健康な人間の脳はこれまで考えられていたよりも熱くなり40度に達することもあると判明

コンピューターや車のエンジンなどの機械は稼働中に熱くなることが知られていますが、健康な人間の脳もこれまで考えられていたよりも熱くなり、深部では40度を超えることもあるという研究結果が報告されました。続きを読む……
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新型コロナの生存者は肺塞栓症または呼吸器疾患を発症するリスクが2倍になるという指摘

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症した患者の中には、回復しても症状が長期にわたって継続する「ロングCOVID」を訴える人もいます。過去にCOVID-19を発症して回復した患者を調べた研究により、このような患者は血栓や固形物が肺動脈をふさぐ肺塞栓症などの発症リスクが高いことが明らかになりました。続きを読む……
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物理学の法則を破る「時間結晶」を15分以上も観察し続けることに成功、量子コンピューターの研究にも弾み

「時間結晶」とは、安定した物体が時間を通して変化しないという物理学の規則を破り、エネルギーの出入りがない基底状態でも運動を繰り返す物質の状態のことです。かつては「時間結晶は実現不可能」とも考えられてきましたが、近年では時間結晶の作成や時間結晶が振動する様子の撮影などが成功しています。新たにイギリスやフィンランドなどの研究チームが、「時間結晶を15分以上も観察し続ける」という実験に成功したと報告しま…
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「ストレスを感じていること」を表に出す人の方が好かれるとの研究結果

小さな子どもは気に食わないことがあるとすぐに泣いたり怒ったりしますが、大人は嫌なことがあってもあまり顔には出さないものです。また、弱さを見せることを嫌って、弱音や本音を口に出さない人もいます。しかし、不機嫌なことを表に出す人はあまり慕われないというイメージとは裏腹に、「ストレスを感じていることあらわにする人ほど好かれる可能性がある」ことが、実験により判明しました。続きを読む……
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脳をコンピューターに「アップロード」して生き続けるようになる日は来るのか?

SFの世界では人間の精神をコンピューターに移してデータとして永遠に生き続けたり、ロボットの肉体にコピーしたりする技術が描かれることがあります。「脳をコンピューターにアップロードできるようになる日が来るのか?」という疑問について、イギリス・バンガー大学の認知神経科学教授のGuillaume Thierry氏が解説しています。続きを読む……
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1兆円以上がつぎ込まれ稼働したばかりの「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」に微小隕石が衝突

2021年12月にアメリカ航空宇宙局(NASA)によって打ち上げられたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、実に100億ドル(約1兆3000億円)もの資金がつぎ込まれた最新鋭の宇宙望遠鏡であり、2022年5月9日に4基の観測機器の調整が完了したばかりです。そんなジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に、想定されていたものより大きなサイズの微小隕石(いんせき)が2022年5月下旬に衝突していたことが判明しました…
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「奇妙にねじれた岩の塔」を火星の無人探査機キュリオシティが発見

火星探査車キュリオシティが火星で撮影した写真に「奇妙にねじれた岩の塔」が写っていたとして、NASAとSETI(地球外知的生命体探査)研究所が写真を公開しました。続きを読む……
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心臓発作による損傷を修復する「生分解性ゲル」が開発される、世界で数百万人いる心臓発作患者の治療に光

イギリス・マンチェスター大学の研究者らが、鼓動を続ける心臓に直接注入し、心臓の損傷を修復できる素材を開発したと発表しました。これにより、心臓発作の治療技術が飛躍的に進歩すると期待されています。続きを読む……
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「常温で液体のプラチナ」が開発される、工業化学における革命の可能性

オーストラリアの研究者らが、融点が1700度超と極めて高いプラチナを室温で解けるよう加工する方法を発見したことを明らかにしました。触媒としての性能が優秀なもののコストが高いプラチナを、既存の方法よりはるかに効率的に利用できることが示されています。続きを読む……
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シベリアのツンドラはあと500年以内に消失してしまう可能性がある

ツンドラとは地下に永久凍土が広がり降水量の少ない地域のことを指し、シベリア北部など北極海沿岸にみられます。近年では地球温暖化に伴う永久凍土の融解やツンドラの減少が危険視されており、新たにアルフレッド・ウェゲナー極地海洋研究所(AWI)の研究チームが「ツンドラは2500年までに消滅してしまう可能性がある」という研究結果を発表しました。続きを読む……
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音波を体に当てるだけで体内に直接物体を3Dプリントする技術「ダイレクト・サウンド・プリンティング(DSP)」

カナダにあるコンコルディア大学の研究者らが、音波を照射することで液体を固化する技術「ダイレクト・サウンド・プリンティング(DSP)」を考案しました。DSPの研究を進めることで、切開を行うことなく人体の内部に医療用インプラントを生成することなどが期待されています。続きを読む……
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3Dプリンターで患者自身の細胞から「耳」を作成する最初の臨床試験に成功

3Dプリンターで人間の細胞や血漿(けっしょう)を用いて皮膚や骨を作ってケガの治療をしたり心臓や肝臓を臓器移植の解決策としてプリントしたりと、医療分野でも3Dプリントの研究が進んでいます。2022年6月に新たに報告された研究では、生まれつき耳が変形していた女性に対し、3Dプリントされた耳を移植することに成功したことが発表されました。続きを読む……
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新型コロナワクチンを筋肉注射から皮下注射に変えるだけで効果は維持しつつ副反応を軽減できるかもしれない

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大や病床圧迫を避けるためには、可能な限り大勢の人々がCOVID-19ワクチンを接種することが重要です。ところが、COVID-19ワクチンには接種部位の痛みや発熱、疲労、関節痛といった副反応が出る人が多いため、「副反応がつらいから3回目の接種(ブースター接種)は受けたくない」と考える人もいます。そんな中、シンガポールのデューク-NUSメディカルスク…
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赤ちゃんを母乳だけで育てた期間が長いほど小児ぜんそくになりにくいことが判明

母親が分泌する母乳にはアレルギーや下痢などのリスクを軽減する抗体が含まれており、母乳で育てられた赤ちゃんは入院や死亡リスクが低く、IQが高いといった研究結果も報告されています。新たにアメリカ・テネシー大学などの研究チームは、「赤ちゃんを母乳のみで育てる期間が長いほど小児ぜんそくになる可能性が低い」とする研究結果を発表しました。続きを読む……
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地球からはるか1億km離れた場所から皆既月食を見るとこんな感じ

トロヤ群小惑星の調査という目的で2021年10月16日に打ち上げられた探査機「ルーシー」は、2022年10月16日にスイングバイの重力アシストを受けるために地球へ戻ってきている途中です。地球からおよそ1億km離れた場所にいるルーシーが皆既月食を観測した映像を、NASAが公開しています。続きを読む……
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