融合する銀河で超接近した超大質量ブラックホールのペアを発見(NASA)

thumbnail imageCredit: NASA, ESA, Joseph Olmsted (STScI) ハッブル宇宙望遠鏡とチャンドラX線観測衛星のコンビが、天文学的には大接近している超大質量ブラックホールのペアを発見したそうだ。 「MCG-03-34-64」という銀河で発見されたペアの距離はほんの300光年。しかもお互いに近いだけでなく、複数の波長で観測されたものとしては地球にもっとも近いところにあるという。 この…
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アメリカ最大級の洞窟に観光客が落としたスナック菓子が生態系に悪夢を引き起こす

thumbnail image その観光客は、洞窟の中に落としていったスナック菓子の袋でこれほどの大惨事になるとは、想像だにしなかっただろう。 アメリカ、ニューメキシコ州にある「カールズバッド洞窟群国立公園」は、世界遺産にも登録されている世界有数の大きさを誇る洞窟が複数ある。 この洞窟内で、観光客が「チートス」の袋を落としたのだ。 うっかりなのか、わざと捨てたのかはわからないが、その人物は些細なことだと思ったかもしれない。 だ…
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ボイジャー1号がまたしても危機!だが、推進器の切り替えに成功し、再び蘇る

thumbnail image 宇宙の不思議と謎を解き明かすため、47年に渡りひとり旅を続けていたNASAの無人宇宙探査機「ボイジャー1号」だが、2023年12月に異変が生じ、瀕死の状態となった。 だが地上チームのがんばりによりどうにか正気を取り戻したしたものの、ご老体のため、次から次へとトラブルに見舞われている。 今度は推進器(スラスター)内の燃料管につまりが発生し、姿勢制御ができなくなってしまったのだ。人間で言うなら血管が…
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Googleマップで謎の円形の穴を発見、未知なる隕石衝突の跡地か?

thumbnail image 誰もが自由に閲覧することのできるGoogleマップは、多くの人が見ているゆえに驚きの発見がなされることが良くある。今度はカナダで直径15kmもある、巨大な円形の穴のような地形が発見されたそうだ。 発見したのは、キャンプの計画を練るためにGoogleマップを眺めていたカナダ人男性だ。 不思議な円形の地形を目にして興味を引かれた男性は、専門家に問い合わせてみたところ、驚きの答えが返ってきた。 すると…
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40億年前の大規模な小惑星衝突で木星衛星「ガメニテ」の自転軸が大きく変化した

thumbnail image 今から40億年ほど前、木星の第三衛星「ガニメデ」で、太陽系史上最大級となる激しい小惑星の衝突が起きていたようだ。 その小惑星の大きさはなんと半径150kmと、かつて地球の恐竜を絶滅させた小惑星の20倍もの巨大さだ。 大規模な衝突で生じた「重力異常」によって、ガニメデの自転軸は1000年にも渡り揺さぶられ続けたことが、神戸大学の研究で明らかとなった。 それは地球にとっても他人事ではない。太陽系初期…
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今後20年間で異常気象は更に加速、極端な気温や降雨量の急激な変化に直面すると研究者

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太陽系の端っこで複数のユニークな天体が発見される

thumbnail image 太陽系の外縁部、「カイパーベルト」の外側で、興味深い複数の未知の天体集団が発見されたそうだ。 この発見は、ハワイ島マウナケア山頂域にある「すばる望遠鏡」とNASAの太陽系外縁探査機「ニュー・ホライズンズ」との協力によって実現したもの。 その長年の観測からは、太陽系外縁部にあるこれまで知られていなかった構造があることが明らかになりつつある。 こうした発見は、太陽系が誕生した「原始太陽系星雲」が想像…
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雲の上をヒトガタの白い物体がスタスタと歩いている様子が目撃される

thumbnail image 実際に目の当りにしたら、鳥だ!飛行機だ!ヒトガタ物体だ!と大騒ぎしちゃうであろう現象が中国で目撃された。 白い雲の上を白い人影のような物体がスタスタと歩いているように見えるのだ。 実際に撮影したということは、あまりにも奇妙に思えたからだろう。その真実に迫っていこう。続きを読む…▼あわせて読みたい・雲の中を歩く巨人?嵐雲の切れ目に現れた歩行する人型の物体この記事のカテゴリ:都市伝説・心霊・超常…
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高齢女性がドアストッパーとして使っていた石は、1億5千万円の価値がある巨大琥珀だった!

thumbnail imageimage credit:Instagram @worldrecordacademy 以前、アメリカのミシガン州で、30年もの間貴重な隕石をドアストッパーとして使っていたご家庭があった。 石に詳しくなければ気にしないだろうし、たかが石ころにそんな価値があるとは夢にも思わないかもしれない。 同様のことがルーマニアの片田舎でも起こっていた。ブザウ県コルツィ村に住む高齢女性が、川で見つけたキレイな石をド…
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恐竜が地球を歩き回っていた時代、月で火山が噴火していたことを土壌サンプルが示唆

thumbnail image 今は静寂に包まれた月も、かつては盛大に火山が噴火していた時代があった。 中国の探査機「嫦娥5号」が月から持ち帰った土壌サンプルには、かつて月で火山活動が起きていたことを示す痕跡が残されていたそうだ。 それは今から1億2000万年前の中生代と、天文学的に見れば比較的最近のこと。地球では恐竜たちが我が世の春を楽しんでいた時代だ。 ただしその時代の火山はすでに小規模のものとなっており、恐竜たちが月の噴…
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地震が金塊を作り出している可能性。石英に電場を作り金を生成

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地球の内部に謎めいたドーナツ状の領域があることが地震波の研究で明らかに

thumbnail image 私たちの足元の2,890km下には、どろどろに溶けた液体金属の球体、すなわち「外核」が存在する。地震波を利用した新たな研究によると、その「外核」にはドーナツ状の謎めいた領域が存在することがわかったそうだ。 オーストラリア国立大学の研究チームは、ちょうど妊娠の超音波検査のように、地震によって生じる地震波を分析して地球内部の構造を覗き込んだ。 すると外核の外側に地震波のスピードが2%遅くなる数百km…
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天の川銀河の中心近くに奇妙なリング状の電波サークルが発見され、天文学者が謎解き

thumbnail imageこちらは前回発見された「ORC J2103-6200」と呼ばれる奇妙な電波サークル 南アフリカのMeerKAT電波望遠鏡によって、まったく新しいタイプの「奇妙な電波サークル(ORC)」が発見されたそうだ。 電波の波長でしか観測されない謎めいたリング状の構造は、発生源が見当たらず、あまりにも不可解なことからそのような名前で呼ばれるようになった。 だが今回の「キュクロス」と名付けられたOCRは、これま…
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NASA、地球の周囲に大気を流出させる電場を発見

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NASAの探査機が衝突実験した小惑星の破片が火星や地球まで届く可能性

thumbnail image NASAの探査機「DART」が小惑星「ディモルフォス」に衝突した際に飛び散った破片が、地球や火星にまで届く可能性があるそうだ。 仮にそうなったとしても、地球の人々はほとんど何も気づかずに終わることだろう。だが火星では違う。 最新のシミュレーションによれば、小さな粒子は今後13年のうちに赤い惑星に到達し、流星群となり、火星の空を彩るかもしれない。続きを読む…▼あわせて読みたい・地球に接近した小…
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