自然ってすごい!オーストラリアの大型トカゲは羊たちを守っていた

thumbnail image ローゼンバーグオオトカゲというオーストラリア原産の大型トカゲが、羊たちの命を守る役割を果たしているという研究結果が発表された。 オーストラリアでは羊の背中にクロバエ卵を産み付け、孵化して発生したウジ虫によってが皮膚が食い破られ、炎症を起こす被害が問題になっていた。 最大1.5mにもなるローゼンバーグオオトカゲが、野生動物の死骸を始末してくれることで、クロバエの発生を防いでくれることで、羊たちの命…
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ワニやサメだけじゃなかった!フロリダで外来種のオオトカゲが目撃される

thumbnail image フロリダ州はあぶないヤツらがたくさんいる。ワニ、そしてサメの話も忘れちゃいけない。そして今回、もう一つあまりお近づきになりたくない生き物の姿が激写されていた。 先月初め、アメリカのフロリダ州ノースポートで、巨大なトカゲが道路を渡っている姿が撮影され、ネット界隈をにぎわしたのだ。 どうやらこのトカゲは、アジア原産のミズオオトカゲらしいのだが、外来種であるこのトカゲがなぜ悠々と街中を歩いていたのかは…
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ズボンの局部の形状が怪しかった男性、ヘビ2匹を隠し持っていたことが発覚し押収される

thumbnail image アメリカ、フロリダ州マイアミ国際空港で、運輸保安庁の職員が、搭乗予定の男性の身体をセキュリティチェックを行ったところ、局部に怪しい形状のものがあることが発覚した。 職員は男性を呼び止め、さらに詳しい検査をするよう促したところ、男性は、ヘビを2匹袋に入れて、ズボンの中に隠し持っていることを素直に認めたそうだ。続きを読む…
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ヘビに噛まれてもそのヘビを病院に連れて来ないで!オーストラリアの医療機関が注意喚起

thumbnail image オーストラリアには最恐の毒蛇が多く生息している。そしてやつらはシドニーやメルボルンといった都会でも、ショッピングセンターやトイレや野菜の隙間なんかにも潜んでいたりする。 当然「蛇に咬まれた」という事件も頻発するわけなのだが、今回オーストラリアの医療従事者が、「蛇に咬まれて受診する場合、咬んだ蛇を病院に連れて来ないでほしい」と呼びかけた。 本文ではその経緯や、蛇に噛まれた時の対処法などを説明するが…
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新種の巨大亀の化石を発見、スティーブン・キング作品に登場する亀の名前がつけられる

thumbnail image ブラジルのアマゾンで更新世後期に生息していたと思われる、巨大な淡水カメの化石が新たに発見された。 およそ1.8mもの甲羅に守られたこの大型爬虫類は、ベストセラー作家スティーブン・キングの『ダーク・タワー』シリーズに登場する聖なる大亀「マチューリン(Maturin)」の名にちなんで、「ペルトセファルス・マチューリン(Peltocephalus maturin)」と名付けられた。続きを読む…
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イモリの超再生能力。生まれつき手足に欠陥があっても切断すると正常な手足が生えてきた

thumbnail image まるでマーベルコミックのスーパーヒーローのような特殊能力を持つ生物は実在する。手足や尻尾を切っても再生するイモリやサンショウオなどだ。 今回、遺伝子操作で後ろ足を形成不全にさせたイモリの片足を切り落としたところ、きわめて正常な足が再生することが判明したそうだ。 人間にとっては切断された足が再生するだけでも羨ましい限りだが、不完全だったはずの足が普通の足に戻ってしまうのだからこれはもう超再生能力で…
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農薬が不要に?害虫駆除の可能性を秘めた新種の線虫を発見

thumbnail image 線虫の標本から新種が発見された。それは昆虫キラーとして有名な昆虫病原性線虫の仲間で、害虫から農作物を守る人間の味方になるだろうと期待されている。 この線虫の仲間は、植物につく害虫に寄生して殺してしまう一方、人間のような動物には無害なので、農薬の代わりとして以前から使われてきた。 だが今回の新種は特に、他の仲間が苦手とする高温多湿の環境にうまく適応しているのだ。つまり、熱帯のスペシャリストとして、…
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生きているカエルからキノコが生えてくる初の事例に科学者困惑

