ニューヨークの下水から新型コロナの「不可解な変異株」が複数見つかる

アメリカ・ニューヨークの下水から、未確認の変異をした新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が少なくとも4種類発見されたと報告する論文が発表されました。これらの「不可解な変異株」はいずれも、新型コロナウイルスに感染済みの人やワクチン摂取済みの人の免疫を回避する変異を持っていたと報じられています。続きを読む……
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遺伝的な差異が教育レベル・職業的地位・収入にどれぐらい影響するのか?

人が子ども時代にどのような環境で過ごしたかは、将来に大きな影響を与えると、これまで多くの研究で示されてきました。一方で、人の人生に「遺伝子」がどれほど影響しているかどうかは研究が進んでいないとのことで、新たに、教育レベル・職業的地位・収入に対して遺伝的差異がどのように影響するのかという分析が行われました。続きを読む……
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科学者はあらゆる言論弾圧に抵抗しなければならないという主張、現代の言論弾圧「キャンセル・カルチャー」とは?

相次ぐネット上の言論弾圧について、ドイツ科学協会の発行するジャーナルNachrichten aus der Chemieが「科学者はあらゆる言論弾圧に抵抗しなければならない」という論文を掲載しました。この論文は、現代の言論弾圧「キャンセル・カルチャー」をテーマにしています。続きを読む……
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白血病治療「CAR-T細胞療法」を受けた患者が12年間も再発兆候なし、研究チームが「白血病を治療できる」と結論づける

血液から抽出した免疫細胞(T細胞)を「がん細胞を攻撃」できるように作り替えてから再び体内に戻すという「CAR-T細胞療法」を開発初期に受けた白血病患者2名が寛解状態が12年間続いたことから「CAR-T細胞療法は白血病を治療できる」とする研究結果が発表されました。研究チームは治療当初は「白血病は必ず再発するはず」と考えていましたが、12年間再発がなかったことを受け、考えを改めた形です。続きを読む…..
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ホテルの従業員ロボットは「男性型より女性型の方が好まれる」という研究結果

近年では製造業だけでなくサービス業でもロボットの導入が進んでおり、レストランにおける料理の配膳やホテルの受付などをロボットが担当するケースも登場しています。ロボットにはもちろん生物学的な性差はありませんが、アメリカ・ワシントン州立大学の研究者が行った調査からは、「ホテルの従業員ロボットは女性型の方が男性型より好まれやすい」という傾向が明らかになりました。続きを読む……
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脳は眠っていても「知っている人の声と知らない人の声」を判別できる可能性

近年の睡眠科学の発達により、人間の脳は寝ている間でも聴覚刺激を通じて周囲の状況を監視していることがわかっています。その一方で、同居人の声や雨音といった無害な音でいちいち起きていては十分な睡眠がとれないため、脳は何かしらの方法で「起きるべき音」と「起きなくてもいい音」を識別していると考えられています。オーストリアやスイスの研究チームが行った実験からは、「眠っている時の脳は『知っている人の声』と『知ら…
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宇宙で人が死ぬとどんな問題が生じるのか?

SpaceXやブルー・オリジンなど民間の宇宙企業が独自にロケットや宇宙船を開発し、日本人実業家の前澤友作氏が2021年12月に国際宇宙ステーション(ISS)に滞在したように、お金さえあれば宇宙旅行に行ける時代になりつつあります。しかし、人類が宇宙に進出するようになると、観光客が宇宙で帰らぬ人となるケースも十分あり得ます。もし宇宙で人が亡くなるとどのような問題が生じるのかについて、ノーザンブリア大学…
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喫煙者は非喫煙者よりも「孤独な老後」を過ごす可能性が高い

喫煙者の中には「タバコは一種のコミュニケーションツール」と考えている人もいるかもしれませんが、50歳以上の人々を12年にわたって追跡した新たな研究では、「喫煙者は非喫煙者よりも社会的に孤立し、孤独になる可能性が高い」との結果が示されました。続きを読む……
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オミクロン株が「人間の免疫機能」の実態を明らかにしつつある

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の変異株であるオミクロン株が世界的に広まり、多くの国で感染のピークを迎えています。世界はまだ混乱状態にあるものの、COVID-19に伴うさまざまなワクチンが開発され、ブースター接種の効果、変異株へのワクチンの効果などに対する臨床試験が行われることで、人間の免疫機能についての興味深い事実が明らかになってきています。続きを読む……
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エイズを2倍以上の速さで進行させるHIVの変異株が発見される

エイズの原因ウイルスであるHIVに関する研究は世界中で行われており、2022年にはHIVに効果を発揮するmRNAワクチンの臨床試験が始まりました。そんな中、従来のHIVよりも毒性の強い変異株を発見したとする研究結果が新たに報告されました。続きを読む……
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スマホで読書すると読解力が落ちることが日本の研究によって示される

近年では電子書籍の普及によって紙の書籍と同時に電子書籍版も発売されることが多くなりました。電子書籍は専用端末やスマートフォンさえあれば大量の蔵書を簡単に持ち運べる非常に魅力的な存在ですが、新たに昭和大学の研究チームが「スマートフォンで読書すると読解力が落ちる」という研究結果を発表しました。続きを読む……
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鋼鉄より硬くプラスチックのように軽い新物質を「不可能」といわれた手法で開発

密度が鋼鉄の約6分の1しかないにもかかわらず、強度は鋼鉄の約2倍。軽量で、簡単に製造でき、さらには液体を完全に通さない可能性も秘めた新素材「2DPA-1」が作成されました。続きを読む……
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「鼻水1滴分の新型コロナウイルス」で健康な人がCOVID-19を発症するとの実験結果

若くて健康な人であっても、「鼻水1滴分の新型コロナウイルス」で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症するということが、実際にボランティアの鼻に新型コロナウイルスを注入した実験で明らかになりました。続きを読む……
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新型コロナが治っても後遺症に悩まされる人の「4つの傾向」とは?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から回復した人が、数週間から数カ月間以上にわたってさまざまな後遺症に悩まされる「ロングCOVID」になる可能性が高いかどうかを特定する要因を特定したとの論文が、学術雑誌のCellに掲載されました。続きを読む……
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