サウスカロライナ州で13年ぶりに死刑執行。死刑囚の最後の晩餐メニューが発表される

thumbnail image 死刑囚が、刑の執行前に最期に食べる食事。喉を通らないかもしれないけれど、もし自分だったら何を食べたいと思うだろうか。 アメリカで先日死刑執行された受刑者の最期の食事「ラスト・ミール」は、実にアメリカらしいメニューだったようだ。 ハンバーガーやステーキ、フライドポテトなど、注文通りに提供された食事を前にして、死刑囚はいったい何を思ったのだろうか。続きを読む…▼あわせて読みたい・なぜアメリカでは…
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エンパイア・ステート・ビルディングの墜落事故で1日に2度も奇跡の生還を遂げた女性の物語

thumbnail imagePhoto by:iStock 1945年7月28日、アメリカ、ニューヨークで悲劇的な事故が発生した。B-25ミッチェル爆撃機が濃霧の中、エンパイア・ステート・ビルディングに衝突したのだ。 14名が犠牲となったものの、この事故から奇跡の生還を遂げた女性は、同じ日に、更なる災難に見舞われた。 彼女が乗っていたエレベーターが75階から落下するという事故にも巻き込まれたのだ。だがその女性はその事故からも…
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AI技術によりナスカの地上絵を半年で新たに303点も発見。そのパターンや目的も明らかに

thumbnail imageImage credit: Masato Sakai  AI技術により、たった半年の間に世界文化遺産「ナスカの地上絵」が新たに303点発見された。 どこか宇宙人を思わせる人型、切断された頭部、ナイフのようなものを手にしたシャチなど、新たに発見された地上絵はどれもこれもユニークなものばかりだ。 古代ナスカ文明の遺産とされるナスカの地上絵は、大きすぎて地上からはなかなか確認できないことが、研究を難しく…
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冷戦時代のスパイ衛星画像をAI分析したところ、地下の古代水道システムを発見

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ベネチアの象徴、「翼をもつ獅子」は中国製であることが像の青銅合金分析で明らかに

thumbnail imagePhoto by:iStock イタリアの都市、ベネチア(ヴェネツィア)のサンマルコ広場には、柱の上に立つ有名な「翼をもつ獅子」の像がある。  現在、ベネチアの獅子とも呼ばれるこの象は、もともとはキリストの弟子の一人であり福音書の著者とされる、聖マルコを表す像として設置されもの。ところが、青銅合金製のこの像が、実は中国が起源である可能性が明らかになった。 最近行われた像に使用されている青銅の同位体…
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古代エジプトのファラオ、ラムセス2世の名が刻まれた青銅製の剣が見つかる

thumbnail image発見されたラムセス2世の名前入り青銅製の剣  image credit:Egypt’s Ministry of Tourism and Antiquities.エジプトで3200年前に軍の兵舎だった遺構が発掘され、古代エジプトの王、ラムセス2世時代の新たな側面をおしえてくれそうな遺物が見つかった。 出土した遺物の中に、高官が所有していたと思われるラムセス2世の名前が象形文字で刻まれた青銅の剣があっ…
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トルコのシリフケ城で謎の石板発見。墓の魔除け用の護符だった

thumbnail imageimage credit:Anadolu Agency トルコ南部、メルティン県シリフケの町、標高185mの丘の上にある同名の城から、謎めいた石板が見つかった。 これはビザンチン(東ローマ帝国)時代の墓碑の一部で、邪悪なものから墓を守る護符の役目を果たしていたようだ。 今回の発見は、アンカラ・ハシ・バイラム・ヴェリ大学のアリ・ボラン教授が監督する発掘調査の最中のことだった。続きを読む…▼あわせ…
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5万年以上も他の集団から孤立していたネアンデルタール人の新たな血統が発見される

thumbnail imagePhoto by:iStock フランスのローヌ渓谷にある洞窟で発見されたネアンデルタール人の化石は、これまで知られていなかった新しい系統であることが判明したそうだ。 トールキンの小説『ホビットの冒険』に登場するドワーフの王にちなみ、「トーリン」と名付けられたそのネアンデルタール人は、他の集団から孤立した集団の中で生きていた。 彼の遺伝子からは、その集団が10万年前にほかの系統から分岐し、5万年以…
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レオナルド・ダ・ヴィンチは実は優れた調香師でもあったことが判明

