本気を出して研究者が作ったシャボン玉は465日間も割れないまま

泡沫(うたかた)という言葉で表現されるように、短時間ではかなく消えてしまうのが泡というもの。そんな泡をフランスの物理学者が465日間も存続させることに成功し、その成果を「永遠の泡」と題する論文で発表しました。続きを読む……
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大麻は睡眠促進目的で使われているが実際のところ睡眠を乱す可能性があると判明

オランダやアメリカの複数の州で合法化されている大麻には「睡眠を促進する効果がある」と言われており、実際に大麻使用者を対象とした調査では、睡眠促進や不眠症治療のために大麻を使用している人が多いこともわかっています。ところが、3000人以上の大麻使用者を被験者とした大規模調査を行った研究チームが、「大麻を吸うと睡眠が乱れやすくなる」との研究結果を報告しています。続きを読む……
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スイスの名峰・マッターホルンは2秒に1回の周期で揺れていると判明

スイスとイタリアの国境にそびえ立つ標高4478mのマッターホルンは観光客だけではなく世界中の登山家からも人気の高い山で、スイスを象徴する名峰です。チューリッヒ工科大学スイス地震局の研究チームが、このマッターホルンが約2秒に1回の周期で前後に振動していることを証明しました。続きを読む……
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新型コロナのワクチンに関する臨床試験データが隠されているとして医学誌が透明性を要求

2009年の豚インフルエンザ流行時に各国政府が数十億ドル(数千億円)を投じて備蓄した抗インフルエンザ薬について、備蓄の根拠となった試験の多くは製薬会社の後援を受けたもので、信頼性の高い第三者検証機関の研究者は生データにアクセスできませんでした。このことを受けてデータ透明性についての議論が巻き起こり、新たなポリシーが作られたはずなのですが、再び新型コロナウイルスのワクチンで同じ事が起きていると、イギ…
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兄が多い男性ほど同性婚する割合が高くなることが判明

近年、世界中の国々で同性婚に関する法律の制定が進んでおり、性的マイノリティに関する研究も多く行われています。そんな中、オーストラリアの研究チームが「兄が多い男性ほど同性婚する割合が増える」という研究結果を発表しました。続きを読む……
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「地球上で6度目の大量絶滅がすでに始まっている」と科学者が警告

地球ではこれまで5度にわたる大量絶滅が起きたとされており、この5度の絶滅はビッグファイブと呼ばれています。このビッグファイブに続く「6度目の大量絶滅」がすでに起きていると科学者が警告を発しています。続きを読む……
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「人の目」をスキャンして早死にするかどうか予測するAI登場

「人の目をスキャンしてその人が早死にするかどうかを予測する深層学習モデル」を開発したと、中国・オーストラリア・ドイツの国際的研究チームが発表しました。新たに開発されたアルゴリズムは網膜から予測される生物学的年齢と実年齢のギャップを基に、その人が早死にするリスクを高い精度で予測できるとのことです。続きを読む……
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新型コロナワクチンに対する副作用の60%以上が「ノシーボ効果」か

何の効果もない偽薬のはずなのに思い込みから有害な副作用が生じる現象を「ノシーボ効果」と呼びます。新型コロナウイルスワクチンの副作用の60%以上が、このノシーボ効果によるものである可能性が、最新の研究により明らかになりました。続きを読む……
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ブースター接種後のさらなる追加接種で合計4回打ってもオミクロン株対策には不十分だとイスラエルの研究で示される

ファイザーやモデルナの新型コロナウイルスワクチンは2回接種することで「接種完了」とされていますが、ワクチンの有効率は時間の経過に伴って徐々に低下していくため、3回目の追加接種(ブースター接種)をすることが望ましいとされています。ところが、非常に感染力が強い新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株に関するイスラエルの研究では、「3回目接種に続いて合計4回目のワクチン接種を行っても、不十分な効果し…
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無限に熱くなったものはどのような色に見えるのか?

色温度とは、光の色をK(ケルビン)という熱力学の温度を示す数値で表すもので、温度が高くなるにつれてオレンジ色から白、水色、と変化していきます。それをふまえて、「無限に熱いもの」を考えた時にはどのような色になるのか?という考察について数理科学の研究プロジェクトThe Azimuth Projectが公式ブログで解説しています。続きを読む……
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宇宙空間で赤血球が破壊される「宇宙貧血」とは?

宇宙で任務をこなした宇宙飛行士の体では、遺伝子発現や体重に変化が生じることが知られています。そんな体の変化の1つに「宇宙貧血」と呼ばれる症状が存在していますが、この宇宙貧血のメカニズム解明に一歩近づく新たな研究結果が発表されました。続きを読む……
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ブレイクスルー感染のデータから見る「ワクチンの有効性」とは?

感染力が強い新型コロナウイルスのオミクロン株はワクチン接種完了者の間でブレイクスルー感染を引き起こしており、ワクチン有効率の低下が懸念されています。アメリカ・ニューヨーク州が公開する「ワクチン接種完了者やワクチン未接種者におけるブレイクスルー感染のデータ」からは、ワクチンの有効性がオミクロン株に受けた影響をうかがい知ることができます。続きを読む……
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トンガの火山噴火はなぜ激烈なのか、今後の大噴火の予兆なのかについて火山学者が解説

2022年1月15日にトンガで発生した火山噴火の衝撃は、文字通り地球の半分を駆け巡り、ポリネシアから遠く離れた日本でも太平洋沿岸など広い地域に津波警報や津波注意報が発令されるなど大きな影響が出ました。この火山の噴火の規模がこれほど甚大な理由や今後予測される事態について、火山の専門家が解説しています。続きを読む……
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火星隕石の有機物の起源を「生物由来」としたNASAの主張を否定する新研究

南極大陸で見つかった火星からの隕石(いんせき)「アラン・ヒルズ84001」に有機化合物が含まれていたことについて、1996年にNASA主導の研究チームが「火星の生物由来の可能性」を指摘していますが、カーネギー科学研究所から生物由来であることを否定する研究が発表されました。続きを読む……
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融雪剤が湖の塩分濃度を急上昇させていることが判明

雪の多い地域では道路上に積もった雪を溶かしたり、溶けた水が凍結したりするのを防ぐために、塩化ナトリウムや塩化カルシウムを使用した融雪剤が使われています。ところが、融雪剤由来の塩が淡水の池や湖に流れ込むと水の塩分濃度が上昇してしまうそうで、「世界で5番目の面積を持つミシガン湖の塩分濃度が過去40年間で急上昇している」と報告されています。続きを読む……
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