隕石から作られた青銅器時代の矢尻が発見される

thumbnail image スイスで発掘された青銅器時代の矢尻が、驚くべき素材で作られていたことが明らかとなった。 スイスの考古学遺物を調べていた研究者たちが、スイス北西部にあるビール湖で、19世紀に発掘された矢尻の成分を分析したところ、隕鉄、つまり地球外金属から鍛造されたことがわかったのだ。 この矢尻の大きさは、長さ39.3ミリ、重さ2.9グラムで、紀元前900年から紀元前800年の間に存在したメーリゲンにある青銅器時代…
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またしても目覚めさせてしまったようだ。永久凍土で眠っていた4万6000年前の線虫が覚醒

thumbnail image シベリアの永久凍土で4万年以上、深い眠りについていた「線虫」が目覚め、現代に復活したそうだ。 シベリアを流れるコリマ川の北部で発見された線虫は、クマムシなどにみられる、極限下で活動を停止する無代謝状態「乾眠(クリプトビオシス)」になることで、人類が文明を興すずっと以前から眠り続けてきた。 放射性炭素分析で調べたところ、この線虫が眠りについたのは、なんとネアンデルタール人やダイアウルフがまだ生きて…
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トリマーから別の犬を渡され4か月間気が付かずにいた飼い主

thumbnail image写真はイメージです 大切な愛犬をトリミングに連れて行く飼い主は多いだろう。すっかり身綺麗になってさっぱりした犬を見て、「なんだか雰囲気が変わったな」と思うこともあるかもしれない。 だが、それが別の犬だったら?トリマーに間違って他人の犬を引き渡されていたとしたら? 実際にそんなことが起こってしまったにもかかわらず、4か月間気付かなかったという飼い主がRedditに投稿し、ユーザーらを驚かせた。続きを…
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8月は満月が2回!1回目が8月2日にやってくる!可能性の扉を開こう

thumbnail image は~い!一旦満月入ります。毎度おなじみカラパイア満月速報の時期となった。2023年8月は満月が2回ある。その1回目が8月2日にやってくる。 梅雨も明けたのでお天気も期待できそうだ。真夏の満月が2回とか、お得感たっぷりなので、どちらも見逃さないようにチェックしよう。 土星が月に接近中なので、神秘的な気分に浸りながら、新たな可能性の扉を開いて行こうじゃないか。続きを読む…
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フリスビー救助犬、公園で誰かがなくした155枚を探し集める

thumbnail imageimage credit:Grand Vue Park/Facebook アメリカ・ウェストバージニア州に住む4歳のラブラドールレトリバー“デイジー”(4歳 メス)は公園の茂みの奥などに落ち、回収されることなく、忘れ去られていったフライングディスク(フリスビー)を見つけるのが得意だ。 デイジーは生後6か月頃からフリスビー集めを始め、現在その数は155枚以上になった。フリスビー救助犬ともいえるだろう…
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ローマ帝国時代、死者と交信する「死の魔術」の証拠となる遺物などをエルサレム近郊で発見

thumbnail image 古代人の頭蓋骨、石油ランプ、武器の一部が、エルサレムから西に30kmのほどのところにあるテオミム洞窟にひっそりと隠されていた。 ここがいわゆる「冥界の入り口」であり、ローマ帝国時代に死者と交信する降霊術、または「死の魔術」ために使われていた場所である証拠だという。 遺物の様式から、西暦2~4世紀にここで「異教徒によるな不気味な儀式が行われていた」と、バル=イラン大学の研究チームが『Cambrid…
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早ければ2025年、大西洋の海洋循環が崩壊。地球の気候に大波乱を引き起こす恐れ

thumbnail image  地球の北半球の気候を調整する重要な海の循環が停止し、気候の混乱を引き起こす可能性が高まっていると科学者が警笛を鳴らしている。 問題の海洋循環は、大西洋を南北に流れる「大西洋南北熱塩循環(AMOC/Atlantic Meridional Overturning Circulation)」だ。この循環は暖かい海水を南から北に運び、冷たい海水を北から南に運ぶことで、地球の気候に大きな影響を与えている…
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ナルシストの解釈に誤解が生じている。専門家がその理由を解説

