非常に珍しい3000年前のハチのミイラを発見、巣房の中で眠り続けていた

thumbnail image ポルトガル南西部のオデミラの海岸で、世にも珍しいミイラが発見された。なんとそれは、巣房(すぼう)の中に閉じ込められたままミイラ化した無数のハチたちだ。  彼らが生きていたのは3000年前の大昔。つまりは下エジプトではファラオ・シアムン(Siamun)が君臨し、日本はまだ縄文時代だった頃のことだ。 ポルトガルでは青銅器時代が終わりを迎えようとしていたが、その当時なぜか数百匹のミツバチが巣房の中で死…
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海がマイクロプラスチックを大気中に放出していることを科学者が発見

thumbnail image 陸地から発生したマイクロプラスチックは海に流れ着く。だが海も、流れ着いたマイクロプラスチックを大気中に放出し、世界で最も孤立した場所にも運んでいることが新たな研究で明らかとなった。『Nature Communications』(2023年6月22日付)に掲載された研究では、ノルウェー沿岸部の北極圏に広がる海の空気を集めて分析が行われた。その結果、様々なプラスチックの粒子が検出されたという。 そう…
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仕事では優秀な警察犬、非番の時にはハンドラーの幼い娘を愛し、妹のようにお世話する

thumbnail image 聡明で忍耐強く、飼い主に忠実なジャーマン・シェパード・ドッグは、警察犬としても頼もしく、優秀な能力を発揮することで有名だが、世話好きでやさしい性格でも知られている。 アメリカ・コネチカット州の警察に務める巡査のパートナーとして働くK9のソニーは、仕事時とそうでない時のオンとオフをきっちり分けることに非常に長けているという。 オン(仕事時)には常に厳戒態勢だが、オフ(非番)時には家族モードに切り替…
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8月31日は今年最大のスーパームーンで今月2度目のブルームーン!

thumbnail image 夜空の向こうには~満月が~待っている~♪ 毎度おなじみカラパイア満月速報です。あれ?8月ってすでに満月来なかったっけ?と思ったお友達、正解です。 8月は1か月に2度満月があるのです。2度目の満月は「ブルームーン」と呼びます。そしてさらに!今年見える満月のうちで最も大きな「スーパームーン」にもなっちゃうんだから、お見逃しなくってことなのです。 てことで2023年8月31日(木)の満月は、絶対見とく…
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史上最も磁力の強い星は、強烈な磁場を持つ天体「マグネター」の前身かもしれない

thumbnail image 100年以上も天文学者を困惑させてきた星は、極端に強い磁場を持ち、大量の高エネルギー電磁波を放出する天体「マグネター」の卵かもしれない。 その星は地球から3000光年離れた「HD 45166連星」を構成している青色巨星「ウォルフ・ライエ星」だ。このタイプの星のご多分にもれず、ヘリウムが豊富で、パートナーもいる。 だが想像以上に質量を失っており、恒星風のパターンも異常という、どこか異様な雰囲気を漂…
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ダーウィンのジレンマ。進化論の父が悩んだ難問を解いた10代の少年少女の物語

thumbnail image 科学にとって一番大切なのは、好奇心と既成概念にとらわれない発想、そしてほんの少しの幸運なのかもしれない。 進化論の父、チャールズ・ダーウィンは、「なぜ生物の多様性が急激に増えた時期(カンブリア爆発)の化石記録に、その前の進化の段階を示す化石がほとんど見られないのか?」という疑問を持っていた。 つまり、急に多くの生物が出現した時期があるのに、それより前の段階の生物の証拠が少ないことが不思議だったの…
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真空中でも音を伝えることができる。短い距離ながら音波を送信することに成功

thumbnail image フィンランドの科学者たちが、真空中に音を伝えるという掟破りに成功したそうだ。 音とは空気などが震えることで伝わるものだ。だからまったく何も存在しない真空の中を音が伝わるはずがない、というのがこれまでの解釈だ。 映画「エイリアン」1作目のキャッチフレーズは「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」だが、これは宇宙は真空で音が振動するための媒体がないから、どんなに叫んでも無駄だという意味だ。 とこ…
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海王星の雲がほぼ消滅。遠く離れた太陽の活動周期の影響

