ヨーロッパで流行の「サル痘」は男性同士のセックスを通じて感染拡大した可能性

現地時間の2022年5月23日、世界保健機関(WHO)がヨーロッパで「サル痘」の患者が100人を超えていると報告しました。突如ヨーロッパで感染拡大するサル痘については各国の保健当局が警戒を強めているのですが、これは「男性同士のセックス」が原因となっている可能性が報じられています。続きを読む……
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海草の下にはコーラ320億本分の「砂糖の山」が眠っていることが判明、「ブルーカーボン」の重要性が高まる

海のオアシスとも言える海草群生地の土壌に、膨大な量の糖が含まれていることが判明しました。普通、糖分が海中の微生物に分解されると二酸化炭素となって放出されますが、海草の働きのおかげでそれが抑制されているため、今回の発見により海の生態系によって貯蔵されている炭素、いわゆるブルーカーボンの重要性がさらに増したと研究者は指摘しています。続きを読む……
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がんを治療するためにウイルスを患者に注入する臨床試験が進行中

2022年5月、「がん細胞を死滅させる特殊なウイルス」をがん患者に注入する臨床試験を開始したと、がん免疫療法の研究開発を行うバイオテクノロジー企業・Imugeneと非営利臨床研究センターのCity of Hopeが発表しました。続きを読む……
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地球温暖化がもたらす寝苦しい夜が世界中の人々の「睡眠」を着実に悪化させている

2022年5月23日(月)からの1週間は西日本などで真夏日が続出すると予報されており、「まだ5月なのにもう暑い」と感じている人も少なくないはず。日中のみならず夜間の気温上昇にもつながる気候変動により、世界各地の睡眠時間が減少し健康被害が危ぶまれていることが、最近の研究により判明しました。続きを読む……
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「陰茎への電気ショック」で早漏が治り持久力が40秒から5分になったとの医学的事例が報告される

「日本人の成人男性の1300万人、約3.5人に1人が早漏で悩んでいる」との調査結果があるように、射精に至るまでの時間が本人の意思に反して過度に短くなる早漏は多くの男性にとって悩みの種です。そんな早漏を、副作用のリスクや治療コストが少ない「陰茎に30分電極を貼り付ける」という治療を行うことで、射精までの時間を約7倍にすることができたと報告されています。続きを読む……
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「育った国や家族が違う一卵性双生児」のIQや価値観にはどのような差が出たのか?

双子の中でも1つの受精卵が分裂して生まれる一卵性双生児は基本的に同じ遺伝情報を持っており、性別や血液型が一致するだけでなく、身体能力や学力なども類似性が高いといわれています。そんな一卵性双生児でありながらわずか2歳の頃に生き別れ、「韓国」と「アメリカ」というまったく異なる国で別々の家族により育てられた双子について、環境や家族によってどれほどの違いが生じたのかを調べた研究結果が発表されました。続きを…
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「速歩きは健康にいい?健康だからスタスタ歩けるだけ?」問題が決着か、DNAの研究で「速歩きの人は老化が遅い」と判明

イギリス人40万人以上の遺伝子データと歩行ペースを分析した大規模な研究により、運動量に関係なく「歩くのが速い人は老化が遅い」ということが示されました。これにより、歩くのが速い人とそうでない人では、中年期にさしかかるころの老化の度合いに16歳分もの差が発生することが分かりました。続きを読む……
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「自然との触れ合いがメンタルヘルスを改善する」という研究に隠されたバイアスとは?

「自然との触れ合いがメンタルヘルスを改善する」という主張は数多くの研究によって裏付けられていますが、過去10年間の主要な研究に潜むバイアスから、自然がメンタルヘルスを改善することは普遍的ではない可能性が浮上しました。続きを読む……
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ヨーロッパやアメリカ大陸で拡大中の感染症「サル痘」とはどういう病気なのか?

2022年5月、ヨーロッパやアメリカで「サル痘」と呼ばれる病気の症例数が相次いで報告されており、各国の当局が感染源の特定を急いでいます。サル痘とはどのような病気なのか、どのように広まるのか、どういう起源を持つのかについて、さまざまなメディアがまとめています。続きを読む……
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目の状態に応じて薬物を放出する「スマートコンタクトレンズ」が失明から人々を救う可能性

眼圧が高まるなどの理由で視神経が圧迫されて視野障害が広がる「緑内障」は、失明の原因となり得る病気です。この緑内障に有効な薬剤を内蔵し、眼圧を感知して放出するスマートコンタクトレンズを、中国の研究チームが開発しました。続きを読む……
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AIはレントゲン写真から人種を90%の確率で見分けられる、ただし見分け方は不明

人間の医師にとって、肌の色などがわからないレントゲン写真から患者の人種を見分けることは困難ですが、新たに医学誌のThe Lancet Digital Healthに発表された論文で、「AIは胸部X線画像から人種を90%の精度で見分けられる」ことが示されました。研究者らはAIが人種を見分ける方法についても調べましたが、今のところAIがどうやって人種を判別しているのかは不明とのことです。続きを読む…..
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火星で発見された「扉型の穴」がどうやってできたのかを専門家が解説、「エイリアンの扉」ではないとの指摘

2022年5月、NASAの火星探査機「キュリオシティ」がまるでSF映画に出てくるような「扉型の穴」の写真を撮影したことが話題となりました。「宇宙人のドアでは?」などともささやかれる扉型の穴について、専門家らが一体どのように形成されたのかを解説しています。続きを読む……
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キヤノンが自社設立のシンクタンクの「気候変動否定記事」で環境活動家から圧力を受けているとの報道

キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)が公開した気候変動に関する記事や書籍で、気候変動が「フェイクニュース」とされていることを問題視している環境活動家らが、CIGSを設立した大手精密機器メーカーのキヤノンに「記事が撤回されるまでCIGSへの資金提供をやめるように」と要求していると、イギリスの大手一般新聞・The Guardianが報じました。これに対しキヤノンは、「CIGSの活動は当社の事業では…
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空気がきれいになるにつれてハリケーンの発生数が増加していることが判明

アメリカやヨーロッパでは過去数十年にわたって公害防止の取り組みが進められたことで大気汚染が減少し、人々は昔よりきれいな空気を吸えるようになっています。ところが、アメリカ海洋大気庁(NOAA)の地球流体力学研究所に所属する村上裕之氏が科学誌のScience Advancesに発表した論文では、北半球西部で大気汚染が減少するにつれて、大西洋における熱帯低気圧(ハリケーン)が増加しているとの結果が示され…
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結局のところ新型コロナワクチン追加接種はどれくらい効果があったのか?4回目の接種を受ける必要はある?

厚生労働省が2022年4月27日に、新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種から5カ月たった人に4回目の接種を行う方針を示しました。そもそも、2回で「完全接種」だったはずのワクチンを3回接種した効果はどうだったのかや、4回目の接種の必要性、そして新型コロナウイルス感染症にかかっことがある人がさらにワクチン接種を受けたことで獲得する「ハイブリッド免疫」について、疫学の専門家が検証しています。続きを読…
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