thumbnail image 「カエルさん、あなたに一生ついていきます」とキノコに言われたかどうかは定かでないが、インドで生体のカエルの脇腹の皮膚からキノコが生えているのが発見され、正式に記録された。 このカエルは、インドの科学者仲間が自然散策中に偶然発見したもので、生まれて初めて見た光景に、思わず目を疑ったという。カエルを宿主として生えてくるキノコは初の事例だそうだ。続きを読む…
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古代エジプトには想像よりもはるかに多くの毒蛇が生息していた

thumbnail image 古代文明で記録された文書は、その時代に人間とともに生きていた動物について、どれだけの情報を現代の私たちにもたらしてくれるのだろう? 古代エジプトのパピルスに書かれた毒蛇に関する最新の研究によると、実はファラオがエジプトを治めていた当時には、私たちが想像するよりも遥かに多様な蛇が生息していたという。 この事実は、当時のエジプトの作家たちが、毒蛇に噛まれた治療法に夢中になっていた理由の説明にもなって…
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咬まれると男性局部を暴走させてしまうクモの猛毒からED治療薬が開発される

thumbnail image ブラジルの「クロドクシボグモ」は大型の猛毒クモで、1匹だけで80人ものヒトを死に至らしめることができる毒を持っている。 さらに男性にだけ奇妙な症状が出る。局部に痛みを伴う長時間の勃起状態を引き起こすのだ。 だが少量の毒なら男性の勃起不全(ED)治療に有効かもしれないと、長年研究が続けられていたが、ついにその努力が報われるときが来たようだ。 ブラジルの研究チームが、クモの毒の有効成分を人工合成する…
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クモの糸を吐き出すカイコ。遺伝子編集でケブラーよりも6倍強固な繊維の作成に成功

thumbnail image カイコの遺伝子を編集し、クモの糸を吐き出させることに成功した。この繭から紡がれた糸は、防弾チョッキに使われるケブラーの6倍も丈夫であるそうだ。 『Matter』(2023年9月20日付)に掲載されたこの研究は、カイコによる完全なクモ糸タンパク質の生産に成功した初めての事例だ。 ただ丈夫なだけでなく、低コストで大量生産も可能であるという。石油から作られる合成繊維のような環境汚染もないため、環境に優…
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少数精鋭か?大量配置か?本物のアリたちと戦略ゲームを使って軍事理論を検証

thumbnail image 戦争で勝つためには、強力な兵器や手練れぞろいの”少数精鋭”で戦うべきか、それとも個々の力は弱くても大量に兵を配備して”数の力”で圧倒するべきか? これはストラテジーゲームが好きな人だけでなく、第一次世界大戦の戦略家たちも真剣に考察した軍事上の問題だ。 じつは同じ問題にアリの研究者も取り組んでいる。自然界で有利に生きるためには、個の力と数の力、どちらを重視するべきなのか? 西オーストラリア大学の研…
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新たに発見された三畳紀の生物が、海洋爬虫類の歴史を塗り替えるかもしれない

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昆虫のアブの死骸が生分解性プラスチックの原料として有望視されている

thumbnail image 水洗トイレが普及する前の昭和の時代、トイレ周辺でよく見られたことから「便所バチ」と呼ばれていたアブの仲間をご存じだろうか? 正式名称は「アメリカミズアブ」というのだが、この昆虫には地球環境を救ってくれる秘められたパワーがあるそうだ。 テキサスA&M大学の研究チームは、アメリカミズアブの死骸が、生分解性プラスチックの原料に有効活用できることを発表した。 自然環境で分解される生分解性プラスチ…
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触れるだけで破壊。セミの翅が持つ驚異的な殺菌効果と洗浄効果。そのメカニズムの一部を解明

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