アメリカの学者の約5人に1人が未確認航空現象(UAP)を目撃、もしくは知人目撃したと回答

thumbnail image 自分や知人が未確認航空現象「UAP」を目撃したというアメリカの学者は19%もいるそうだ。約5人に1人の割合となり結構多い。 これはアメリカの学者1460人が回答したもので、学術誌『Humanities and Social Science Communications』(2023年5月23日付)で報告された調査からわかったことだ。 この調査では、UAPを目撃した学者が想像以上に多いだけでなく、彼…
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現生人類はアフリカの2つの異なる集団が数万年かけて交配した後に誕生した可能性

thumbnail image 現生人類であるホモ・サピエンスの起源については、アフリカ単一起源説と多地域進化説が長年対立していたが、現在は、アフリカ単一起源説が主流となった。 このアフリカ単一起源説は、約15万年前にアフリカで誕生した現生人類の先祖が、その後世界中に広がっていったというものである。 だが『Nature』(2023年5月17日付)で掲載された最新の研究は、このアフリカ単一起源説と相反する発見を伝えている。 現代…
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同じ両親から生まれた兄弟姉妹が遺伝子の半分を共有しているとは限らない

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目覚めた直後に創造性が増大するという研究結果。ちょっとした仮眠の後に効果を発揮

thumbnail image もしも独創的で、創造性あふれるアイデアが欲しいと思ったら、ちょっと眠ってみるといいかもしれない。仮眠してみるといいかもしれない。 特に、睡眠と覚醒の間を漂う段階、いわゆる睡眠初期段階では、創造的な思考が増大するということが、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームの新たな研究によって明らかとなった。 浅い眠りの状態は夢を見やすくなるが、この夢が創造力を高めてくれるという。続きを読む…
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小さな親切は世界中で頻繁に行われている。人間の助け合いの精神は普遍的であることが判明

thumbnail image ときに人間の本質は争いであるかのように思えるが、私たちの魂には助け合いの精神もしっかりと根付いているようだ。 国際的な研究チームが、世界各地の人々が日常生活で行なっている協力(小さな親切)を分析したところ、どんな文化圏でも、小さな助けの要請に応じる割合が、断る割合よりもはるかに高いことが明らかになった。 平均すると2分に1回、誰かが誰かを助けているのだ。 人々の協力は文化的に育まれるものという説…
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2万年前のペンダントから古代女性のDNAの回収に成功。人類の歴史の解明につながる可能性

thumbnail image ロシアの有名なデニソワ洞窟で発見された、鹿の歯で作られたペンダントが、およそ2万年前にシベリアに住んでいた女性の遺伝情報が詰まったまさにタイムカプセルのようなものであることがわかった。 ドイツ、マックスプランク研究所の進化人類学者たちは、古代の遺物を破壊することなく、環境DNA(環境中に放出された生物由来のDNA)を安全に調べる方法を見つけ出した。 この方法でこれまで謎に包まれていた人類の歴史が…
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英国で初めて3人のDNAを持つ赤ちゃんが誕生。難病を防ぐための体外受精技術

thumbnail image 英国で3人のDNAを持つ赤ちゃんが誕生したそうだ。その子のDNAは99.8%以上が両親のものだが、ごくわずかだけ別の女性からも遺伝子を受け継いでいる。 じつはこの子、命に関わるミトコンドリアの病気を防ぐため、「ミトコンドリア置換療法」と呼ばれる体外受精によって生まれてきた。 難病に指定される「ミトコンドリア病」は、せっかく生まれた赤ちゃんがわずか数時間で亡くなってしまうこともある危険な病気だ。 …
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不安を作り出す「不安遺伝子」を抑制する物質を特定。新たな治療法の道が開かれる

thumbnail image 誰にでも不安はある。だがその不安や心配が過度になりすぎて日常生活に影響が出ていたら、それは「不安障害」かもしれない。 不安障害には様々な種類があるが、どれも共通して言えることは、精神的な不安から、心と体に様々な不快な変化が生じることだ。世界で最も一般的な精神疾患の一種とされているが、近い将来新たな治療法の道が開かれるかもしれない。 『Nature Communications』(2023年4月2…
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中国からアメリカと日本へ、氷河期時代の人類移動の証拠を発見

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AIの世界的権威者、その危険性を警告するためGoogleを辞職

thumbnail image 「深層学習の父」と呼ばれるAIの世界的権威が、AI(人工知能)の危険性を訴えるためにGoogleを辞職したそうだ。 ニューラルネットワークの研究で知られるジェフリー・ヒントン氏は、人工知能の第一人者として知られる人物だ。 同氏は2013年よりGoogleでAIの研究を行っていたが、先日、その危険性について話すために同社を退職したことを明らかにしている。続きを読む…
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死にゆく人の脳内で起こる謎めいた脳活動、臨死体験と関係性が?

thumbnail image アメリカ、ミシガン大学の研究者たちが、死が迫っている人の脳内活動の高まりを検知した。これは以前、心臓が停止した動物の脳内で見られたのと似た現象だという。 死の直前のわずかな瞬間をとらえることは、貴重だが非常に稀なことだ。人間の脳が完全に沈黙してしまう直前に、脳内で何が起こっているのかは、私たちにはわからない。 昨年初めて、死にゆく人の脳波が詳細に記録された。まさに今際(いまわ)の際という状態のと…
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VR酔い(サイバー酔い)の謎、なぜゲームで酔う人と酔わない人がいるのか?

thumbnail image 仮想現実(VR)にダイブしてのプレイは、これまでのゲームにはない圧倒的な没入感を味わえる素晴らしい体験だ。だが1つ大きな問題がある。乗り物酔い同様の気持ち悪さとなってしまうのだ。 まさに私がそうなのだけどVRゲームはもちろん、3Dのテレビゲームですらほんの数十分プレイしただけでも気持ち悪くなってしまう。これは「VR酔い」もしくは「サイバー酔い」と呼ばれるものだ。 だが、それも人それぞれで、すぐに…
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精子注入ロボットを使って受精した最初の赤ちゃんが誕生、体外受精の成功率に貢献

thumbnail image ロボット技術は人間の生殖にも進出している。アメリカでは人類初となる「精子注入ロボット」によって受精した赤ちゃんが誕生したそうだ。 スペイン、バルセロナの企業が開発した精子注入ロボットは、これまで手作業で行われた体外受精を自動で行ってくれる。 昨年春、アメリカ、ニューヨークの病院では、このロボットで十数個の受精卵が作られ、元気な女の子の赤ちゃんが2人誕生したと『MIT Technology Rev…
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音楽をやり続けると脳を若々しく保たれるという研究結果

thumbnail image ミュージシャンって年をとっても若々しく見える人って多いと思う。実際に、音楽をやり続けると、歳をとってからも若者に匹敵するくらい脳の若さが保たれることが、新たな研究で明らかになった。 世界的な高齢化が進む中、少しでも健康寿命を延ばす方法が模索されている。その選択肢の1つとして音楽を歌ったり演奏したりすることで、脳の老化予防ができるらしい。 中国科学院心理研究所のチームが『Science Advan…
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アイザック・ニュートンが「2060年に世界が終わる」と予測した理由

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