冷凍した人間の脳組織を解凍した後も正常に機能する技術開発に成功

thumbnail image 脳組織は従来、凍結と解凍の過程で機能を失いがちだったが、新たな技術がその課題を克服した。なんと人間の脳組織を冷凍保存する画期的な技術が開発されたそうだ。 その技術は新たな化学混合物を使用するもので、その混合物の中で冷凍した脳組織は、解凍時もほぼ損傷なく元戻りにでき、さらに再び機能・成長させることもできるという。 このたび明かされた脳の冷凍保存技術は、医学的な脳研究の躍進に貢献するだけでなく、いず…
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宇宙黎明期の2つの巨大ブラックホールの合体を発見したジェイムズ・ウェッブ望遠鏡

thumbnail image ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、観測可能な宇宙でもっとも遠くにある巨大なブラックホールを2つ発見した。しかもそれらは合体しているという。 怪物のようなブラックホールのペアは、地球から130億光年以上先の彼方で発見された。そこはビッグバンからわずか7億4000万年後しか経過していない初期の宇宙だが、それぞれが太陽5000万個分の質量を持つ。 このペアは、これまで発見されたブラックホールの中で最大…
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「カールじいさんの空飛ぶ家」を再現した家に宿泊できる!映画の世界観に浸れるAirbnbの新サービス

thumbnail image 大好きな映画や物語の世界に飛び込んでみたい。その舞台を体験してみたい。そう夢見たことのある人もきっと多いんじゃないだろうか。 テーマパークなどで疑似的にそんな世界を体験できる空間はあるけれど、実際にそこで暮らしてみる、というのはまさに夢物語でしかない。だが、1泊だけなら? アメリカの宿泊サービスAirbnbでは、そんな夢空間に宿泊できるサービス「アイコン」を開始した。ピクサー映画の「カールじいさ…
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薄い絹のカーテンを振動させて防音。画期的なノイズキャンセリング技術を開発

thumbnail image マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、薄い絹のカーテンを振動させて音を打ち消す、画期的なノイズキャンセリング技術を開発したそうだ。 楽器やホームシアターは楽しいが、そのせいで出る大きな音は、本人にとっても、隣人にとっても悩みのタネだ。 驚くべきことに、この技術は音を反射させ、発生源に返すことも可能であるという。続きを読む…
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アッシリア王国の2,700年前の謎のシンボルは、王の名と星座を示していたとする説が登場

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地球外文明の証拠となる宇宙人の人工構造物「ダイソン球」の有力候補は少なくとも7つある

thumbnail image 最近発表された2つの研究によって、無数の星々の中から「ダイソン球」の可能性がある有力な候補が特定されたそうだ。 ダイソン球は恒星のエネルギーを利用するための巨大建造物で、地球外の高度文明が存在することを示す「テクノシグネチャー(文明の存在を示す痕跡)」の1つとされている。 新たな研究では、500万個の天体からダイソン球の特徴をもつものを探し、ただの誤認である可能性のあるものを除外。自然現象である…
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背中にライフルを搭載した犬型ロボットが米海兵隊の特殊部隊で訓練中

thumbnail image アメリカ海兵隊特殊作戦コマンド(MARSOC)に、新たな入隊希望者がやってきた。それは背中にライフルを搭載した犬型ロボットだ。軍は現在この武装ロボット犬の性能を評価するべく、試験的な運用を行なっている。 MARSOCによれば、こうした「四足無人地上車両(Q-UGV)」をテストする試みは、偵察や監視など、さまざまな任務のうちの1つに過ぎないという。だが米軍が、犬型ロボットの兵器利用の可能性を考えて…
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ウォリーを探せ!セラピーアニマルのワニが行方不明になり飼い主が必死に捜索

thumbnail image「エモーショナル・サポート・アニマル(ESA)」という言葉を聞いたことがあるだろうか。介助犬や盲導犬といった物理的なサポートをしてくれるサービスアニマルに対し、メンタル面での助けとなってくれるセラピーアニマルのことだ。 犬や猫、ミニブタなどの哺乳類が多いのだが、中には鳥類や爬虫類のESAもいる。以前紹介したワニのウォリーも、人々が心の健康を取り戻す手助けをしているESAだった。 だが4月21日、ウ…
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古代エジプト王族が使用していた3500年前の要塞化された離宮がシナイ砂漠で発見される

