プラスチックを食べる海生菌類が発見される

thumbnail image 海を漂うプラスチックごみから、プラスチックを分解できる海の菌類が発見されたそうだ。 その海生菌類「Parengyodontium album」は、紫外線にさらされたポリエチレンを分解して、二酸化炭素に変えてくれる。  温室効果ガスである二酸化炭素というと気になるかもしれないが、この海生菌類が放出するガスはごく少量なので、新たな問題にはならないとのことだ。 プラスチックを分解する海生菌類はこれまで…
紹介プラスチックを食べる海生菌類が発見されるの続きを読む

庭の芝生の上に金魚が舞い降りただと!?保護して水にいれたところ息を吹き返す

thumbnail imageimage credit:X イギリスのニューカッスルに住む心臓専門医のベン・ベスカ(33)さんは、ある日自宅の庭で信じられないものを見た。1匹の金魚が、瀕死の状態で庭の草の上に横たわっていたのだ。 とっさに、早く水槽に入れないと!と焦ったものの、あいにく彼の家に水槽のようなものは一切なかった。だが金魚には一刻の猶予もない。 とりいそぎ彼は金魚を拾いあげると、苦肉の策として、家にあったある容器に水…
紹介庭の芝生の上に金魚が舞い降りただと!?保護して水にいれたところ息を吹き返すの続きを読む

タコが導く聖なる空間?ダイバーがタコに案内されて辿り着いた場所とは?

thumbnail image 竜宮城に浦島太郎を導いていったのは亀だったが、水中の聖なる遺物が眠る場所へとダイバーを導いていったのはなんとタコだ。 オーストラリア出身のダイバーで水中写真家のジュールズ・ケイシーさんは、ある日ビクトリア州のモーニントン半島沖の海で1匹のタコに出会った。 タコは彼女の手を触手で包み込みながら、「ついて来て」とでも言うように彼女をどこかへ案内し始めた。 興味をそそられたジュールズさんが、タコの後を…
紹介タコが導く聖なる空間?ダイバーがタコに案内されて辿り着いた場所とは?の続きを読む

イルカを射殺した犯人を捜せ!有力な情報提供者に約300万円の報奨金

thumbnail image 先月13日、アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、ルイジアナ州のウェスト・メイズ・ビーチにイルカの死骸が打ち上げられているとの報告を受けた。 解剖の結果、このイルカは人間により銃で何か所も撃たれて死亡したことが判明した。NOAAの法執行部門は、海洋哺乳類保護法に基づき捜査を開始。 イルカを殺害した犯人の特定につながる情報を提供した者には、最大2万ドル(現在のレートで約316万円)の報奨金を出すと発表…
紹介イルカを射殺した犯人を捜せ!有力な情報提供者に約300万円の報奨金の続きを読む

体長25メートル、2億年前を生きた過去最大の魚竜の化石を発見

thumbnail image イギリス、サマセット州の海岸で、2mもある巨大な顎の骨の化石が発掘された。その顎の大きさからこの生物は全長25mあったと推測される。 この骨の持ち主は、2億年前に三畳紀の海に生息していた魚竜の仲間で、これまで見つかっている海洋爬虫類の中で最大の新種である可能性が高いという。続きを読む…
紹介体長25メートル、2億年前を生きた過去最大の魚竜の化石を発見の続きを読む

世界初!ザトウクジラの交尾の瞬間の撮影に成功。だがオス同士だった

thumbnail image image credit:Lyle Krannichfeldand Brandi Romano ハワイ沖で、史上初めてザトウクジラの交尾の瞬間が初めて目撃され、撮影することに成功したという。しかも驚いたことに、2頭はどちらもオスだったという。 ザトウクジラはこれまで数十年以上も研究されていたが、その交尾が目撃されたことは鳴く謎に包まれていた。初めての目撃がオス同士だったのはびっくりだが、ザトウク…
紹介世界初!ザトウクジラの交尾の瞬間の撮影に成功。だがオス同士だったの続きを読む

うれしいニュース。トルコで絶滅したと思われていた伝説の淡水魚を発見

thumbnail image トルコを流れるチグリス川で、絶滅したと思われていた伝説の魚と呼ばれる淡水魚「メソポタミアバーベル(Luciobarbus subquincunciatus)」が発見されたそうだ。 メソポタミアバーベルは、かつてはトルコ・シリア・イラン・イラクといったチグリス・ユーフラテス川流域に広く生息していた。 だがここ30年の間に、漁業・汚染・生息地の破壊・ダム建設などが原因でだんだんと数を減らし、2011…
紹介うれしいニュース。トルコで絶滅したと思われていた伝説の淡水魚を発見の続きを読む

5億1800万年前を生きた世界最古の巨大な海洋捕食動物が発見される

thumbnail imageカンブリア紀初期に生きていたティモレベスティアは食物連鎖の頂点にいた / Image credit: @BobNichollsArt グリーンランド北部にあるカンブリア紀初期の地層で、世界最古の巨大な海洋捕食動物が発見されたそうだ。 5億1800万年前の地層で発見されたのはこれまでに知られていない新属新種の捕食動物で、「毛顎動物(もうがくどうぶつ)」や「ヤムシ」と知られるグループの仲間だという。 …
紹介5億1800万年前を生きた世界最古の巨大な海洋捕食動物が発見されるの続きを読む

