19世紀のイギリスでは牛や羊は長方形だったのか?家畜の絵画に隠された理由とは?

thumbnail imageLady Fragrant, at 7 years old by A. M. Gauci (1848–1882) 19世紀の英国、静かな田園地帯にいる1頭の牛の絵。なんのことはないごく普通の光景だが、なんだかどこかが変だ。 これは「イングランドの長方形の牛」という、長いこと人々の興味を刺激してきた芸術的ミステリーなのだ。 絵の中心にいる一頭の牛の存在感はかなりリアルだが、その体はやけに四角い形にデ…
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電動ノコギリ(チェーンソー)の起源は困難な出産のための手術道具として開発されたという説

thumbnail image チェーンソー(電動ノコギリ)は、今や大工や木こりの商売道具、もしくはホラー映画の凶器として使用されているが、いったいいつ、何のために開発されたのだろう? 驚くことに18世紀後半のスコットランドで、困難な出産を助けるための医療器具として、今のチェーンソーの原型となるものが開発されたというのが最も多く支持されている説だ。続きを読む…▼あわせて読みたい・ヤバイやつ発見!チェンソーを持って警察官を追…
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「ブルータス、お前もか」でおなじみ、ユリウス・カエサルが使っていたという香水が再現される

thumbnail image 歴史における英雄の偉業は皆が知るところだろうが、それ以外のことはどうだろう?  例えば、有名なローマ皇帝はどんな香りを漂わせていたのか? 考えてみたことはあるだろうか? 古代の香りの普及活動を行っている「香りの文化観光協会」(SCTA)がかのユリウス・カエサルが使用していたという香水「テリナム」を再現させた。続きを読む…▼あわせて読みたい・宇宙人に誘拐された人々の証言をもとに再現した香水「ア…
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イタリアには2000年前の人骨を見ながら食事ができるマクドナルドがある

thumbnail image 古代ローマ帝国の版図にあった地域では、2,000年の時が過ぎた現在も、数多くの遺跡が残っている。 特に本家イタリア、ローマ近郊は、掘れば遺跡に出くわすと言われるほど、遺跡が身近な地域である。 さて、ローマの南東に位置するフラットッキエという街には、ガラス張りの床から地下の遺跡の見学ができてしまうマクドナルドが存在する。 遺跡だけならともかく、2,000年前からそこに横たわっている人骨三体も、もれ…
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古代ギリシャの都市で傭兵への支払いに使用された金貨が発見される

thumbnail image トルコ西部にある古代ギリシャ都市のノティオンの遺跡から、およそ2600年前の大量のペルシャ金貨が壺に入った状態で発見された。2023年7月に発掘されたこれらの金貨は、傭兵に支払うための給料だったようだ。 金貨はペルシア帝国が発行したダリクと呼ばれるもので、1枚で兵士の約1か月分の給料を賄うのに十分なものだったという。続きを読む…▼あわせて読みたい・地下に埋もれていた2000年前の古代ギリシャ…
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ネパールには硬貨を打ち付けると歯痛を治してくれる神様がいる。ご神体は硬貨でいっぱい!

ネパールの街角には、人間の数よりも多い神様がいるという。その辺を歩いていると、大小さまざまなお寺や祠にぶち当たる。 それぞれにいろんなご利益があったりするわけだが、中にはユニークな信仰を集めている神様もいる。 首都 […]…
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19世紀のイギリス、ビクトリア朝の本から有害なヒ素や重金属が検出される

ヴィクトリア女王がイギリスを統治していた19世紀のヴィクトリア朝時代の書籍の表紙から触ると害を及ぼす、有毒な顔料がたっぷりと使用されていることが明らかとなった。 これは、「毒の本プロジェクト(Poison Book […]…
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メキシコで見つかった巨大な石板にこれまで知られていないマヤの王の名が刻まれていた

