オリオン座にある恒星「ベテルギウス」は実は2つの星かもしれない。伴星がある可能性

thumbnail image オリオン座の一角を占める死にゆく恒星「ベテルギウス」には、実は相棒がいるのかもしれない。 地球から見えるもっとも明るい星の一つであるベテルギウスは、冬の夜空を飾ってくれるだけでなく、何かと人騒がせな星だ。2020年には突然暗くなり、超新星爆発の前兆ではないかと世界中を驚かせた。 だが結局爆発せず、また明るさが戻った。ベテルギウスはもともと不可解な明るさの周期があることで知られ、変光星に分類されて…
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2カ月間だけ地球の月が2つになる。小惑星が地球上の軌道を周回するぞ!

thumbnail imagePhoto by:iStock 地球のパートナーといえばもちろん月だが、今後2ヶ月間、もう1つの小さなパートナーが増えるそうだ。 それは2024年8月に発見された「2024 PT5」という小惑星だ。 『Research Notes of the AAS』(2024年9月付)に掲載された研究によれば、2024 PT5は地球の重力に捕われ、9月末から11月にかけて私たちの地球を周回することになる。 つ…
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融合する銀河で超接近した超大質量ブラックホールのペアを発見(NASA)

thumbnail imageCredit: NASA, ESA, Joseph Olmsted (STScI) ハッブル宇宙望遠鏡とチャンドラX線観測衛星のコンビが、天文学的には大接近している超大質量ブラックホールのペアを発見したそうだ。 「MCG-03-34-64」という銀河で発見されたペアの距離はほんの300光年。しかもお互いに近いだけでなく、複数の波長で観測されたものとしては地球にもっとも近いところにあるという。 この…
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恐竜が地球を歩き回っていた時代、月で火山が噴火していたことを土壌サンプルが示唆

thumbnail image 今は静寂に包まれた月も、かつては盛大に火山が噴火していた時代があった。 中国の探査機「嫦娥5号」が月から持ち帰った土壌サンプルには、かつて月で火山活動が起きていたことを示す痕跡が残されていたそうだ。 それは今から1億2000万年前の中生代と、天文学的に見れば比較的最近のこと。地球では恐竜たちが我が世の春を楽しんでいた時代だ。 ただしその時代の火山はすでに小規模のものとなっており、恐竜たちが月の噴…
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天の川銀河の中心近くに奇妙なリング状の電波サークルが発見され、天文学者が謎解き

thumbnail imageこちらは前回発見された「ORC J2103-6200」と呼ばれる奇妙な電波サークル 南アフリカのMeerKAT電波望遠鏡によって、まったく新しいタイプの「奇妙な電波サークル(ORC)」が発見されたそうだ。 電波の波長でしか観測されない謎めいたリング状の構造は、発生源が見当たらず、あまりにも不可解なことからそのような名前で呼ばれるようになった。 だが今回の「キュクロス」と名付けられたOCRは、これま…
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アンドロメダ銀河と天の川は本当に衝突するのか?可能性は50%と語る天文物理学者

thumbnail image 私たちが暮らす「天の川銀河」はいずれ「アンドロメダ銀河(M31)」と衝突すると考えられている。これは長らく天文学者の常識だったが、本当にそうなのだろうか? アンドロメダ銀河が天の川銀河に対して負の視線速度を持つ、つまり私たちに接近していることが判明したのは100年前のことだ。だから40億年後には衝突し、1つの巨大な銀河になるだろうと予測されてきた。 ヘルシンキ大学(フィンランド)の研究チームによ…
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宇宙から電波信号「Wow! シグナル」の謎がついに解明か?水素雲によるものとする新説が登場

地球外知的生命探査(SETI)の分野では伝説となっている天文学における未解決案件の一つ、宇宙からの謎の電波信号「Wow! シグナル」の正体はが解明されつつあるようだ。 プエルトリコ大学アレシボ校の天文学者チームによる […]…
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