死後の世界の香り。古代エジプトのミイラの香り成分が明らかに

thumbnail image 紀元前1450年頃の古代エジプトの貴婦人のミイラを保存した香油のレシピが突き止められ、正確に再現された。その名も「永遠の香り」として現代によみがえったのだ。 化学分析技術の進歩により、死者の臓器を納めたカノープス壺の中に封印された香油の残滓(ざんし)から、個々の物質を検出できるようになった。 古代エジプトのミイラ化の習慣は、大切な故人を保存するための究極の芸術形式で、4000年近くも続いた。現代…
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海王星の向こう、太陽系外縁部に隠れた惑星が存在する可能性が示唆される

thumbnail image 太陽系で一番遠い惑星「海王星」のさらに向こうには、「エッジワース・カイパーベルト」という氷や岩石が円盤状に集まった領域がある。 近畿大学と国立天文台の天文学者チームが行ったシミュレーションによると、この領域には未知の惑星があるかもしれないそうだ。 「カイパーベルト惑星」と呼ばれるその惑星は、地球の1.5~3倍の大きさで、海王星の6~16倍も遠くにあると推測される。 このカイパーベルト惑星が本当に…
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いじめた側が罰せられるべき。フランスで加害者を転校させることができる措置を実施

thumbnail image 学校でのいじめは世界中でおきている。多くの場合、いじめを受けた側が不登校となり、命まで奪われることもある。 フランスでは、近年発生した「いじめによる生徒の死」を重く受けとめ、今年9月以降、被害者の保護を強化するため、教育法が改正された。 いじめの加害者は、親または法的保護者の同意なくとも、現在の学校から転校させることが可能となったのだ。続きを読む…
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カナダにアフリカ産のサーバルキャットが突如出没、猫を見つけ仲間になりたそうに近づいていく

thumbnail image カナダのノバスコシア州で、アフリカが原産のサーバルキャットがうろついているのが目撃された。 サーバルキャットは、自分よりちいさな飼い猫を発見し、興味を持ち近づいていったが、飼い猫は自分の何倍もある大きなサーバルに威嚇の声をあげ、警戒態勢に入ってたようだ。 発見した女性は、州の野生動物当局に通報。その後、サーバルは安全に保護された。このサーバルがどこから来たのかは、当局が現在調査中だ。続きを読む…
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もしも無実の罪に問われたら?怒りは最悪の対応、さらに疑われ有罪の印象を与えてしまう

thumbnail image 隣人から、あなたは泥棒だと非難されたとしよう。もちろん、あなたは泥棒などしていない。でも、隣人は信じようとせず、あなたを非難し続ける。そうこうするうちに、他の隣人もやってきて、この対立の展開を見守り始める。 まったくの無実の罪で非難されたら、あなたはどう反応するだろうか? おそらく腹をたてるだろう。 だが、たとえその怒りがもっともなものであっても、あまりに怒りを露わにするのは良くない。それにより…
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X(Twitter)に政府の方針を批判する投稿をした男性に対し、サウジアラビア政府が死刑判決

thumbnail image これだけ文明の進んだ時代でも、SNSに自分の思ったことを投稿しただけで死刑になってしまう国もある。 退職したサウジアラビア人教師が、X(旧Twitter)に、政府の人権記録を批判する一連の投稿を行ったところ、サウジアラビア政府から死刑判決が下された。続きを読む…
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インドの役所職員が室内でヘルメット着用義務、その理由とは?

thumbnail image オフィスワークは「危険と背中合わせ」の仕事と無縁に思えるが、インドの役所職員にとってはオフィスワークも命がけのようだ。 彼らが仕事をする役所が老朽化し、天井からコンクリートの塊が落下し、あやうく職員が怪我をしそうになったのだ。 このままでは危険だと判断され、役所は移転の意向を示しているが、それまでの間、職員全員が勤務中のバイク用ヘルメット着用を余儀なくされたようだ。続きを読む…
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太陽系誕生の秘密を握っている46億年前の隕石。超新星爆発の証拠が刻まれていた

