オミクロン株に対するワクチンのブースター接種は接種4カ月後でも一定の保護効果を発揮する

2020年から流行している新型コロナウイルスに対するmRNAワクチンは、基本的に2回接種することで「接種完了」となりますが、接種から時間が経過すると保護力が低下することがわかっていて、3回目の接種(ブースター接種)が提唱されています。しかし、「デルタ株」や「オミクロン株」に対して、ブースター接種がどれだけ保護力を持続するのかについてはほとんどわかっていないということで、アメリカの疾病予防管理センタ…
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睡眠時間を長くするだけで摂取カロリーが減り体重が落ちると研究で判明

睡眠は食欲を制御するホルモンの分泌に影響することから、不足すると肥満の原因になることが知られています。新たな研究により、平均睡眠時間を1時間延ばすことが、カロリー摂取量を減らして体重を減らすことにつながると明らかになりました。続きを読む……
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遺跡から発掘された1500年前の容器が「ローマ人のトイレ」だったと判明

1500年前のローマ人が使っていた別荘から発掘された容器が、内容物の分析結果から「1500年前のトイレ」だったことが判明しました。トイレとして使われていたことを示す証拠となったのは、固まった堆積物に含まれていた「寄生虫の卵」でした。続きを読む……
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ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した最初の星景写真が公開される、自撮り画像もあり

2021年12月に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡の後継機である「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が初めて撮影した星景写真が公開されました。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡はアメリカ航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)、カナダ宇宙庁(CSA)が中心となって開発を進めており、次代の宇宙観測を担う存在として期待されています。続きを読む……
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「おしっこのリサイクルが世界を救う」という期待が高まっている理由とは?

人間は毎日当たり前のように排尿を行っていますが、尿を流すために水洗トイレを使うことによる淡水消費量はかなり多い上に、下水の不適切な処理は環境汚染にもつながります。そこで、「尿のリサイクルが世界を救う」と考える各国の研究者らが、尿を人間の役に立つ方法でリサイクルするための研究を進めています。続きを読む……
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地球の質量は次第に減っているのか?

地球は常に一定の質量を保っているわけではなく、宇宙から飛来した物体が隕石として地球に降り注ぐこともあれば、大気が宇宙空間に流出したり月へ送り込まれたりすることもあります。そこで、「地球の質量は次第に減っているのか、それとも増えているのか?」という疑問について、科学系メディアのLive Scienceが解説しています。続きを読む……
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子どもが集中するとつい舌が出てしまうのはなぜ?

子育て経験がある人や身近に小さな子どもがいる人の中には、熱心に絵を描いたりおもちゃで遊んだりしている子どもが舌を出しているのを見たことがある人も少なくないはず。また、大人でも「繊細な作業をしている時は舌を上顎に押しつけるようにしている」という人もいます。このように、手作業と舌の動きに関連性が見られる理由について、専門家が解説しました。続きを読む……
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赤ちゃんが「唾液」を手がかりにして人間同士の親密さを見分けているとの研究結果

自分を取り巻く人間関係を正しく理解することは、社会的存在である人間として重要なスキルであり、それは誰かに世話してもらわなければ生きられない赤ちゃんにとっても同様です。アメリカの研究チームが行った研究では、「赤ちゃんは唾液の交換を手がかりにして人間同士の親密さを認識している」とする結果が報告されました。続きを読む……
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ADHDを抱える人は常識にとらわれずに高い創造性を発揮する

集中力は一般的に有益なものだと考えられていますが、創造性、特に斬新なアイデアの創出を妨げてしまうことがあるといわれています。そこで、発達年齢に比べて集中力が欠如しやすいADHD(注意欠陥多動性障害)を抱える人は高い創造性を発揮するのではないかという仮説の下で行われた小規模の実験結果を、ミシガン大学心理学部のホーリー・ホワイト教授が発表しています。続きを読む……
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メンタルヘルスの男女差に空腹や体温などを知覚する「内受容感覚」の違いが影響している可能性

「人間の感覚」といえば視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚でくくられる五感を連想する人が多いはずですが、これらとは別に空腹感・心臓の鼓動・体温といった身体内部の状態を知覚する「内受容感覚」という感覚も存在します。そんな内受容感覚における男女差が、うつ病や不安障害などのメンタルヘルスに影響するという研究結果が報告されました。続きを読む……
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ソ連の金星探査計画「ベネラ計画」とは?

宇宙競争が激化していた1900年代、アメリカと角逐していたソビエト連邦(ソ連)は人類史上初めて月面に探査機を送りこむことに成功したうえ、金星の地表へも初めて探査機を到達させています。ソ連の金星到達を巡る歴史について、台北のニュースライターであるJon Y氏が解説しています。続きを読む……
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核融合エネルギーの新記録を核融合炉「JET」が樹立

ヨーロッパの核融合研究機関らが組織するEUROfusionが2022年2月9日に、欧州トーラス共同研究施設(JET)の核融合炉が過去の2倍を超えるエネルギーを生成することに成功したと発表しました。この成果は、日本も参加している国際熱核融合実験炉(ITER)の実現に大きく寄与すると期待されています。続きを読む……
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「新型コロナウイルスの感染前にビタミンD不足だった患者は重症化率や死亡率が高い」との研究結果

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連するさまざまな研究が進められる中で、必須栄養素である「ビタミンD」とCOVID-19の重症度との関連に注目が集まっています。新たにイスラエルの研究チームが発表した論文では、「感染前の体内におけるビタミンDの量が、COVID-19の重症度や死亡リスクに大きな影響を及ぼす」との研究結果が示されました。続きを読む……
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「重力レンズ」を利用して5150光年先の「はぐれブラックホール」の観測に成功

ブラックホールは光さえ飲み込んでしまうことから望遠鏡などで直接観測することは困難であり、重力波やガンマ線バーストなどのブラックホールに特徴的な現象を利用した観測が試みられています。そんな中、海外の研究チームが「重力レンズ」と呼ばれる現象を利用して地球から約5150光年離れた位置に存在するブラックホールの観測に成功しました。続きを読む……
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