長い!恐竜「マメンチサウルス」は15メートルの首をを持っていたことが化石から判明

thumbnail image 中生代ジュラ紀、1億6000年以上前に東アジアを闊歩していた恐竜が、これまで知られている中で、最長の首をもつ恐竜である可能性が高まってきた。 極端に長い首をもつ竜脚類、マメンチサウルス属の一種、マメンチサウルス・シノカナドルム(Mamenchisaurus sinocanadorum)の首と頭蓋骨の化石を新たに分析したところ、首の長さだけで15mもあることがわかったそうだ。 首だけで、日本のマン…
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古代エジプト王、ラムセス2世の神殿から2000個の羊の頭のミイラを発見。供物として捧げられていた

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三葉虫に第3の目があることが新たに発見される

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ブラックホールのまわりにダークマター(暗黒物質)の存在を示す間接的証拠を発見

thumbnail image ダークマター(暗黒物質)は、光を発することがないため目に見えないけれども、重力を持つ仮説上の物質だ。 宇宙の中にたくさんあるが、今だその正体は不明だ。そんな謎多きダークマターが存在するという間接的な証拠が発見されたそうだ。 香港教育大学の研究チームは、連星ブラックホールを周回する伴星の動きをシミュレーションすることで、ダークマターが大きな摩擦となってその動きに影響を与えていることを確認した。 目…
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謎の恒星間天体「オウムアウア」に新説。加速している理由は水素を放出する岩石だから

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離島でプラスチックの岩が発見される。海のプラスチックごみ汚染は新たな地質時代の象徴に

thumbnail image ブラジル領の離島、トリンダデ島で、「プラスチック岩」が発見され。この岩は、海から流れ着いたプラスチックゴミが岩石と混ざり合って形成された、いわば新種の岩だ。 それは海のプラスチック汚染がいかに広まっているかを示すどころか、何が本当の自然なのかわからなくさせるような現象であるという。 地質学者のによると、岩の自然な形成プロセスに、人工的なプラスチックがくわわったプラスチック岩の登場は、現代が「人新…
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375年の時を経て明らかとなった海底大陸「ジーランティア」の謎に迫る

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ダビデ像のありのままの姿を小学6年生に見せた校長が辞任

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最も幸せな国ランキング、フィンランドが6年連続1位に。日本は少し順位が上がって47位に

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小惑星リュウグウの粒子から生命に必要な構成要素を発見。地球誕生の謎の解明へ

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スマホ圏外の場所で車で立ち往生した男性、ドローンを利用しピンチを切り抜ける

thumbnail image 森や山など自然に囲まれた地域では、スマホの受信状況が不安定になりがちだ。アメリカ・オレゴン州で、人里離れた道路を走っていた男性が雪に見舞われ、立ち往生するという事態が発生した。 スマホが圏外になり、緊急通報することができないと知った男性は、持っていたドローンを使うことにした。スマホを取り付けたドローンを、電波が受信できる場所まで飛ばしたのだ。 巧妙なアイデアによって救助を求めることができた男性は…
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アイダホ州で銃殺刑を復活させる法案が可決される(アメリカ)

thumbnail image アメリカのアイダホ州で、死刑囚の死刑執行の予備手段として、銃殺隊を復活させる法案が可決された。 銃殺刑は、同州が薬物刑に使用するための必要な薬を入手できない場合にのみ、執り行われることになるという。 現在、薬物刑に用いられる薬が不足しているために、死刑囚の処刑が何度も延期されていることから、今回の法案が可決されたようだ。続きを読む…
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超人類に俺はなる!100日間水中生活に挑む研究者

thumbnail image 元海軍ダイバーという経歴をもつアメリカ人研究者が、現在、水中滞在の世界記録に挑戦している。 ジョセフ・ディトゥリ准教授は、南フロリダ大学のバイオ医療工学の研究者だ。彼はこれから水深9メートルの施設に100日間滞在し、現世界記録である73日間の更新を狙っている。 だが、この「プロジェクト・ネプチューン100」の本当の目的はギネス記録を破ることではない。水中の高圧環境が人体に与える影響を自らの体で確…
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銃ありきなら防御するしかない。子供たちを銃撃から守るため折り畳み式防弾ポッド

thumbnail imageimage credit: youtube 銃社会アメリカでは、銃を持つのが権利だという。ならば、銃ありきとしてその防御策を講じるしかない。 いつどこで、どんな状況で発生するかわからない銃の乱射事件。それが学校で起きた場合には、教師たちが率先して子供たちの命を守らなければならない。 アラバマ州北部の小学校では、子供たちを銃撃から守るための、可動する折り畳み式の防弾ポッドが導入された。 州の教育関係…
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地球の生命誕生の元となった物質が特定される。地球外生命体を探す手がかりに

thumbnail image 私たち地球上の生命はどのように誕生したのか? 『Science Advances』(2023年3月10日付)に掲載された研究では、そのはじめの一歩となる最初の代謝を生み出した分子を特定したという。 それはタンパク質を構成する「ペプチド」と2つのニッケル原子が結合した「ニッケルバック」で、原始の海で起きたその化学反応が生命の炎を灯すことになったそうだ。 またこの発見は、宇宙のどこかにいるかもしれな…
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