重力波が人間に生命をもたらしただと?詳しく聞こうじゃないか

thumbnail image 時空を波紋のように伝う「重力波」が、私たち人間の存在を可能にしたのかもしれない。 重力波とは、宇宙にある巨大な物体が動くことで生じる時空のさざ波のことだ。アインシュタインの相対性理論によって予言され、2016年にようやく検出された興味深い物理現象である。 ロンドン大学キングス・カレッジの研究チームによると、今私たちがここに存在できるのは、この重力波のおかげなのだという。 ちっぽけな地上の人間とは…
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5,300年前のミイラ「アイスマン」のタトゥーは現代的な技術を使って彫られていたことが判明

thumbnail image 考古学者、歴史家、タトゥーアーティストたちの国際チームが、あの有名な5300年前のミイラ、アイスマン(エッツィ)のタトゥーと、現代人の皮膚に施されたタトゥーを比較してみた。 さらに研究者は体を張って、自らの体に様々な手法でタトゥーを彫る実験も行った。 その結果、アイスマンの多くのタトゥーは、一部の研究者が示唆したように皮膚を切るのではなく、先端が尖った錐(きり)のような道具を使い、現在でも一般的…
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不器用で運動が苦手。マルチタスクがこなせない。それは「発達性協調運動障害(DCD)」の可能性も

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カリフォルニアの警察が容疑者保護のためレゴの頭に置き換える措置

thumbnail image アメリカでは容疑者の逮捕後にマグショットが撮影される。顔は全て晒され一般公開されるのだが、今後カリフォルニア州のある警察では、レゴの顔に置き換えられることとなる。 冗談じゃなくて本当の話だ。 これは同州で施行された新法に対応するための措置だ。この新法はまだ罪が確定していない容疑者のプライバシーを守ることを目的としたもの。 たとえ有罪判決が下されていなくても、容疑者として公開されてしまえば、偏見の…
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女性のサイコパスはこれまで考えられていたより5倍多いと研究者が指摘

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ドラキュラ公「ヴラド3世」が血の涙を流していた証拠を発見。手紙の科学分析で明らかに

thumbnail image ルーマニアとイタリアの科学者による研究チームが、ドラキュラ公、あるいは串刺し公としてして知られる、ルーマニアのヴラド3世(ヴラド・ツェペシュ)が、血の涙を流す症状に苦しんでいた可能性があるとする証拠を発見した。『Analytical Chemistry』誌(2023年8月8日付)に発表された論文の中で、ヴラドが書いた3通の手紙から、タンパク質とペプチドを採取し化学分析したところ、明らかになったと…
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イタリアで103歳の女性が無免許運転で逮捕されるという仰天ニュース

thumbnail image 危なげな運転をしている車が走っていると通報を受けたイタリアの警察は、その車を止め、免許証の提示を求めた。 免許は持っていたものの期限が切れていた。だがその免許証で女性の身元は確認できた。 その車を運転していたのはなんと、1920年生まれの103歳のおばあさんだったのだ! 続きを読む…
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超集中状態「ゾーン」に入ると、脳で何が起きているのか?新たな研究でその謎が明らかに

thumbnail image ゾーン、それは周囲の邪魔なものは全て意識の外に排除され、自分の感覚だけが研ぎ澄まされ、やるべきこと没頭できる超集中状態のことだ。トップアスリートなどは良く経験すると言われている。 心理学用語では「フロー」と呼ばれるゾーンだが、この状態に突入すると、脳内ではどのようなことが起きているのか? 新たな研究がその謎を解き明かした。 ゾーンに入ったギタリストの脳をスキャンして分析したところ、自分の意識をコ…
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歴史を覆す発見。アジアのヒト族は110万年も前から高度な道具を使っていた

thumbnail imageimage credit:IVPP  中国での新たな発見は先史時代の流れを書き換える可能性があるという。東アジアにいたヒト族の先祖は、これまで考えられているよりも30万年も早くから高度な道具を使っていたというのだ。 人類の祖先の発展を理解する一番いい方法は、彼らが使用していた道具に着目することだ。道具の構造や使用法がより高度化されていく様子は、ホモサピエンスの先祖の進化をはっきり示していて、道具の…
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30年以上警察から逃げ回っていた連続殺人犯がテレビのクイズ番組に出演

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鉄の肺で70年以上生きたポール・アレクサンダーさんが死去

thumbnail image ポリオ治療のため、70年以上間鉄の肺で生き続けた、ポール・アレクサンダーさんが2024年3月11日に亡くなったそうだ。78歳だった。 ポールさんは6歳の時にポリオに感染し、首から下が麻痺し自力で呼吸ができなくなり、テキサス州の病院に緊急搬送された。医療用人工呼吸器の一種である金属製のシリンダー「鉄の肺」の中で目覚め、そこで残りの人生を過ごしていた。 ポールさんは鉄の肺がなくては生きていけない体に…
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ウミヤツメと人間の意外な共通点。脳の発達の仕方が良く似ていたことが判明

thumbnail image 鋭いトゲのある舌と歯が並ぶ吸盤状の口で獲物を吸いつき組織を削り取る寄生性のウミヤツメは、見た目も生態もまさにホラーな海の怪物だ。 5億年前に我々人類との共通祖先から枝分かれした古い動物で、脊椎動物でありながらアゴがない。 人間とは似ても似つかない姿をしているが、意外にもアゴがある脊椎動物とウミヤツメには想像以上に共通点があることが明らかになっている。 『Nature Communications…
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人はどのようにして誤った情報の罠にはまるのか?罠にはまらない方法

thumbnail image ネットはいつでも簡単に情報にアクセスできるが、誤った情報も含まれている。さらに困ったことに、そういった誤情報は人を過激化させる。 それが社会問題として注目されると、ファクトチェックの強化、広告の規制、好ましくないユーチューバーの追放といったそれらしい対策が発表されるが、根本的な解決にはいたらず、同じことがまた繰り返されているのが現状だ。 新たな研究は、誤情報に対処するための第一歩として、人間の感…
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2000年以上前から愛されていた。人間と一緒に埋葬された犬や馬の遺骨が発見される

thumbnail image 現在のイタリア、ヴェローナで建設工事中にケルト人墓地が見つかった。人間の遺骨はもちろんだが、その傍らには埋葬されている者にとってもっとも大切だったと思われる動物の骨があった。 犬、馬など鉄器時代の動物たちが、ローマ占領以前にこの地域に住んでいた人々と墓を共にしていたのだ。 豚や鶏などの切断された体の一部は供物だった可能性もあるが、犬や馬は体全体がそのまま埋められていた。 いったいなぜ墓を共にして…
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サルにはあるのになぜ人間は尻尾を失ったのか?遺伝子からその謎を探る

thumbnail image 約2500万年前、旧世界ザルから進化した我々の祖先は、なぜ尾を持たなくなったのだろうか?この長年の疑問に答える新たな研究結果が報告された。 我々人類を含む、尾を持たない類人猿にサルのような尻尾がないのは、祖先の遺伝子に起きた変化が原因であるという。 ニューヨーク大学ランゴンヘルスをはじめとする研究チームは、尻尾のない類人猿・ヒトと尻尾のあるサルのDNAを比べたところ、サルにはないが、類人猿とヒト…
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