんはオスになり、子供を作ると…
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宇宙人が作った説も?中国の山がピラミッドそっくりだと話題に

thumbnail image 地球上に現存する、古代文明を象徴するモニュメントを挙げろと言われたら、ピラミッドと答える人が多いんじゃないかと思う。 ピラミッドは「金字塔」とも呼ばれ、四角錘の形状をした巨石建造物を指す言葉である。古代エジプトのものが有名だが、メキシコやスーダンにもピラミッドは存在する。 さらには日本でも、広島県の葦嶽山をピラミッドとする説が話題になったことがある。これは自然の山をピラミッドだと考えたもの。 そ…
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イエローストーンの酸性の間欠泉に5人が乗った車が突っ込む

thumbnail image イエローストーン国立公園には広大な火山活動によって生み出された多くの熱水泉と間欠泉などが存在するが、中には高温で酸性度が高く、人体に危険なものも存在する。 7月11日、5人を乗せた観光客の車が運転を誤り、酸性の「セミ・センテニアル間欠泉」の中に突っ込むという事故が発生した。 このSUVは、水深約2.75mの間欠泉に完全に水没したという。続きを読む…
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3億8500万年前の世界最古の森の化石が発見される

thumbnail imageStein et al., Current Biology, 2019 地球におい茂る木は3兆本を超えると言われており、その数は天の川の星々ですら凌駕する。 これらの木々は、大気から二酸化炭素を吸収し、土壌を侵食から守り、水を生態系の中で循環させ、無数の生命を育む、私たち人間にとってもかけがえのない存在だ。 幹から広がる根は、いわば植物の消化管のようなもので、周囲の土から水と栄養を交換している。ま…
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街路樹や公園の木を意識して眺めるだけでもメンタルヘルスが改善するとする研究結果

thumbnail image なんだか気分がスッキリしない。そんな時は散歩に出掛けて、木々や緑を眺める良いだろう。新たな研究によると、たとえ都市の街路樹や公園の木々であっても歩いている時に自然を眺めると、メンタルヘルスが大きく改善するそうだ。 英国バンガー大学とイスラエル工科大学の研究チームは、アイトラッキング(視線追跡)技術を応用することで、人工物だらけの都市であっても、緑に目を向けるだけで不安が軽減され、リフレッシュでき…
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雨のニオイを嗅ぎ分けることができる人が存在する、その科学的理由

thumbnail image 雨のニオイを感じ取ることができるという人が存在する。目をつぶっていても、耳をふさいでも、嗅覚で雨を感じ取ることができるのだ。中には雨が降る前に、そのニオイで雨が降ることを予測できる人もいる。 だが、本当にそんなことが可能なのだろうか? ただの思い込みじゃない?と思うかもしれないが、雨の嗅ぎ分けは可能であることを裏付ける科学的根拠があるという。 ここでは、雨のニオイの科学について見ていこう。続きを…
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地球の文明は カルダシェフ・スケールで見ると1型にすら至っていないため地球外文明を見つけられない

thumbnail image SETI(地球外知的生命体探査)のようなプロジェクトでは、高度な地球外文明を探すために、彼らが放つ電波シグナルを検出しようとしている。だが、それは本当に正しいことなのか? これまで電波シグナルの検出が試みられてきたのは、”彼ら”もまた地球と同じような科学技術を利用しているという前提があったからだ。だがそれは地球にとってご都合主義的な解釈と言えるかもしれない。 人類が文明の進化においてどの段階にあ…
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ついに可能になるのか?物理法則に反しないワープ航法理論を科学者が提唱

thumbnail image これまでさまざまな「ワープ」に関する理論が提唱されてきたが、いずれも物理法則を破るものだった。だが、このほど提唱されたワープ航法理論は、あくまで既存の物理学のルールを守りながら、それを実現する。 既存のワープ理論の難点は、既存の物理学では不可能とされる光速を超える速度や、あくまで仮説上の存在である不可解な負のエネルギーなどに基づくところだ。 だが新たなワープ理論は、そのような物理学の範囲から逸脱…
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宇宙で血しぶきはどう飛び散るのか?宇宙犯罪捜査に備えて真剣に研究する科学者

thumbnail image たとえばの話だ。宇宙で生活するあなたが、刃物を手にした何者かによってお腹を刺されたとしよう。さて、傷口から流れ落ちた血液は、どんなふうに飛び散っていくのだろうか? 悲しいことに人が大勢集まると、必ず争いが起きる。将来的に人類が宇宙で暮らすようになったなら、きっと宇宙でも犯罪が起きることだろう。 そのとき血痕のパターンが、宇宙での血しぶきが犯罪捜査の重要な手掛かりになるかもしれない。そのことをまじ…
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スコットランドの小さい島に次々と現れる精霊ノーム人形の謎

thumbnail image スコットランドのエディンバラに面したフォース湾。そこにインチコルム島という小さな島がある。最近この島の傍らにあるスワロー・クレイグという岩礁に、「ノーム」の人形が置かれるようになったという。 ノームは小人で長いひげを生やした老人のような風貌だが、大地を司る妖精(精霊)だ。これらのノームたちがどこから来たのか、いったい何の目的で置かれているのか、詳しいことは謎に包まれているという。続きを読む…
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エベレストの空が騒がしい、現在ヘリコプターやドローンが大量に飛び回っている

thumbnail image ヒマラヤ山脈にある世界最高峰の山、エベレストの上空がこれまでにないほど騒がしくなっているという。ベースキャンプやクンブ氷瀑の上空にはたくさんのヘリコプターやドローンが飛び交っていて、もはやかつての静寂はない。 これは、今年の登山シーズンの準備のため、前例のない「今年限り」という条件で標高6400mにあるキャンプ2へのヘリやドローンによる装備や物資の輸送が許可されたせいだ。 ルート整備に必要なロー…
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宇宙ゴミの掃除に挑戦する日本の企業、対象のロケット部品の近距離撮影に成功

thumbnail image 日本発の宇宙企業「アストロスケール」が運用する人工衛星が、15年前に捨てられた宇宙ゴミに接近し、その間近から撮影することに成功したそうだ。 その宇宙ゴミは、大きさ11×4m、重さ3トンもあるロケットの一部だ。これほど大きな宇宙ゴミ(スペースデブリ)の近接画像が公開されるのは、史上初のことであるという。 現在のミッションは、宇宙ゴミに安全な接近するためのセンサーとソフトウェアを試験することで、ゴミ…
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地球外文明はなぜ見つからないのか?フェルミのパラドックスは超AIの出現によるものだという説

thumbnail image 広大で長い歴史を持つ宇宙には、地球外文明があってしかるべきだ。なのになぜその証拠が見つからないのか? この「フェルミのパラドックス」と呼ばれる矛盾の答えはいまだに見つかっていない。 その理由は超「AI」の出現によるものだとする新説が登場した。 マンチェスター大学の天体物理学者によれば、突出したAIが出現した文明は100~200年程度で自滅することになるのだという。生物よりもずっと速く自己進化する…
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雲を人工的に操作する気候変動対策は予想以上に効果的であることが明らかに

thumbnail image ハワイの火山を利用した天然の実験によると、雲を人工的に操作し、気候変動による地球温暖化を抑制する「クラウド・エンジニアリング」は、予想以上に地球を冷すのに効果的であることが明らかになったという。 『Nature Geoscience』(2024年4月11日付)に掲載された研究で、英国バーミンガム大学をはじめとする研究チームが、海上の雲にエアロゾルを混ぜて雲の量を増やせば、想像以上の冷却効果が得ら…
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