メキシコ、ユカタン半島南東部キンタナロー州にあるコバー遺跡から、マヤの象形文字が刻まれた大きな石板が見つかった。 この発見により、紀元前100年から1300年以上にわたって古代マヤの人々が住んでいたこの地域の豊かな過 […]…
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マストドンの頭蓋骨の化石をアメリカで発見、保存状態も良好で人類との戦いの痕跡が見つかるかも

アメリカ、アイオワ州で、とても美しいマストドンの骨が発掘された。同州でこのゾウに似た動物の骨が発見されるのは初のことで、しかも保存状態も良好だった。 このマストドンが生きていた1万3000年前は、ちょうど北アメリカに […]…
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ストーンヘンジの重さ6トンもある祭壇石は750km離れたスコットランドから運ばれてきたものだった

巨大な石が円を描いて直立する英国南西部にある世界文化遺産「ストーンヘンジ」はいまだ謎が残る興味深い遺跡である。 新たな研究で、使用されている石の地質学的組成分析を行ったところ、中央に横たわる祭壇石はおよそ750kmも […]…
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メキシコの歴史的ピラミッドが崩壊、不吉の前兆かと恐れられる

異常気象によって、地球上の貴重な遺跡が危険にさらされている。メキシコにある石造りのピラミッドが崩壊したのはその最新の例だ。 2024年7月29日夜、ミチョアカン州にある高さ15mのピラミッドが容赦なく降り続く雨の影響 […]…
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ニューヨーク陸軍所属の猫軍隊の頂点にたったウェイラー将軍の活躍(19世紀末)

thumbnail image ウェイラー将軍とは猫のことだ。ただし、ただの猫ではない。19世紀末、ホワイトホール通り39番地にあったニューヨーク市陸軍ビルの兵站倉庫を戦場として、国に奉仕した猫軍隊のつわものなのだ。 現在でもそうだが昔のニューヨークでは、ロウワー・マンハッタンにある倉庫や大きなビルにはネズミがはびこっていて、陸軍管轄のこの建物も例外ではなかった。 敵であるネズミ殲滅作戦に最適な兵士として抜擢されたのは、なにを…
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ペタペタ触ると願いが叶う?ヒッタイト王国の古代遺跡に置かれた謎の石

thumbnail image 現在トルコがある場所には、紀元前15~13世紀頃に栄えたヒッタイトという王国があった。ちょうど古代エジプトで言うと、ツタンカーメン王やラムセス二世なんかが生きていた時代あたりである。 このヒッタイトの首都だったとされているのが、トルコのボアズカレ(旧ボアズキョイ)にあるハットゥシャ遺跡だ。 この遺跡には大きな緑色の四角い石があるが、用途も目的も不明なままだ。ところが現在では、触れて祈ると望みが叶…
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一生に一度は行ってみたい世界20の国

thumbnail image 新型コロナの規制も解け、多くの国が観光ブームに浮き立つ最中、円安の日本において海外旅行は厳しいものがあるのだが、独特の文化やその国ならではの体験を求める人もいるだろう。 そんな中、旅行好きなRedditユーザーの掲示板では「隠れた名所」の情報交換が活発になってるもよう。 観光客が多すぎてろくに楽しめない国より、観光客が少なくて見どころいっぱいな国や、行った人だけがわかるポテンシャルに富んでる国に…
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アマゾンの少数部族、インターネット利用可能になってわずか9か月でポルノやSNS中毒者続出

thumbnail image アマゾン熱帯雨林の奥深く、イトゥイ川沿いの辺境に住むおよそ2000人のマルボ族は、何世代にもわたって現代技術の影響をほとんど受けることのない生活を送ってきた。 ところが、イーロン・マスク氏のスペースXが提供する衛星インターネットサービス「Starlink(スターリンク)」が導入されたことで、状況が一変した。 緊急事態が発生したときにすぐに通報することができ、命を救えるというメリットがある半面、過…
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