質の高い研究を促進する賞金6400万円の新しい科学賞「アインシュタイン財団賞」の受賞者は?

現代の研究には多くの問題があることが指摘されています。そんな中、質の高い研究を支援するために2021年から始まった新しい賞「Einstein Foundation Award for Promoting Quality in Research(研究の質を促進するためのアインシュタイン財団賞)」の受賞者が発表されました。受賞者の中には、プレプリントサーバー「arXiv」の開発者として知られる、物理学…
紹介質の高い研究を促進する賞金6400万円の新しい科学賞「アインシュタイン財団賞」の受賞者は?の続きを読む

新型コロナ「オミクロン株」について「やってはならない5つのこと&やるべき10の対策」を専門家が解説

世界を席巻したデルタ変異株に見られる変異を含む30以上もの変異を併せ持つという新たな新型コロナウイルス変異株「B.1.1.529」が南アフリカで発見されました。この「オミクロン株」と呼ばれる新たな変異株について、南アフリカ国立伝染病研究所の前所長であり世界保健機関(WHO)の予防接種に関する戦略諮問委員会(SAGE)に所属しているシャビール・マディ教授が「やってはならない5つのこと」と「やるべき1…
紹介新型コロナ「オミクロン株」について「やってはならない5つのこと&やるべき10の対策」を専門家が解説の続きを読む

週に1回午前中に「赤い光」を見るだけで視力が改善するという研究結果

「赤色の光を見る」という簡単な方法で高齢者の衰えた視力が改善するという研究結果が、2020年にユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究チームによって報告されていました。この報告の後も研究は続いており、新たに「赤色の光」の出力や見るタイミングに関する研究報告が発表されています。続きを読む……
紹介週に1回午前中に「赤い光」を見るだけで視力が改善するという研究結果の続きを読む

核融合エネルギーの開発は今後どのように進んでいくのか?

かつて「実現不可能」と言われていた核融合エネルギーを利用した発電が、現実味を帯びてきています。今後数十年のうちに商用化が見込まれる核融合エネルギーですが、実際にはどのくらいのタイムスパンで研究が進んでいるのか、そもそもどのような研究が存在するのかを、natureが解説しています。続きを読む……
紹介核融合エネルギーの開発は今後どのように進んでいくのか?の続きを読む

「生きたインク」を使えば壊れても自己再生する建物が実現するかもしれない

遺伝子操作された大腸菌から生成した「microbial ink(微生物インク)」と呼ばれる生体インクが開発されました。この微生物インクはまだ実験室段階ですが、圧力をかけると歯磨き粉のように絞り出され、さまざまな形状に3D印刷することが可能で、将来的には自己再生する建築素材として使われることも期待されています。続きを読む……
紹介「生きたインク」を使えば壊れても自己再生する建物が実現するかもしれないの続きを読む

30以上もの変異を併せ持つ新型コロナの「新しい変異株」が発見される、「ニュー変異株」と呼ばれる見通し

新しい新型コロナウイルスの変異株が南アフリカで発見されたと報じられています。2021年11月26日のWHOの会合で「懸念される変異株」または「注目すべき変異株」に指定されるとみられているこの変異株は、デルタ変異株に見られる変異を含む非常に多くの変異を持っているため、ワクチンの効果の低下や重症化リスクの増加を招くおそれもあるとして、研究者らは警戒を強めています。続きを読む……
紹介30以上もの変異を併せ持つ新型コロナの「新しい変異株」が発見される、「ニュー変異株」と呼ばれる見通しの続きを読む

地球外生命体が宇宙船にくっついて地球を侵略する可能性を科学者が警告

人類は長らく地球外生命体を探し続けていますが、記事作成時点では発見されていません。この地球外生命体が、宇宙船にくっついて地球へ飛来する可能性があると、科学者が警告しています。続きを読む……
紹介地球外生命体が宇宙船にくっついて地球を侵略する可能性を科学者が警告の続きを読む

古代に発生した「第一のパンデミック」はこれまで知られていたものより大規模なものだったと歴史家が指摘

2020年から続く新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、1918年から1920年にかけて世界的に流行したスペインかぜ以来の「100年に一度のパンデミック」と呼ばれています。歴史の中で繰り返されるパンデミックのうち、541年から750年にかけてヨーロッパなどで猛威を振るったユスティニアヌスのペストに注目した最近の研究により、「第一のパンデミック」とも呼ばれるこのペストの被害が、これまで知られてい…
紹介古代に発生した「第一のパンデミック」はこれまで知られていたものより大規模なものだったと歴史家が指摘の続きを読む

糖尿病治療に光を差す「人工すい臓」開発の歴史とは?