thumbnail image レオナルド・ダ・ヴィンチがルネサンス期を代表する天才的人物なのは誰もが知るところだ。 単にこの時代に生きていたというだけでなく、芸術家であり、科学者であり、音楽家であり、人体の詳細な解剖図を描いた観察者であり、フランス王に捧げる機械仕掛けの人形の製作者でもあったマルチ人間だった。 それだけでもすごいのに、彼は他にもすごい才能を持っていた。実は彼は優れた香水の調香師でもあったのだ。続きを読む……
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考古学者が実在した可能性があると考える9の神話に登場する場所

thumbnail imageティンタジェル城 Photo by:iStock 神話には、伝説の王や神や怪物が住んでいたとされる場所が出てくる。 アトランティスやシャングリラが実在したとは思えないが、神話の中には思いのほか真実が含まれている場合がある。 ギリシャ神話のミノタウロスの迷宮、北欧神話のヴァイキングのヴィンランド、聖書に出てくるソロモンの神殿など、特定の場所が単なる寓話以上のものだった可能性もあるのだ。 ここでは考古…
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 ノルウェーのバイキングはデンマークのバイキングより残忍で凶暴だった証拠が発見される

thumbnail imagePhoto by:iStock 西暦800年~1050年まで、約250年の間、スカンジナビア、バルト海沿岸地域の武装集団「バイキング」たちは西ヨーロッパ沿海部を侵略した。バイキング時代だ。 だが全ての国のバイキングが同様に狂暴だったわけではないということが、新たな研究で明らかになった。 ノルウェーとデンマークの遺跡から発掘された遺骨の調査により、ノルウェーの方がより残忍で無法者だったことが判明した…
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 マヤの冥界の死神、別名「悪臭の神」に捧げられた神殿がメキシコで発掘される

thumbnail imageImage credit: INAHメキシコ南部にある有名なマヤ遺跡「カラクムル」付近で行われていた鉄道駅の建設作業中に、冥界の死神にて地震をつかさどる神「ア・プチ神」を祀った神殿が発掘された。 ア・プチとは、「悪臭」、「腐敗臭」、「おなら」、「悪臭を放つ者」などの意味を持つため、別名「悪臭の神」とも言われる。 ともあれ、古代マヤの死後世界との関係についてのこれまでの理解が変わる可能性があるという…
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2300年前の古代ローマ軍艦の敵船破壊兵器「衝角」が発見される

thumbnail imageImage credit: Soprintendenza del Mare / Facebook 紀元前241年、シチリア沖で古代地中海史上、大きな転機となる「アエガテスの戦い」が起こり、新興ローマ帝国が強敵カルタゴを破った。 この20年間、戦いの現場となった海底の徹底的な調査が行われ、ローマ海軍が使用していた青銅製の衝角(しょうかく)が見つかった。 衝角は、軍船の船首下に取り付け、軍船の船首下に…
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謎の古代民族、ピクト人の指輪が1,000年以上の時を経て発見される

thumbnail imageImage credit: National Museum Scotland スコットランド、マレーにある古代遺跡バーグヘッド砦でのアバディーン大学の発掘調査中に、1000年以上も手つかずのまま眠っていたピクト人の指輪が発見された。 指輪は凧のような形をしていて、中央に赤いガーネットあるいはガラスが埋め込まれたなかなか凝ったデザインだ。 詳しいことはよく知られていない謎のピクト人の歴史が新たにわか…
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古代ローマ時代の彫像の多くに頭部がない理由、単なる破損だけではなかった

thumbnail imagePhoto by:iStock 博物館が芸術作品を展示する場合、そのほとんどは完全な状態である。だが、古代ローマの彫像となると話は別だ。 鼻がそぎ落とされ、指が欠損し、首のない像がいかに多いかがわかるだろう。年代的にも古いため、単なる破損で欠けてしまったものもあるが、頭部がない理由はそれだけではない。 意図的に斬首されているものがあるという。続きを読む…▼あわせて読みたい・ユリウス・カエサルの…
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