量子コンピューターを使って情報が通過可能な「理論上のワームホール」作成に成功

何万光年もの距離を一瞬で移動可能だという「ワームホール」に相当するものを、量子コンピューターを用いて研究者らが作ることに成功したことが報告されました。続きを読む……
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若者が夜更かしすると脳の発達や行動にどのような影響が現れるのか?

小さな頃は早寝早起きをしていても、10代になってから次第に夜更かしをするくせがついてしまい、いつしか夜型になってしまったという人は多いはず。メルボルン大学の研究チームは200人以上の若者を7年にわたり追跡した研究で、夜更かしするようになった若者では行動や脳の発達に変化が現れることを示しました。続きを読む……
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致命的な遺伝性疾患を「母親の子宮の中」にいる時から治療し始めることに成功

近年は医療技術の発達によって、胎児が子宮内にいる時点で先天性疾患を持っていることがわかる場合がありますが、出生するまで治療を待つことによって状況が悪化してしまうケースがあります。新たに医学誌のニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された事例では、まれな遺伝子疾患を持つ胎児を「母親の子宮の中」にいる時点から治療し始めることで、出生後の状態をよりよく保つことに成功したと報告されています…
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人の体から1日に失われる水分量を正確に予測できる計算式が判明

人間の体の一部は水分で構成されています。その割合(体水分量)は、乳児が約60%、一般男性が約53%、一般女性が約45%だということがこれまでの研究でわかっているのですが、そのうちどれぐらいが1日に失われているのか、正確な数字はわかっていませんでした。このたび、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所などの研究者により、人間の体への水の出入り(水の代謝回転)がどれぐらいなのか、正確に予測する計算式…
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朝の目覚めやその後の覚醒度を改善する「4つの要因」が双子を用いた研究データで明らかに

朝にしっかり目を覚まして覚醒状態を維持できるかどうかは、その日の生産性や幸福と直結する問題です。合計1000人以上の被験者を2週間にわたり追跡したデータから、朝の目覚めや覚醒度に影響を及ぼす「4つの要因」が明らかになりました。続きを読む……
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片頭痛を持つ人の脳には特殊な変化が起きていることが高解像度MRIで明らかに、診断や治療に役立つ可能性

ズキズキと激しい頭痛が続く片頭痛は吐き気や脱力感、めまいといった症状を伴い、世界人口の14%が片頭痛を持っているという研究結果もあることから、多くの人が原因や効果的な対策の発見を心待ちにしています。第108回北米放射線学会で発表された研究では、高解像度MRIを用いた分析により、片頭痛を持つ人の脳で特殊な変化が起きていることが明らかになったと報告されています。続きを読む……
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突然よみがえる「恥ずかしい記憶」をなぜ人間はなかなか忘れられないのか?

歩いている時にふと大昔にやらかした失敗や今では絶対に言わないようなことを堂々と言っていた記憶がよみがえり、その場で転がり回りながら叫びたくなるほど恥ずかしくなったことがある人も多いはず。なぜ人は突如としてネガティブな記憶が浮かんでくるのかについて、ディーキン大学の臨床心理学者であるデヴィッド・ジョン・ハルフォード氏が解説しています。続きを読む……
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なぜ男性を対象にした避妊法の選択肢が少ないのか?現在開発中の新たな避妊法とは?

女性向けの避妊法としては経口避妊薬(ピル)・女性用のコンドーム・子宮内避妊具(IUD)・緊急避妊ピル(アフターピル)などが存在していますが、男性の場合は膣内射精を避けるかコンドームかのほぼ2択です。一体なぜ男性を対象にした避妊法は選択肢が少ないのか、そして男性向けに開発されている新たな避妊法について、カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部の教授を務めるChristina Chung-Lun Wan…
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クリエイティブなアイデアを生み出すには座って考えるより歩いた方がいい

アメリカ心理学会が発表した研究により、想像力が必要とされるタスクをこなすときは、座っているよりも散歩をする方が効果的であることが分かりました。続きを読む……
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楽天モバイルも使う巨大通信衛星「BlueWalker 3」が明るすぎて天体観測を妨害&電波望遠鏡と電波干渉する可能性も

楽天モバイルやAT&Tといった大手通信事業者が利用予定の通信衛星「BlueWalker 3」の通信アンテナ展開が2022年11月14日に完了しました。ところが、BlueWalker 3には「明るすぎる」という問題が存在しており、天体観測に影響を及ぼすことが明らかになりました。加えてBlueWalker 3が発する電波が電波望遠鏡の観測用電波と干渉する可能性も指摘されています。続きを読む……
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10倍の効率で燃料を生み出す「人工光合成システム」が登場、医薬品の生産などの用途も視野

アメリカのシカゴ大学の研究チームが、二酸化炭素と水からエタノールやメタンなどの燃料を合成する「人工光合成システム」を発表しました。酵素を用いた新しい人工光合成システムは、従来の10倍の効率でエネルギーを生み出すことができたと報告されています。続きを読む……
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なぜ人間は笑うのか?笑うことにどのようなメリットがあるのか?

日常生活のふとした瞬間に生まれる「笑い」は非常に心地よいものであり、人生をより素晴らしいものにしてくれます。人間が笑う理由やその進化論的なメリットについてはさまざまな説が提唱されており、その中の1つについて科学系メディアのNautilusが解説しています。続きを読む……
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実は「電気ショック療法」はケタミンよりもうつ病に効果的

頭部に電極を当てて刺激する「電気けいれん療法(ECT)」が、抗うつ作用をもつ薬の「ケタミン」よりも、うつ病の早期回復に優れた効果を発揮するという研究結果が報告されました。続きを読む……
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男性の「精子の数」が過去40年間で全世界的に半減しており減少ペースは21世紀に入り加速していることが判明

男性の精子は人間が子どもを作る上で必要不可欠ですが、近年は精液に含まれる精子の数が減少していることが知られています。新たに、世界53カ国で1973年~2018年に収集された精液データを統合・分析したメタアナリシスから、全世界で男性の精子数が過去40年間に半減したことが判明しました。続きを読む……
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