thumbnail image  2020年5月、アルジェリア南部で独特な緑色の結晶を含む多数の隕石が見つかり、「Erg Chech 002(EC 002)」と名付けられた。 Erg Chech 002は、およそ46億年前に形成された、太陽系でもっとも古いとされる隕石で、まるでタイムカプセルのように、太陽系が誕生した頃のガスと塵の雲の様子を今に伝えてくれるという。 このほどオーストラリア国立大学をはじめとする研究チームは、この…
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都会のスズメのオスの方が田舎のスズメのオスよりも子育てに熱心であることが判明

thumbnail image アメリカで行われた調査によると、都会に住むスズメのオスは、田舎に住むスズメよりも良き父親となり、積極的に子育てに参加していることがわかったという。 都会というと、野生動物にとっては過酷な環境というイメージがある。ところが、バージニア工科大学の研究チームによると、ウタスズメにとっては都会の方が意外と子育てしやすい環境にあるという。 それは都会のオスが育児に熱心というばかりではなく、他にもいくつかの…
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後期更新世の氷期が終わった理由は、地軸の向きの変化の影響が大きいとする最新研究

thumbnail image 地球の過去80万年を振り返ってみると、地球の氷河時代はおよそ10万年で寒い「氷期」と暖かい「間氷期」が繰り返していることがわかる。 これまで、氷河時代の周期は、地球の公転軌道が円から楕円へと変化していることが一番の原因とされてきた。 しかしカリフォルニア大学サンタバーバラ校などの研究チームが、深海や洞窟の堆積物から過去64万年の気候を探ってみたところ、「軌道の変化(公転軌道の離心率)」よりも、む…
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なぜ動物は血のつながらない子供を養子にするのか?

thumbnail image 2023年3月、メスのシャチがクジラの赤ちゃんを連れて泳ぐ姿が目撃された。シャチはきちんとクジラの赤ちゃんの面倒を見ていたという。 人間社会では他人の子供を養子にして、育てることがあるが、実は自然界でも同じように養子縁組が行われることがある。 それは同種のみならず、異種間でも行われているし、メスのみならずオスもそうだ。 動物の子育ては自己犠牲を伴うことがある。なぜそうまでして、動物たちは血のつな…
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髪のニオイはこれで安心。食後に店内でシャンプーできる火鍋レストラン

thumbnail image おいしい料理を味わうのは楽しい経験だが、料理によってはその匂いが何時間も髪や服に残ってしまう場合もあり、それが嫌だと思う人もいることだろう。 中国のある火鍋(ホットポット)レストランでは、常連客向けに洗髪サービスを開始した。 食後に髪についてしまった食べ物のにおいを取って家に帰りたい顧客が利用できるサービスで、テスト段階だがなかなか好評のようだ。続きを読む…
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ギネスが教えてくれる、いまだ信じられている5つの誤った真実

thumbnail image 「真実」も「事実」はどちらも嘘偽りのないことを示すが、全く同じ意味ではない。「真実」は、人の見方やとらえ方によって変わるためいくつか存在するが、「事実」は、揺るぎようのない、実際に起こった客観的な出来事のみを指すので一つだけだ。 ネット上ではフェイクニュース(Fake news)が増殖しており、人によってはフェイクニュースを「事実」として信じてしまっている場合も多い。 「ギネス世界記録」では、記…
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人間も長寿に?ハダカデバネズミの長寿遺伝子をマウスに移植し寿命を伸ばすことに成功

thumbnail image ユーモラスで個性的な姿をした「ハダカデバネズミ」は、見た目だけでなく寿命の点でも個性的であることが知られている。ほかのネズミに比べて、老化しにくく、とても長生きなのだ。 ハダカデバネズミの長寿の秘密は、保湿成分として知られる「ヒアルロン酸」が関与しているとみられている。 このほど米ロチェスター大学の研究チームが、このヒアルロン酸合成遺伝子をマウスに移植してみたところ、その寿命を延ばすことに成功し…
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保護したハチドリを世話するため、自宅アパートを病院兼保護区にした女性

thumbnail imageimage credit:Aldo Hernandez/Unsplash 鳥の中で最も小さい品種として認識されているハチドリは、足が退化してほとんど歩くことができず、蜂のように飛んで花の蜜を主食としている。 受粉媒介者でもあるハチドリは、メキシコの生態系の非常に重要な部分を占めているが、現在は都市景観の拡大により、あらゆる種類の深刻な脅威に直面しているという。 メキシコに住むある女性は、傷ついたハ…
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