thumbnail image 太陽系の一番外側にある惑星「海王星」でとても奇妙なことが起きている。その青い大気を彩っていたはずの淡い雲の筋がすっかり消えてしまったのだ。 これまでの観察によるならば、こうした雲の消滅は初めてのことではないようだ。そして、この現象の背後には、意外な星が存在するのだという。 その星とは海王星から遠く離れた「太陽」のことだ。 太陽の活動には11年の周期があることが知られている。驚いたことに太陽から4…
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銃社会アメリカで、身を守るために女性が銃を使用する事例が増加

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いかせたくなかったのか?愛犬がパスポートを噛みちぎり、飼い主男性が海外挙式にいけなくなるピンチ

thumbnail image アメリカには「犬が宿題を食べてしまった」という言い訳がジョークとしてよく使われることがある。 だが、マサチューセッツ州に住む男性は、飼い犬のゴールデン・レトリバーにパスポートを食べられ(噛みちぎられ)、冗談では済まされない事態になってしまった。 パスポートの再発行が間に合わなければ、1週間後にひかえたイタリアでの結婚式に出られなくなってしまう。犬は自分が置いて行かれるのを察しての行動だったりする…
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墓石の上での性行為が相次ぎ、イギリス警察が防護柵をつけるよう要請

thumbnail image イギリスの墓地では、日本のように墓石が地面に垂直方向に立っているものもあれば、地面の上に墓碑が横たえられてあるものもある。そのなかには、高さのある墓石があり、一見長方形の石のテーブルのようだ。 土葬文化がまだ残っているイギリスでは、その墓碑の下に死者が眠っていることも少なくないのだが、最近サフォーク州イプスウィッチでは、高さのある墓石の上で頻繁に性行為がおこなわれているという。 そのため、地元警…
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超大陸が分裂するとき、地球の地下からダイヤモンドが泉のように噴出していたことが判明

thumbnail image 「超大陸」とは過去の地球の歴史の中で、複数の大陸が一つにくっついて形成された巨大な大陸のことだ。この超大陸は形成と分裂を繰り返し、今のような大陸の形になった。 『Nature』(2023年7月26日付)に掲載された研究によると、超大陸が分裂する際に、ダイヤモンドを地球の表面に噴出させていたことが明らかになったという。 ダイヤモンドは地下150kmもの地球の奥深くで作られる。それは「キンバーライト…
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わずか1年でAIは150年分の写真を超える画像を生成していたことが判明

thumbnail image 『Everypixel Journal』が行った最近の調査によると、画像生成系AIが一般公開されてからわずか1年間で150億枚もの画像を生成していたことが明らかになったという。 あまりピンとこないかもしれないが、その凄さを写真の歴史に照らしてみればわかる。 1826年にフランスの発明家、ニセフォール・ニエプスが世界初の写真を撮影してから1975年までの150年間で、撮影された写真の数は150億枚…
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未解決事件や犯罪捜査系のコンテンツを見ると、実際に問題解決能がアップすると心理学者

thumbnail image 実際に起きた事件を紹介するドキュメンンタリー番組、あるいは冷酷非情な犯罪者を描いたドラマ・小説など、いわゆる犯罪事件を取り扱ったコンテンツは、昔から世界中で人気がある。 心理学者で犯罪専門家であるエマ・ケニー氏によると、こうした事件系のコンテンツは、ただ好奇心を満たしてくれるだけでなく、分析的な思考を養い、脳を活性化させることができるという。続きを読む…
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史上初、宇宙初期のブラックホールの「種」が存在した証拠を発見

thumbnail image ビッグバン直後、ブラックホールがどのようにして、急速に大きく成長したのかという謎が間もなく解けるかもしれない。 史上初めて、宇宙の初期に重いブラックホールの「種」が存在したことを示す証拠が発見されたという。重いブラックホールとは、太陽の約4000万倍の質量を持つブラックホールのことだ。 まだ10億年も経過していない初期の宇宙では、太陽の10億倍もの質量を持つ「超大質量ブラックホール」が発見されて…
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