一晩でもライトを付けっぱなしにして寝ると心臓病や糖尿病のリスクが増加する

寝るときに真っ暗なのが苦手だったり、疲労でそのまま寝落ちしてしまったりと、いろいろな理由で、電灯をつけたまま寝た経験は誰しもあるはず。このような「就寝時に光を浴びること」は心拍数の上昇などを引き起こし、心臓病や糖尿病のリスクを増加させる可能性が研究で示唆されました。続きを読む……
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「高温に熱した鉄板の上で水滴が浮く現象」は水以外の液体でも起こるのか?

熱したフライパンに水滴を落とすと、フライパンと接する部分で瞬間的に水が蒸発して水蒸気の膜を作り、水滴がまるでフライパンの上を浮いているかのようになめらかに動く現象が「ライデンフロスト効果」です。このライデンフロスト効果を水以外のさまざまな液体で試した結果を、メキシコ・プエブラ大学物理学部のデリペ・パチェコ=ヴァスケス氏率いる研究チームが発表しています。続きを読む……
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「人間は誰もが放射性物質」と専門家、生命と放射線の切っても切れない関係とは?

放射線は目に見えず、また放射性物質が体内に取り込まれると内部被ばくにより人体がダメージを受けることもあります。そんな放射線について、医学と工学の専門家が「ほとんどの放射性物質は自然界にも広く存在していて、地球上の生命も放射線なしでは成り立ちません」と指摘して、生き物にとって有害なイメージが強い放射線と生命の関係について解説しました。続きを読む……
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科学者が言っているとデタラメでもそれらしく感じてしまう「アインシュタイン効果」とは?

AIが生成した無意味な文章を高名な科学者の言葉として提示し、その信ぴょう性を評価してもらう実験により、人々は科学者の発言であれば意味不明でも信頼する可能性が高いことが分かりました。研究チームは、信頼できそうな情報源からの情報に一定の評価が与えられてしまう現象を、「アインシュタイン効果」と名付けています。続きを読む……
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麻酔が発明される前の外科医はどのように患者の痛みを減らそうとしたのか?

現代では歯の治療や傷の縫合などの手術時には患者が痛みを感じないように麻酔が施されますが、麻酔が発明される以前にも外科医という職業は存在していました。麻酔が発明される以前の外科医はどのように患者の痛みを減らそうとしたのかについて、イギリス・ダンディー大学で麻酔学の名誉教授を務めるトニー・ワイルドスミス氏が解説しています。続きを読む……
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わずか20年で40兆km以上離れた恒星にマイクロ宇宙船を送りこむ「ブレークスルー・スターショット」の新たな課題は「紙より薄い帆」にあり

太陽系から約4.3光年(約40兆km)の距離にある、最も近い恒星系「アルファ・ケンタウリ」に超小型の宇宙船を送りこむプロジェクトが「ブレークスルー・スターショット」です。2016年に始動したもののまだ実現に至ってはいないこのプロジェクトですが、この度「新しい帆」のコンセプトが完成したことが報告されました。続きを読む……
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ロシアの軍事侵攻により欧州宇宙機関の火星探査ミッション「エクソマーズ」が停止、ロシアに代わるパートナーの検討も

ウクライナへの軍事侵攻を行うロシアに対して各国は協調して制裁を行っており、ロシアもそれに対抗してロケットエンジンの販売停止や特許保護の撤廃といった報復措置を執っています。そんな中、欧州宇宙機関(ESA)はロシア国有の宇宙開発企業・ロスコスモスとの協力を続けることは不可能だとして、火星探査ミッション「ExoMars(エクソマーズ)」の停止を決断しました。続きを読む……
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「北極圏の海底に大穴が空きまくっている」という報告

アメリカの研究チームが「北極圏の海底に大穴が空いている」という調査結果を発表しました。研究チームは「北極圏全体で大きな変化が生じているというのは知られていますが、海底における変化を確認したのは今回の研究が初めてです」とコメントしています。続きを読む……
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モデルナが結核やマラリアなど「最も危険とされる感染症15種」に対するmRNAワクチンの開発計画を発表

新型コロナウイルスワクチンの開発で一躍有名になった製薬会社のモデルナは、mRNAワクチンの技術を応用してHIVワクチンやインフルエンザワクチンなど複数のワクチンの開発に取り組んでいます。そんなモデルナが新たに結核やマラリア、エボラ出血熱など「最大の公衆衛生リスクとされている15の病原体」に対するワクチンの研究を進め、2025年までに臨床試験を始めると発表しました。続きを読む……
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科学者にとって重要な「3つの能力」とは?

近年では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)や気候変動問題に関連する多くの専門家がテレビ番組などに出演しており、科学者の存在を身近に感じるようになった人も多いはず。そんな科学者にとって重要な「3つの能力」について、オーストラリアのオークランド大学で哲学の上級講師を務めるエミリー・パーク氏が解説しています。続きを読む……
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トンガの島が吹き飛ぶほどの巨大噴火で約59万回もの落雷が確認される

2022年1月15日に南太平洋にあるトンガのフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山で発生した噴火は広島型原爆の500倍以上もの威力で、島をほぼ完全に吹き飛ばしてしまうほどの規模でした。この噴火の影響で、59万回以上の落雷が引き起こされたと報告されています。続きを読む……
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人間がどれだけディープフェイクを見抜けるかどうかを調査するプロジェクト「Detect Fakes」とは?

この世に存在しない人物のリアルな顔写真を一瞬で生成したり、人と見分けが付かないほど超高精度な文章を作成したり、AIのディープラーニングはこれまでにない技術を人間にもたらしています。しかし、この技術を悪用した偽の写真などが登場していることも事実。このような「ディープフェイク」を検出するために立ち上げられたプロジェクトが「Detect Fakes」です。続きを読む……
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「脳の記憶が雑」なせいで知識が増えるとかえって「思い出す力」が落ちる可能性、ただし創造性や決断力がアップする側面も

アルバート・アインシュタインの「頭を空にしておく方がいい。知識のためには図書館がある」という格言を裏付けるように、歴年の知識がたくさん詰まった高齢者の脳では、情報が混雑しているせいで適切にものを思い出すことができなくなることを示す研究結果が報告されました。続きを読む……
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開発中の医薬品の90%は臨床試験を突破できない

研究室や製薬会社で新しい医薬品を開発しても、すぐに製品化できるわけではなく、多くの試験を経てから臨床試験を突破し、当局の承認を得る必要があります。ミシガン大学薬学部のDuxin Sun教授が、臨床試験を突破する難しさを解説しています。続きを読む……
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「心臓発作を経験した人はパーキンソン病になるリスクが低い」との研究結果

パーキンソン病は手の震えや動作の緩慢などの運動障害を示す神経変性疾患であり、症状が進むと自力歩行も困難になってしまいます。そんなパーキンソン病について、デンマーク・オーフス大学病院の研究チームが行った調査から、「心臓発作を経験した人はパーキンソン病になるリスクが低い」という関連性が発見されました。続きを読む……
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