thumbnail image シナイ半島北部のテル・ハブワ考古学遺跡で、3500年前の古代エジプト王族が使用していたとされる要塞化された離宮跡が見つかった。 泥レンガで造られたこの建造物は、エジプトの東の門近くの宮殿のひとつとされていて、新王国第18王朝のトトメス3世(紀元前1479~1425年)の治世に古代エジプト軍、さらには王族が逗留する施設だったと考えられている。続きを読む…
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あの「キューピー」の生みの親、女性漫画家ローズ・オニールの作品を展示した博物館がある

thumbnail image キューピーと言えばマヨネーズ!と即答してしまいがちなのが日本人だが、あの頭のてっぺんがちょっととんがった、可愛らしい赤ちゃんの姿をしたキャラクター「キューピー」の由来を正確に知っている人は意外と少ない。 キューピーの生みの親は、19~20世紀にかけて活躍した、アメリカのローズ・オニールという女性の漫画家だ。 現在、彼女が幼少期を過ごしたネブラスカ州の住宅が復元され、博物館として一般公開されている…
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74歳の女性が銃を突きつけ銀行強盗。すぐに逮捕されるもオンライン詐欺被害者だった

thumbnail image アメリカで、74歳のアン・メイヤーズという女性が金融機関の窓口で職員に銃を突きつけ、お金を奪い取ろうとする事件が起こった。 彼女はすぐに逮捕されたが、捜査を進めるうちに、彼女はネット詐欺の被害者だったことが発覚した。どんな事情があるにせよ、彼女が銃を持ち銀行を襲ったのは事実だ。 女性は保釈金を払える状況にはなく、最初の裁判を迎えるまで拘置所に収容されている。続きを読む…
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うれしいニュース!ベルギーで500年ぶりに野生のオジロワシのヒナが誕生

thumbnail image「オジロワシ」は、ヨーロッパからアジアにかけて、広く分布している猛禽類だ。日本にも越冬のためにやって来るので、冬の間、北海道や東北北部で見かけることがある。 2023年の秋、ベルギーの西フランドル地方にあるデ・ブランカールト自然保護区で、オジロワシのがつがいが柳の木に巣を作り始めた。 そして先月18日、無事に1羽目のヒナが孵化したことが確認された。なんとベルギーでは500年ぶりのオジロワシの誕生に…
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ウイルスを飼いならし生物兵器として利用する寄生バチ。すべては我が子のため

thumbnail image ハチの中でも特殊な存在なのが寄生バチだ。このハチにより宿主に選ばれた動物は、卵を産み付けられると、幼虫が成長するまで養分にされ続け、用済みになると死ぬ運命をたどる。 中にはウイルスを飼いならし、生物兵器として利用する寄生バチもいる。コマユバチ科のMicroplitis demolitor(ミクロプリティス・デモリトル)の卵巣に穴を開けると、玉虫色の青い歯磨き粉のようにキラキラと輝くものが噴き出す…
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ベネズエラが近代になって初めて全ての氷河を失った国となる

thumbnail image image credit:German Robayo / WIKI commons 南米北部の国、ベネズエラは気候変動の影響によって、ここ100年間で少なくとも5つの氷河を失っていた。そして最後に残ったのは、ラ・コロナとしても知られる「フンボルト氷河」だ。 しかし、気候学者マキシミリアーノ・エレーラ氏によると、ベネズエラのフンボルト氷河の面積は0.02km2にまで縮小し、氷原に格下げされたという…
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死の間際、認知症患者の記憶が突然はっきりと戻ることがある「終末期明晰」の謎

thumbnail image 認知症は「長いお別れ」と表現されることがある。本人はまだ生きているが、これまでの記憶や思考がどんどん削ぎ落されてしまうからだ。 だが死の直前、何もわからなくなっていた認知症の人の記憶や意識が、突然はっきりすることがある。これを「終末期明晰(terminal lucidity)」という。 この不可思議な現象がなぜ起きるのか、今のところ確かなことは不明だが、いずれにせよ、それはずっと失われていた大切…
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