体内でインスリンを生成できない糖尿病患者にとって、注射によるインスリンの投与や定期的な血糖値の測定は生存のために必要不可欠とされてきました。しかし、近年では血糖値測定やインスリン投与を自動的に行う人工すい臓が実用化されており、糖尿病患者のライフスタイルに変化が訪れています。そんな人工すい臓の歴史について人工すい臓開発プロジェクトの中心人物であるボリス・コヴァチェフ氏が解説しています。続きを読む…..
紹介糖尿病治療に光を差す「人工すい臓」開発の歴史とは?の続きを読む

地下660kmで形成されたダイヤモンドの中から発見された新鉱物「デイブマオイト」とは?

アフリカ南部に位置するボツワナから発掘されたダイヤモンドの内部から、これまで見つかったことがない新しい鉱物が発見されたと報告されました。鉱物は台湾の物理学者である毛河光氏のイングリッシュネームから「デイブマオイト」と名付けられました。続きを読む……
紹介地下660kmで形成されたダイヤモンドの中から発見された新鉱物「デイブマオイト」とは?の続きを読む

異なる新型コロナワクチンの「交互接種」でブースター接種すると抗体が「最大76倍」になったとの研究結果

堀内詔子ワクチン接種推進担当大臣は2021年11月17日に、新型コロナウイルスワクチンの接種が完了した人がさらに追加のワクチン接種を受けるブースター接種の際には、希望者が予約の際にワクチンの種類を選べるようにすると発表し、最初のワクチンとは違うワクチンを使う「交互接種」を認める方針を打ち出しました。そんな中、実際に合計9種類の組み合わせでワクチンをブースター接種した際の効果を分析した研究により、「…
紹介異なる新型コロナワクチンの「交互接種」でブースター接種すると抗体が「最大76倍」になったとの研究結果の続きを読む

新たな「ウソ発見システム」が開発される、顔の筋肉のわずかな動きを検知して高精度でウソを看破

顔に貼り付けた電極によって顔の筋肉の電気的活動からウソを見抜くというシステムをイスラエルの研究チームが開発しました。研究はごく初期の段階ですが、この種の技術としては最高クラスの精度を達成したと報告されています。続きを読む……
紹介新たな「ウソ発見システム」が開発される、顔の筋肉のわずかな動きを検知して高精度でウソを看破の続きを読む

「暴君ネロは意外にも財政面はきちんとしていた」ことが放射線で歴史的な通貨を分析する研究で判明

アメリカ・ノートルダム大学の原子核物理学者らの研究チームが、2021年10月にオンラインで開催された発表会「DNP 2021」で、X線回折や粒子加速器を用いて歴史的な硬貨や紙幣を分析する研究の成果を発表しました。これにより、暴君としてのイメージが強いローマ皇帝ネロが通貨価値の維持に尽力していたことや、アメリカの100ドル紙幣に肖像が描かれているベンジャミン・フランクリンが紙幣を発行する際に使った偽…
紹介「暴君ネロは意外にも財政面はきちんとしていた」ことが放射線で歴史的な通貨を分析する研究で判明の続きを読む

太陽光のエネルギーを高い変換効率で使いやすい水素に変換する新たな手法が開発される

近年は環境に優しい再生可能エネルギーとして風力発電や太陽光発電が注目を集めている一方、エネルギーを電気の形に変換すると用途が限られるほか、電力網が整備されていない場所では使えないという問題があります。そこでスウェーデン・ウメオ大学の研究チームが、「地球に豊富に存在する材料を使って、太陽光のエネルギーを使いやすい水素へ効率的に変換する手法」を開発しました。続きを読む……
紹介太陽光のエネルギーを高い変換効率で使いやすい水素に変換する新たな手法が開発されるの続きを読む

子どもは生後どれくらいの時期から「ユーモア」を理解するのか?

言葉が話せないほど小さな赤ちゃんでも、大人がおかしなことをしたら笑ったり自分でおかしな動きをして面白がったりするなど、何かしらのユーモアや笑いの感覚を持っていると考えられます。イギリスのブリストル大学が主導する国際的な研究チームが行った調査により、「子どもは早ければ生後1カ月で特定のユーモアをユーモアとして正しく理解し、成長するに従ってユーモアの感覚を発達させていく」との結果が示されました。続きを…
紹介子どもは生後どれくらいの時期から「ユーモア」を理解するのか?の続きを読む