うれしいニュース。絶滅寸前のレッドハンドフィッシュの赤ちゃんが飼育下で誕生

thumbnail image タスマニア大学海洋・南極研究所(IMAS)の研究者が水槽をのぞいてみたところ、うれしい出会いが待っていた。 それは水に浮かぶ黄色い子たち、彼らが今絶滅の危機から救うとしている魚「レッドハンドフィッシュ」の待望の赤ちゃんたちだ。 「うれしいニュースです、レッドハンドフィッシュの赤ちゃん21匹が無事に産まれました」と、IMASはRacebookでこの朗報を伝えている。続きを読む…
紹介うれしいニュース。絶滅寸前のレッドハンドフィッシュの赤ちゃんが飼育下で誕生の続きを読む

アレな生態系日常漫画「いぶかればいぶかろう」第42回:淡水魚がいっぱい!栃木県のなかがわ水遊園に行ってきたよ!

thumbnail image【名作プレイバック】カラパイアで連載していたオリジナル漫画「いぶかればいぶかろう」の2019年02月12日の記事を編集して再掲載してお届けします。 海なし県の栃木にも水族館がある。大田原市にある「なかがわ水遊園」だ。 ここは淡水魚を多く飼育する水族館で、海の魚よりも見た目が地味なものが多いため、一部では「茶色い水族館」とも呼ばれている。 だが、私いぶりがっこと5歳の息子の子がっこはこの施設が大好き…
紹介アレな生態系日常漫画「いぶかればいぶかろう」第42回:淡水魚がいっぱい!栃木県のなかがわ水遊園に行ってきたよ!の続きを読む

海に新薬が眠っているかもしれない。海水を「嗅ぐ」装置で未知の分子構造を発見

thumbnail image 海水にはそこで暮らす生物の”ダシ”が溶け込んでいる。フランスの研究者たちは、化粧落としパッドのようなもので、そのダシを”嗅い”でくれる装置を開発したそうだ。 ちなみにここでのダシとは、うまみ成分たっぷりのアレのことではなく、海洋生物が絶え間なく放出する目に見えない分子のことだ。 そうした分子を分析すれば、海の健康状態がわかるほか、新薬として利用できるものもあるかもしれない。 実際、アヴィニョン大…
紹介海に新薬が眠っているかもしれない。海水を「嗅ぐ」装置で未知の分子構造を発見の続きを読む

アレな生態系日常漫画「いぶかればいぶかろう」第26回:カニが星になり、ぽっかり空いた水槽に新たなる仲間が!

thumbnail image【名作プレイバック】2018年よりカラパイアで連載していたオリジナル漫画「いぶかればいぶかろう」の2019年03月26日の記事を編集して再掲載してお届けします。 いぶり家では以前、海で捕まえたカニを飼育していた。その様子は過去3回お伝えしてきたが(①・②・③)、カニの寿命は短いもので、1年を迎える少し前に虹の橋を渡っていった。 空っぽになった水槽をただボーッと見つめながらカニロスになった私だが、よ…
紹介アレな生態系日常漫画「いぶかればいぶかろう」第26回:カニが星になり、ぽっかり空いた水槽に新たなる仲間が!の続きを読む

かつて人間と協力して狩りを行っていたシャチの集団は絶滅してしまったかもしれない

thumbnail image 最近ではシャチのグループが人間のボートを襲うニュースが相次いで報道されているが、かつてオーストラリアでは、数千年に渡り、先住民の漁師たちとシャチの集団が協力関係を結び、一緒にクジラ狩りを行っていたという。 シャチと人間と共生関係は非常に興味深い。だがそれはもう二度と起きないかもしれないという。 シャチの遺伝子を調べた調査によれば、長年人間に協力してきたシャチの子孫たちは全て絶滅してまい、存在しな…
紹介かつて人間と協力して狩りを行っていたシャチの集団は絶滅してしまったかもしれないの続きを読む

アレな生態系日常漫画「いぶかればいぶかろう」第6回:出会いと別れ、更なる出会い

thumbnail image#authors_store {font-family: -apple-system,BlinkMacSystemFont,Roboto,”游ゴシック体”,YuGothic,”Yu Gothic Medium”,sans-serif;}#authors_store .article-header .article-title {font-size: 19px;line-height: 1.3;}#…
紹介アレな生態系日常漫画「いぶかればいぶかろう」第6回:出会いと別れ、更なる出会いの続きを読む

サメの歯で作られた7000年前の武器がインドネシアで発見される

thumbnail image インドネシア、スラウェシ島での発掘で、およそ7000年前にさかのぼるふたつの遺物が発見された。それは、武器用に刃物として加工された大型のイタチザメの歯だ。 『Antiquity』誌(2023年10月24日付)に発表されたこの発見は、サメの歯の加工品からなる、複合的な武器の使用を示す世界最古の考古学的証拠だ。 これまででもっとも古いサメの歯でできた刃物は、せいぜい5000年前のものだった。続きを読…
紹介サメの歯で作られた7000年前の武器がインドネシアで発見されるの続きを読む