謎に包まれていた2000年前のクシャーナ朝の未知の言語がついに解読される

thumbnail image 1960年代、中央アジアで謎めいた未知の言語が刻まれた岩が発見された。今回、ドイツ、ケルン大学の研究チームが、この謎の言語の解読に成功し、これらの文字がシルクロードの交易商の間で使われていたことを明らかにした。 クシャーナ朝(クシャーン帝国)は、紀元1世紀から紀元3世紀にかけて、中央アジアからインド北部で栄えたイラン系の大帝国である。 クシャーナ教は、仏教、ゾロアスター教、ヒンドゥー教の影響を受…
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一枚うわてだった。トゲトゲの鳥よけ用スパイクを逆に巣作りに利用するカササギとカラス

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火星で生命の構成要素となる有機分子の興味深いシグナルを検出

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交通事故で首の内部が切断された少年の頭部をつなぐ難しい手術に成功

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ゴリラにスマホの画面を見せるのを控えるよう、動物園が来園者に警告

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サポテカ文明の伝説の冥界への入口を発見か?地下迷宮の痕跡を発見(メキシコ)

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宇宙はこれまでの推定より2倍古い可能性。宇宙年齢を再定義、137億年ではなく267億年

thumbnail image これまで、宇宙の膨張スピードから導き出された宇宙年齢は137億年と推定されていた。 だが「光は長旅で疲れる」という古い仮説をあわせて考えると、じつはそれよりも2倍近く古く、267億年であるとする新たな研究結果が報告された。 宇宙では、宇宙そのものより古いとされる星や、年齢のわりに年老いて見える銀河などが見つかっているが、今回の研究はこの矛盾を解く鍵になるかもしれないそうだ。続きを読む…
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三葉虫の目は方解石というクリスタルでできていた。いまだ謎めいた存在の古生物

thumbnail image 古生物の化石のシンボルとなっている三葉虫は、横で3部に分かれた硬い外骨格を背面にもつ古生代を代表する海生動物だ。 これまで5回あった地球の大量絶滅のうちの、初めの2回(オルドビス紀とデボン紀)を生き延びたほどタフな節足動物であり、数々の不思議な特徴がある。 その1つが目だ。その目は現代の昆虫のような複眼でありながら、素材は「方解石」というクリスタルだったようなのだ。 それどころか、複眼の下に複眼…
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ヒナのときに瀕死の状態で救助されたワタリガラス、助けてくれた獣医師と特別な絆を育む

thumbnail image 動物が大好きで獣医となった女性は、オーストラリアの動物病院に勤務しているが、自宅にも犬や猫、鳩など多くの動物を飼っている。 なかでも、ワタリガラスのウォルターとは特別な絆を築いているという。ウォルターは、ヒナのときに巣から落ちて瀕死の状態だったところを、助けられ保護された。 成長したウォルターはすっかり元気になって、他の動物たちと遊んだり、茶目っ気たっぷりな個性を発揮しているようだ。続きを読む…
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人類がいまだ完歩したことがない、地球上で歩行可能な最長距離と場所は?

thumbnail image 今や、どんなに遠い場所へも旅することが可能になったが、広大な地球上には人類がまだ探検していない未開の領域が数多く存在する。 飛行機や電車などの交通手段を使わずに、地球上でもっとも長く歩くことができる場所と距離を知っているだろうか? それは、南アフリカのケープタウンからロシア東海岸のマガダンまでの22,387kmだ。だが、まだだれも完歩したことがないという。 歩くのが得意で時間もたっぷりあって、危…
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元CIA諜報員が明かしたスパイが常に持ち歩く4つのアイテムとは?

thumbnail image 米中央情報局(CIA)の元諜報員、アンドリュー・ブスタマンテ氏は、CIAを退職した後、メディアやSNSで素性を明かし、スパイ活動に関する情報提供を行っている。 元米海軍特殊部隊、CIA請負業者の創設者ショーン・ライアンが司会を務めるポッドキャストのトーク番組『Shawn Ryan Show(ショーン・ライアン・ショー)』に出演したブスタマンテ氏は、CIAのスパイが常に持ち歩くように指示されていた…
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呼吸が持つ驚きの力。心と体に効く4つの呼吸法【ライフハック】

thumbnail image 普段は無意識に、当たり前のように行っている呼吸だが、そこにはすごいパワーが秘められている。 呼吸は単なる肺のガス交換ではなく、神経系や循環器系とつながっており、お互いに影響し合っているという。 息を吸い、吐き出す。この単純な動作を意識的にコントロールすることで、神経や循環器を刺激し、心や体を健やかにしたり、集中力を高めたりすることができる。 以下では、コロラド大学ボルダー校の生理学者ダニエル・ク…
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深海の底に謎の八角形の模様を発見!ミステリーサークルを作りだした犯人の正体が判明

thumbnail image 北極海とグリーンランド海をむすぶ「フラム海峡」の深海底で、奇妙な八角形のマークが発見された。 ドイツ、ライプニッツ海洋科学研究所の研究チームによる深海調査によると、4200mの深海の底で106個もの人工的な幾何学模様が見つかっている。 深海のミステリーサークルはいったい誰が、何のために作り上げたのだろう? 『Proceedings of the Royal Society B』(2023年6月2…
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アカゲザルの両性愛的特性は一般的。種の存続に有利に働くとする研究結果

thumbnail image これまでも、動物の世界では、同性愛的行動が一般的に行われているとする研究結果をお伝えしていたが、最新の研究はアカゲザルを調査したものだ。 英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームが200頭以上のアカゲザルを3年間観察したところ、ほとんどのオスが両性愛的特性(バイセクシャル)を持っていることが判明したそうだ。しかもその一部は遺伝的なものだという。 子供を残すことができない同性愛は、進化論的に…
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Googleの量子コンピューターが世界最速のスパコンを大きく超える。47年かかる計算を数秒で処理

thumbnail image Googleが開発を進める量子プロセッサ「Sycamore(シカモア)」の最新バージョンは、世界最高のスーパーコンピューターより”47年”速いそうだ。 つまりは1秒間に100京回の演算を行える超高速なスパコンが47年かかる計算を、ほんの数秒で完了できるのだ。 これまで量子コンピューターは、量子ゆえに存在する「量子雑音」の対処に苦しんできた。 しかし最新の量子コンピューターでは量子雑音に対処する方…
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