街路樹や公園の木を意識して眺めるだけでもメンタルヘルスが改善するとする研究結果

thumbnail image なんだか気分がスッキリしない。そんな時は散歩に出掛けて、木々や緑を眺める良いだろう。新たな研究によると、たとえ都市の街路樹や公園の木々であっても歩いている時に自然を眺めると、メンタルヘルスが大きく改善するそうだ。 英国バンガー大学とイスラエル工科大学の研究チームは、アイトラッキング(視線追跡)技術を応用することで、人工物だらけの都市であっても、緑に目を向けるだけで不安が軽減され、リフレッシュでき…
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雨のニオイを嗅ぎ分けることができる人が存在する、その科学的理由

thumbnail image 雨のニオイを感じ取ることができるという人が存在する。目をつぶっていても、耳をふさいでも、嗅覚で雨を感じ取ることができるのだ。中には雨が降る前に、そのニオイで雨が降ることを予測できる人もいる。 だが、本当にそんなことが可能なのだろうか? ただの思い込みじゃない?と思うかもしれないが、雨の嗅ぎ分けは可能であることを裏付ける科学的根拠があるという。 ここでは、雨のニオイの科学について見ていこう。続きを…
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地球の文明は カルダシェフ・スケールで見ると1型にすら至っていないため地球外文明を見つけられない

thumbnail image SETI(地球外知的生命体探査)のようなプロジェクトでは、高度な地球外文明を探すために、彼らが放つ電波シグナルを検出しようとしている。だが、それは本当に正しいことなのか? これまで電波シグナルの検出が試みられてきたのは、”彼ら”もまた地球と同じような科学技術を利用しているという前提があったからだ。だがそれは地球にとってご都合主義的な解釈と言えるかもしれない。 人類が文明の進化においてどの段階にあ…
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ついに可能になるのか?物理法則に反しないワープ航法理論を科学者が提唱

thumbnail image これまでさまざまな「ワープ」に関する理論が提唱されてきたが、いずれも物理法則を破るものだった。だが、このほど提唱されたワープ航法理論は、あくまで既存の物理学のルールを守りながら、それを実現する。 既存のワープ理論の難点は、既存の物理学では不可能とされる光速を超える速度や、あくまで仮説上の存在である不可解な負のエネルギーなどに基づくところだ。 だが新たなワープ理論は、そのような物理学の範囲から逸脱…
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宇宙で血しぶきはどう飛び散るのか?宇宙犯罪捜査に備えて真剣に研究する科学者

thumbnail image たとえばの話だ。宇宙で生活するあなたが、刃物を手にした何者かによってお腹を刺されたとしよう。さて、傷口から流れ落ちた血液は、どんなふうに飛び散っていくのだろうか? 悲しいことに人が大勢集まると、必ず争いが起きる。将来的に人類が宇宙で暮らすようになったなら、きっと宇宙でも犯罪が起きることだろう。 そのとき血痕のパターンが、宇宙での血しぶきが犯罪捜査の重要な手掛かりになるかもしれない。そのことをまじ…
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スコットランドの小さい島に次々と現れる精霊ノーム人形の謎

thumbnail image スコットランドのエディンバラに面したフォース湾。そこにインチコルム島という小さな島がある。最近この島の傍らにあるスワロー・クレイグという岩礁に、「ノーム」の人形が置かれるようになったという。 ノームは小人で長いひげを生やした老人のような風貌だが、大地を司る妖精(精霊)だ。これらのノームたちがどこから来たのか、いったい何の目的で置かれているのか、詳しいことは謎に包まれているという。続きを読む…
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エベレストの空が騒がしい、現在ヘリコプターやドローンが大量に飛び回っている

thumbnail image ヒマラヤ山脈にある世界最高峰の山、エベレストの上空がこれまでにないほど騒がしくなっているという。ベースキャンプやクンブ氷瀑の上空にはたくさんのヘリコプターやドローンが飛び交っていて、もはやかつての静寂はない。 これは、今年の登山シーズンの準備のため、前例のない「今年限り」という条件で標高6400mにあるキャンプ2へのヘリやドローンによる装備や物資の輸送が許可されたせいだ。 ルート整備に必要なロー…
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宇宙ゴミの掃除に挑戦する日本の企業、対象のロケット部品の近距離撮影に成功

thumbnail image 日本発の宇宙企業「アストロスケール」が運用する人工衛星が、15年前に捨てられた宇宙ゴミに接近し、その間近から撮影することに成功したそうだ。 その宇宙ゴミは、大きさ11×4m、重さ3トンもあるロケットの一部だ。これほど大きな宇宙ゴミ(スペースデブリ)の近接画像が公開されるのは、史上初のことであるという。 現在のミッションは、宇宙ゴミに安全な接近するためのセンサーとソフトウェアを試験することで、ゴミ…
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地球外文明はなぜ見つからないのか?フェルミのパラドックスは超AIの出現によるものだという説

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雲を人工的に操作する気候変動対策は予想以上に効果的であることが明らかに

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NASA探査機が月の上空で謎のサーフボード型の飛行物体と遭遇、その正体は?

thumbnail image NASAの月周回無人衛星「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」が、月の上空を高速で移動する奇妙な物体と遭遇し、その画像を地球に届けた。 画像には細長くてまるでサーフボードのような飛行物体がはっきりと映し出されている。 一部メディアではマーベルのスーパーヒーロー「シルバーサーファー」に似ているとも伝えているが、NASAによるならUFOでもエイリアンの巨大構造物でもないという。 はたしてこの…
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巨大な太陽光発電で雨雲を作り出し、砂漠に雨を降らせることができるという研究

thumbnail image 砂漠が広がるアラブ首長国連邦(UAE)は、水は不足しているが、太陽の光なら豊富にある。もしかしたら、この日光が乾燥した国に大量の雨をもたらすかもしれない。 ドイツ、ホーエンハイム大学の研究チームによれば、広い範囲に太陽光発電に使用するソーラーパネルを設置すれば、それが上空に雨雲を作り出し、大勢の人たちに貴重な水をもたらす可能性があるという。 だが、こうした地球工学は、ほかの地域に干ばつを引き起こ…
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巨大レールガンで宇宙船を打ち上げる計画が中国で進められている

thumbnail image 中国では近い将来電磁の力で弾丸のように宇宙船が打ち上げられるようになるかもしれない。現在、極超音速飛行機を宇宙に打ち上げるため巨大なレールガンの開発を計画中なのだという。 宇宙船をレールガンで打ち上げるというアイデアはとても魅力的だ。なにしろ現在のロケットきたら打ち上げ用の燃料と、その燃料を運ぶための燃料と、燃料の燃料を運ぶための燃料が必要で、あまり効率的とは言えないからだ。 打ち上げに必要なシ…
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クマムシが月に置き去りになって5年。彼らが月に住みついた可能性はあるのか?

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宇宙から地球へ、太陽光のパワービームをワイヤレス送信することで電気を安定供給する試み

thumbnail image 宇宙は太陽の光を遮るものがない。ならば宇宙にソーラーパネルを設置し、ここで発電した電気を地球に送ることはできないだろうか? しかもワイヤレスで。 カリフォルニア工科大学の研究チームは、そんなSF映画のような技術に挑んでいる。これが実用化されれば、電線など張り巡らさなくても、地球上のどこにも簡単に送電できるようになる。 昨年行われた実験では、宇宙空間でワイヤレス送電に成功したほか、きちんと検出でき…
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