視力の悪い子どもにメガネを与えると学業成績が向上することが実験で明らかに

メガネをかけている子どもを見ると、なんとなく「頭がよさそう」と感じてしまう人は多いはず。実際に、2000人を超える子どもたちを対象に行われた大規模実験から、「視力の悪い子どもに適切なメガネを与えると学業成績が向上する」という結果が明らかになりました。続きを読む……
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新型コロナによる死亡リスクが2倍になる遺伝子を特定したという研究結果

イギリス・オックスフォード大学の研究チームが「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡リスクを2倍にする可能性のある遺伝子」を特定したと発表しました。続きを読む……
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世界初の新型コロナ飲み薬「モルヌピラビル」がイギリスで承認される

ドイツの化学品・医薬品メーカーであるメルクと、感染症治療に焦点を当てたバイオテクノロジー企業のRidgeback Biotherapeuticsが共同開発した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗ウイルス薬が、イギリスの医薬品規制当局に初めて承認されました。続きを読む……
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「亜鉛」が風邪やインフルエンザを予防&症状を和らげる可能性

計28件の研究を統合的に分析したメタアナリシス研究によって、新たに「亜鉛を摂取することで風邪やインフルエンザなどのウイルス性呼吸器感染症が予防される上に感染期間も短縮される」という可能性が示唆されました。研究者は今回の研究には複数の問題点があると断った上で「亜鉛には風邪の期間を短縮する可能性があります。また、症状のピーク期にあたる2~4日目における重症度を軽減する可能性があることを示すシグナルも多…
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高さによる時間の進み方の違いが「数mm」の精度で観測される

一般相対性理論では、周囲に重い物体があると時間の流れが変わるということが示されています。地球という重い物体から遠ざかるほど時間が早く進むということは、高精度な原子時計と東京スカイツリーを利用した実験で「数cm」の精度で観測されていますが、コロラド大学の研究チームが主導した新たな研究により、「数mm」の精度での時間の進み方の違いが観測されました。続きを読む……
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新型コロナウイルスの「ワクチンパッチ」が動物実験で有効性を示す

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るう中で患者に痛みを感じさせないワクチン接種方法の開発が進められており、今回オーストラリアの研究者らが皮膚に貼り付けてワクチンを体内に届ける「ワクチンパッチ」のマウスでの実験を終えたと報告しました。続きを読む……
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新型コロナウイルスが耳に感染して難聴などの症状を引き起こす可能性

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の中には、難聴や耳鳴り、目まいといった症状が現れるケースがあることが報告されています。これまでのところCOVID-19と耳に関する症状の関連性は不明でしたが、新たにマサチューセッツ工科大学(MIT)などの研究チームが、「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が聴覚や平衡感覚に関わる内耳の細胞に感染する可能性がある」との研究結果を報告しました。続き…
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新型コロナのワクチン接種者の中でも「感染経験者」は接種2回目から6カ月後の抗体価が56%も多いという研究結果

約2000人の医療従事者を6カ月にわたって追跡調査するという研究によって、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種者の中でも「感染経験者」は2回目のワクチン接種から6カ月経過した時点で56%も抗体価が多くなるという研究結果をアメリカのジョンズ・ホプキンズ大学の研究チームが発表しました。続きを読む……
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大気汚染により「精子が減少」してしまうことが判明

これまでの研究により、大気汚染は呼吸器だけでなく脳や目にも影響を及ぼし、知能の低下や失明につながる可能性があることが分かっています。さらに、マウスを大気汚染にさらす実験によりPM2.5を吸い込むと生殖器まで影響を受けることが分かりました。続きを読む……
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「ウォーキングとサイクリング」ではどちらが健康のメリットが大きいのか?

適度な運動が健康にいいことはよく知られており、運動の中でもウォーキングとサイクリングは思い立ったらすぐにできる手軽さが魅力で、トレッドミルやフィットネスバイクを使えば天気に左右されず家の中でも可能です。そんなウォーキングとサイクリングを比較すると「どちらがより優れた運動になるのか?」を、科学系ニュースサイトのLive Scienceがまとめました。続きを読む……
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600万年以上前に刻まれた足跡の化石が示す可能性とは?

研究が進み古代の化石がどんどん見つかっても、人類がサルからどのように進化したのかはなかなか解明されません。そんな中、ギリシャで発見された足跡の化石が、人類の進化のカギを握るかもしれないと報告されています。続きを読む……
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長期のメンタルトレーニングが慢性的なストレスを25%軽減することが「髪の毛」の分析で判明

現代人は仕事や日常生活でさまざまなストレスにさらされており、メンタルヘルスの悪化や身体への悪影響が懸念されています。ストレスを軽減する方法としてマインドフルネスなどのメンタルトレーニングに注目が集まっていますが、その効果を客観的な方法で測定するのは難しいもの。新たな研究ではメンタルトレーニングの効果を測定するため、「髪の毛」を用いた分析を行ったことが報告されています。続きを読む……
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ヒトの脳は7万年前から縮小しつつある

ヒトは火を使う能力を身に付け、直立歩行を行い、精巧な言語を発達させました。さらに高度な文明を築き、複雑な脳を持つことで未来を計画したり過去を処理したりできるようになりました。もちろんこれらは脳の進化によって可能になったわけですが、実はヒトの脳の容積はおよそ7万年前を境に縮小傾向にあることがわかっています。サンフランシスコ大学が、2017年に学生のサヴァンナ・ロビソンさんが脳の縮小傾向とその原因をま…
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瞳孔のサイズは明るさだけでなく「知覚している物体の数」でも変化することが判明

網膜に到達する光を通す瞳孔は、明るい場所では収縮して取り込む光量を減らし、暗い場所では拡大して光量を増やします。ところが、瞳孔のサイズは光だけでなく「見ている物体の数」によっても変化することが、新たな研究で示されました。続きを読む……
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水の新しい形態「超イオン氷」が海王星や天王星の内部に存在する可能性

水は固体・液体・気体の3つの状態に変化しますが、実は液体の状態だけでも12以上の異なる構造が存在しています。氷にも複数の構造が存在しているとされており、そのひとつが「超イオン氷」と呼ばれる構造です。この超イオン氷が海王星や天王星の地下深くに存在している可能性を科学者たちが指摘しています。続きを読む……
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