thumbnail image 「ナルシスト」と聞いてどんなイメージが浮かぶだろうか?誰か身近にいる特定の人の顔が思い浮かんだだろうか? 一般的にうぬぼれや自己愛が強い人を日本では「ナルシスト」と呼ぶが、英語では「ナルシシスト(narcissist)」が正解だ。 わかりやすいよう本編では「ナルシスト」として説明するが、ナルシストに関しての関心は高く、Google 検索は過去10年間で着実に増加しているという。 だが、ナルシスト…
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天国にいる猫を思い手紙を書きポストに入れた少女に返事が届く!感動の結末に思わず涙

thumbnail image 愛するペットの死は、家族全員にとってとても辛いことだ。特に小さな子供にとって、死を理解するのは難しい。 「命あるものは必ず終わりが来る」ということを、ペットが最初に教えてくれるケースもあるだろう。だが、やはり別れは辛いものだ。 イギリスに住む5歳の少女は、大好きな飼い猫を失ったとき、心にぽっかりと穴が開いてしまった。親友だった猫に会いたいけど、もう会えない。ママは天国で元気に暮らしているというけ…
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北米の海鳥の大量死、大規模鳥類調査データによってその原因が明らかに

thumbnail image 世界各地で鳥の大量死が発生している。アメリカではここ数十年で、小さな野鳥、渡り鳥、そして海鳥の大量死が相次いだ。 北米での海鳥の死因を解明すべく、1993年から2021年の間に、カリフォルニア州中央部からアラスカ州にかけて行われた市民科学プロジェクトによる沿岸部の鳥類調査データをもとに、ワシントン大学の研究者らが分析を行ったところ、北米の沿岸沖の海洋熱波が原因であることが明らかとなった。 この研…
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古代都市「マチュ・ピチュ」の使用人は遠方から連れてこられた異民族であることが遺伝子分析で判明

thumbnail image 現在のペルーにあたる、アンデス山脈の尾根、標高2,430mに築かれた古代都市「マチュ・ピチュ」は、山すそから見ると遺跡の存在が確認できないことから、しばしば「空中都市」とも称されている。 15世紀にインカ帝国によって築かれたマチュ・ピチュは大勢の使用人(召使い)たちによって管理されていた。 そうした召使いたちのDNAを分析した最新の研究によると、彼らはインカの人間ではないことが判明したそうだ。 …
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太陽光だけを利用し周囲の空気から飲料水を採水。持ち運び便利な小型装置が開発される

thumbnail image 大規模な洪水や大雨が起きている一方、地球上では深刻な飲料水の不足も発生している。世界の3分の1の人たちは、雨が降らなかったり、水が汚染されていることで、安心して飲める水が確保できていないという。 そこで、カリフォルニア大学バークレー校の研究チームは「金属有機構造体(MOF)」という特殊な次世代素材を内蔵した、飲料水採取装置「ハーベスター」を開発した。 この装置は、太陽光のみをエネルギー源にして、…
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火星の衛星「フォボス」に破滅の運命。死の螺旋で落下する未来

thumbnail image 地球には月が寄り添っているように、火星にも「フォボス」と「ダイモス」という2つの衛星がある。そのうちの大きな方、より内側の軌道を回っている「フォボス」は、死の螺旋に乗っており、すでに破滅が運命付けられているという。 それは5000万年後の未来となるが、この衛星は火星に衝突するか、粉々に砕けて火星のリングになると考えられている。続きを読む…
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「助けて!」車の窓から見せた手書きのメッセージが少女を誘拐犯から救う

thumbnail image アメリカ・テキサス州で誘拐された13歳の少女が、遠く離れた南カリフォルニアで発見され、救出された。 少女が、駐車場に止められた車の窓から、「助けて!(Help Me!)」と赤字で書いた紙を見せているのを複数の通行人が目撃したことから、警察に通報され、無事に助け出されたのだ。 誘拐犯の男は、過去にも複数の有罪判決を受けた前科者だったという。続きを読む…
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宇宙で30年以上、22分ごとに点滅を続ける奇妙な天体が発見される

thumbnail image 地球からおよそ1万5000光年の彼方で、22分間隔でゆっくりと宇宙空間に光(可視光線、電波、X線やガンマ線などのエネルギー)を放つ奇妙な天体が発見された。 新たに観測された天体「GPM J1839-10」は、”宇宙最強の磁石”と呼ばれるほど強力な磁場をもつ中性子星の一種「マグネター」とみられているが、もしそうだとしたら、圧倒的にエネルギーをバーストさせる周期(パルス周期)が長いのだ。 一般にマグ…
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