イギリス国立美術館の改装で切られた模擬柱の中からパトロンの書いた「切ってくれてうれしい」という手紙が登場

イギリス国立美術館(ロンドン・ナショナル・ギャラリー)で「セインズベリー・ウイング」の拡張のために通路端にあった柱を解体していた作業員が、柱の中に隠されていた手紙を発見しました。手紙は美術館の大口寄付者で、通路の名称の由来にもなったジョン・セインズベリー卿の署名入りで、日付は1990年6月26日付けとなっており、手紙を見つけた人に向けて「不要な柱を切る決断をしてくれて、建物の寄付者の1人はとても喜…
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写真を反転した絵で展覧会に入賞した作品をめぐる裁判で二審は写真家勝訴の判決

ルクセンブルク政府主催の展覧会で入賞した作品が、写真を反転してアレンジしたものだったことがわかり、写真家が作品を制作した美術学生を著作権侵害で訴えています。2022年12月の第一審判決は「写真の独創性が不十分だった」として写真家の訴えを退けるものでしたが、2024年5月、著作権侵害を認める判決が第二審で下りました。続きを読む……
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ラファエロの絵は共同制作だった可能性がAIを使った研究で明らかに

ルネサンス期を代表するイタリアの画家・ラファエロによる著名作品「バラの聖母」をAIを用いて調査したところ、大部分はラファエロの手によるものだったものの、一部、ラファエロ以外の手が加わっていたことが明らかになりました。続きを読む……
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アンディ・ウォーホルのプリンス・シリーズは著作権侵害であると最高裁判所が判決を下す

1億9500万ドル(約270億円)で落札された、シルクスクリーンで印刷されたマリリン・モンローの肖像「ショット・セージブルー・マリリン」など、数多くのポップアートを生み出してきたアーティストがアンディ・ウォーホルです。そんなウォーホルの作品のひとつである「オレンジ・プリンス」をはじめとするプリンス・シリーズが、著作権侵害であるとアメリカの最高裁判所が判決を下しました。続きを読む……
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