再発見された生きた化石「シーラカンス」がまたしても絶滅の危機に直面。魚網にかかるケースが続出

thumbnail imagephoto by iStock 南アフリカのサメ漁師がマダガスカル沖で思いがけずシーラカンスを捕獲したという。あの「生きた化石」と呼ばれる古代魚だ。 古生代デボン紀に出現し、世界中の水域で生息していたシーラカンスだが、大量絶滅期に全て絶滅したものと考えられていた。ところが1938年、南アフリカのチャルムナ川で現生種の存在が確認され世界を騒然とさせた。 これまで、アフリカ(南アフリカ、コモロ諸島、タ…
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絶滅危惧種のカリフォルニアコンドルが民家に大挙襲来していた件(アメリカ)

thumbnail imageimage credit:Seana Lyn/Twitter 絶滅危惧種の野生生物を間近で見ることができる機会を得ることは、幸運と呼べるかもしれない。しかし、アメリカ・カリフォルニア州の住民は、そうそう喜んでばかりいられないようだ。 絶滅危惧種に指定されている巨大なカリフォルニアコンドルが、15羽以上で民家のウッドデッキに襲来。 植木鉢などの物を壊したり、至る所に糞をまき散らしたりして住居を制圧中…
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4月23日は国際マヌルネコの日。歌って愛でよう「マヌルネコのうた」

thumbnail image ふさふさな毛とふてくされた表情が魅力のマヌルネコは、ネコ科の動物としては世界最古の種と言われており、寒い地域で長いこと生き延びてきた。 だが最近では野生での個体数が減少し準絶滅危惧種に指定されている。そこで2019年より毎年4月23日は「国際マヌルネコの日」と定められ、少しでも多くの人にマヌルネコを知ってもらい保全に努めようと、世界各地で様々な取り組みが行われている。 栃木県にある那須どうぶつ王…
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我々は恐竜を蘇らせる技術がある。ジュラシック・パークは実現可能とニューラリンクの共同設立者がツイート

thumbnail imagephoto by Pixabay 電気自動車で世界の交通風景を一変させつつある「テスラ」、火星の植民地化を実現するべく設立された「スペースX」、そして脳とコンピューターがダイレクトで接続された電脳化を研究する「ニューラリンク」。 イーロン・マスク氏が稀代のビジョナリーであることは言うまでもないが、彼のお仲間も只者ではないようだ。 その証拠にニューラリンク社の共同設立者マックス・ホダック氏は先日、恐…
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大きな翼を持つ9300年前の新種のサメを発見(メキシコ)

thumbnail image credit:Oscar Sanisidro 9300万年前、まだ地上で恐竜が闊歩していた時代、現在のメキシコ北東部にあたる海の中では、大きな翼を持ったサメがまるで大空を舞うかのように泳いでいたようだ。 この翼のようなヒレをもつサメは新種のサメであることが明らかとなった。続きを読む…
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世界最古となる120万年前のマンモスのDNAを解読。進化の謎に迫る(シベリア)

thumbnail image iStock シベリアの永久凍土に埋まっていた120万年前のマンモスのDNAの解読に成功したという研究結果が『Nature』(2月17日付)に掲載された。 今回解読されたゲノムは、これまで最古とされていたカナダの永久凍土で発見された70年前の馬のDNAよりもはるかに古いもので、これまでに解読された動物のDNAの中では世界最古となる。  研究グループのロヴェ・ダレン氏は、「バイキングの遺体より数千…
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オスのオランウータンが急死した母親に代わって娘をかいがいしく子育て(アメリカ)

thumbnail imageオラウータンの父親が亡き母の後娘の子育て:Denver Zoo/Facebook アメリカ・コロラド州のデンバー動物園で、オスのオランウータンが、急死したメスのオランウータンの代わりに子育てをしている珍しい光景が捉えられ、SNSでシェアされた。 まだ2歳の赤ちゃんオランウータンの父親でもあるそのオスは、赤ちゃんの母親のよき伴侶であり、真の仲間でもあったようだ。 「野生ではオスはメスの子育てに関わら…
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新種の異常巻きアンモナイトが北海道で発見される

thumbnail image新種のアンモナイトを発見 / 三笠市立博物館提供 アンモナイトと言えば古生代から中生代白亜紀末まで、およそ3億5000万年間もの長い間海に多く生息していた頭足類の仲間だ。白亜紀末にあった5回目の大量絶滅により地球上から姿を消した。 今やアンモナイトの手がかりと言えば化石のみだ。そんな中、北海道羽幌町で新種のアンモナイトが発見されたという。  一般的なアンモナイトはカタツムリのような渦巻きが特徴だ…
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地球史上最大のサメ「メガロドン」は母親の胎内で熾烈な生存競争を繰り広げていた可能性

thumbnail image メガロドンの秘密に迫る/iStock 今から2300万年~360万年前に海を支配していた「メガロドン」は、全長15メートルの巨大な体に、3.4メートルという大口を持っていた地球史上最大のサメだ。 しかし海の王者として生まれついたとしても、世界に君臨するためにはまず兄妹との熾烈な生存競争に勝たねばならなかったようだ。 『Historical Biology』(1月11日付)に掲載された研究によれば…
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絶滅危機種のクロアシイタチに新型コロナワクチン接種(アメリカ)

thumbnail imageクロアシイタチに新型コロナワクチン接種 Ryan Moehring | US Fish and Wildlife Service 年末から開始された新型コロナのワクチン接種だが、日本は2月下旬にも開始される予定となっている。だが、一足先に予防接種を受けていた動物がいると『ars TECHNICA』で伝えられている。 その対象は北米でもっとも絶滅が危惧されている哺乳類「クロアシイタチ」だ。 米コロラ…
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海のパンダみたい。現在わずか10頭未満の絶滅危惧種「コガシラネズミイルカ」(メキシコ)

thumbnail image絶滅間近のコガシラネズミイルカ image credit: youtube スペイン語で「小さな牛」を意味するVaquita(ヴァキータ)は、日本ではコガシラネズミイルカと呼ばれており、メキシコ本土とバハ・カリフォルニア半島とを隔てるカリフォルニア湾北部にのみ生息している世界最小の海洋哺乳類だ。 目の周りが黒丸で縁取られているのが特徴で海のパンダのような、アニメキャラのようなかわいさだが、コガシラ…
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