腰痛を和らげるために「運動」が効果的な理由とは?

もし「腰痛」になってしまった場合は絶対安静にして背中を休めるべきだと思う人も多いかもしれませんが、運動を行うことは痛みを和らげ、将来的に腰痛が再発するのを防ぐことが知られています。「なぜ腰痛には運動が効果的なのか?」という疑問について、アイルランド王立外科医学院で健康・リハビリテーション科の教授を務めるSuzanne McDonough氏らが解説しています。続きを読む……
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「ワープ・バブルの生成に成功した」という主張に天体物理学者が反論

NASAのジョンソン宇宙センターにある「イーグルワークス研究所」を創設したハロルド・ホワイト氏は、発表した論文をもとに「ワープ・バブルの生成に成功した」と発表しています。SF映画に出てくるような「ワープ」を可能にする亜空間・ワープ・バブルを作り出したという主張に対し、天体物理学者のイーサン・シーゲル氏は「科学的な証明が不十分」だとして、主張の問題点を指摘しています。続きを読む……
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一滴で最大6時間視力を高める目薬「VUITY」が発売、特に中年に効果的

瞳孔を収縮させ、近見視力を改善する薬「VUITY」がアメリカ食品医薬品局(FDA)に承認され、2021年12月9日から市場に出回り始めました。VUITYは特に老眼が始まった40歳以上に効果をもたらすとされています。続きを読む……
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量子コンピューターに「宇宙線」が重大なエラーを引き起こすとの研究結果

量子力学における重ね合わせを用いて計算を行う量子コンピューターは、従来の古典的なコンピューターでは不可能なレベルのスピードで計算できることが期待されています。ところが、Googleの量子コンピューター研究チーム・Quantum AIの科学者らは、宇宙から飛来する高エネルギーの放射線である宇宙線が、量子コンピューターの動作に重大なエラーを引き起こすとの研究結果を報告しました。続きを読む……
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「へその緒を切る前に1分待つだけで赤ちゃんの死亡率と障がい発生率を格段に引き下げられる」という研究結果

未熟児が生まれると医師は必要な処置を行うためにへその緒の切断を行うことが一般的です。しかし、新たな研究では、へその緒の切断を1分待つことで、生まれた子どもの2歳までの死亡リスクや障がいリスクが減少することが示されました。続きを読む……
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1回の宇宙旅行で排出される炭素は排出量が少ない人々の一生分を上回る

2021年は民間人による宇宙旅行が盛んに行われた年であり、合計20人以上もの人々が宇宙旅行を実現しました。今後の宇宙開発に向けてさらなる希望が高まる一方で、World Inequality Lab(世界不平等研究所)が発表した「The World #InequalityReport 2022(世界不平等レポート2022)」では、「1回の宇宙旅行で排出される炭素は、排出量が少ない下位10億人が一生で…
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ぜんそくの人が脳腫瘍になりにくい理由とは?

アレルギーなどが原因で気道に慢性的な炎症が生じ、わずかな刺激で気管支を囲む筋肉が収縮して空気の通り道が狭くなるぜんそくは、激しいせきや胸の痛み、動悸(どうき)、息切れ、呼吸困難などの症状をもたらす一方で、「ぜんそくの人は脳腫瘍になりにくい」ということも知られています。新たにワシントン大学の研究チームが、ぜんそくの人が脳腫瘍を発症しにくい理由についての研究結果を発表しました。続きを読む……
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新型コロナウイルスが人体の免疫システムからどのように逃れるかのメカニズムが解明される

北海道大学大学院医学研究院の小林弘一教授ら研究グループが、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)がどのように人体の免疫システムから逃れ、感染を持続させるかのメカニズムを解明しました。続きを読む……
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難しい母乳育児の継続率を向上させる簡単な方法とは?

母親の乳房から分泌される母乳を与えて赤ちゃんを育てる「母乳育児」は、赤ちゃんにとってさまざまなメリットがある一方で、母親にとっては大きな負担となります。「どうしたら母乳育児の継続率を向上させられるのか?」という疑問について、イギリス・スターリング大学経済学部の上級講師を務めるDavid Comerford氏が解説しています。続きを読む……
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神経細胞すべてのマッピングに成功した生物はわずか1種、神経科学の強力なデータとなる「コネクトーム」とは?

2020年、ハーバード大学の神経科学者とGoogleのエンジニアが、人間の脳の神経細胞を染色してマッピングしたものを共同で発表しました。しかし、この共同研究で行われたマッピングは人間の脳全体のわずか100万分の1。神経細胞をマッピングする「コネクトーム」がどのようなものなのか、科学系メディアのQuanta Magazineが解説しています。続きを読む……
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人工衛星の数が増えすぎることで引き起こされるさまざまな問題とは?

1957年に世界初の人工衛星であるスプートニク1号がソ連によって打ち上げられて以降、数多くの人工衛星がさまざまな目的で打ち上げられています。宇宙開発が進んで地球の軌道上を周回する人工衛星が増えることの問題について、科学系メディアのLiveScienceが解説しています。続きを読む……
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騒音によるダメージは蓄積する、難聴の自覚がなくとも対策が必要

現代人は車・鉄道・飛行機・産業機械・ドライヤー・芝刈り機・音楽などが出す大きな音に日常的にさらされており、ある程度の騒音は日常生活の一部となっている人も多いはず。ところが、こうした騒音によるダメージはだんだんと耳に蓄積していき、暴露後5年~20年経ってから悪影響が現れることもあるとのことで、まだ騒音の悪影響を実感していない段階から耳を保護することが大切だと、科学系メディアのPopular Scie…
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「うんこの頻度」は遺伝子に左右されることが明らかに

お腹を下しやすい人や便秘気味な人など、排便の頻度は人それぞれのように思えます。しかし、最新の研究により人の排便頻度は遺伝情報に左右されることが明らかになりました。続きを読む……
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エジソンやダリが使った「創造性をアップする睡眠テクニック」の有効性が実験で示される

偉大な仕事を成し遂げるには創造性が重要だと考えられており、多くのクリエイターは創造性を高く保つためにさまざまなことを試しています。新たに、フランスのパリ研究所の研究チームが行った実験により、発明王のトーマス・エジソンやシュルレアリスムの代表的画家であるサルバドール・ダリが使っていた「睡眠テクニック」が、人の創造性を刺激するとの研究結果が示されました。続きを読む……
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「オミクロン株ステルス搭載バージョン」が見つかる、PCR検査での変異株特定が従来より困難に

新型コロナウイルスのオミクロン株がさらに変異した「ステルス型」の系統が、イギリスとオーストラリアで相次いで発見されました。この新しいオミクロン株は、従来のオミクロン株の変異を受け継ぎながらも、PCR検査でオミクロン株を迅速に特定するのに使われていた遺伝的特長を持たないため、特定が難しくなると危惧されています。続きを読む……
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