ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の命名が同性愛嫌悪をめぐる争いに発展した経緯とは?

2021年12月25日に打ち上げられたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、2022年7月に本格的な稼働を開始して以来さまざまな発見や貴重なデータを科学界にもたらしています。しかし、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の名前の元となったNASAの2代目長官であるジェイムズ・E・ウェッブは同性愛嫌悪者であると主張する声があることから、命名には一騒動あったとThe New York Timesが伝えています。続…
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核融合の「ブレークスルー」が実用的な核融合発電の実現にまだつながらない理由とは?

未来のエネルギーとして大きく期待されている核融合は、連鎖反応で暴走してしまう危険性が高い核分裂と比べると非常に安全とされており、実現に向けて研究が進められていますが、科学系ニュースサイトのIEEE Spectrumは「核融合発電の商業化への長い道のりの小さな一歩にすぎません」と述べています。続きを読む……
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治療用「がんワクチン」実現の可能性や課題について専門家はどう見ているのか?

がんの治療法といえば抗がん剤治療や外科手術による腫瘍(しゅよう)の摘出などが思い浮かぶ人が多いはずですが、近年はがんの治療にワクチン製剤を使用する「がんワクチン」の研究開発が進展しています。そこで、がんワクチンの展望や可能性、課題などについて専門家がまとめています。続きを読む……
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地図アプリやカーナビなどに欠かせない衛星測位システム「GPS」「GLONASS」「ガリレオ」の違いとは?

地球上で位置情報を測定する際には、人工衛星を用いたさまざまな衛星測位システム(GNSS)が利用できます。GNSSは地図アプリやカーナビなど多くの場所で利用されており、日本ではアメリカが運営するGPSが一般的です。そんなGPSとその他のGNSSであるGLONASSやガリレオについて、GNSSのデータを収集している「GPSrChive」が比較を行っています。続きを読む……
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月の石から水を取り出す研究が進行中、人類が月面に住む時代はもうすぐだと科学者

人類で初めて月に立ったニール・アームストロングは1970年に、「私たちが生きている間に月面探査基地で人が暮らすようになるでしょう」と予言しました。2012年に亡くなったアームストロングの予言は成就しませんでしたが、その実現に向けた研究は着々と進んでいると、イギリスの大手紙・The Guardianが伝えています。続きを読む……
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新型コロナワクチンの血栓は「異常な抗体」が原因との研究結果

アストラゼネカ製の新型コロナウイルス感染症ワクチンでは「稀に珍しいタイプの血栓症が起きる」ことが分かっており、死亡例も報告されていますが、WHOは「メリットがリスクを上回る」との見解を発表しています。この、アストラゼネカ製ワクチンの血栓症には、珍しい遺伝子とそれに起因する自己抗体が関連している可能性が高いことが突き止められました。続きを読む……
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女性は「パートナーがいる男性といない男性の匂い」を嗅ぎ分けられるという研究結果

一般的に、人間の性的関係においては外見や社会的ステータスが注目されがちですが、相手の「体臭」も性的魅力の評価に関わっていることが知られています。「独身男性と既婚男性の匂い」に対する女性の評価を調べた研究では、女性が独身男性と既婚男性の匂いを嗅ぎ分けられることが示されました。続きを読む……
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金属を雪の結晶風の構造に変化させる手法が開発される

雪の結晶には多種多様な構造が存在しており、アート作品のような美しい構造の結晶も存在しています。ニューサウスウェールズ大学の研究チームは、液体金属を用いて雪の結晶に似た構造を作り出すことに成功しました。液体金属の結晶は見た目が美しいだけでなく、半導体生産や水素生成の触媒として役立つ可能性があるとのことです。続きを読む……
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人間の髪の毛よりも薄く軽量であらゆる表面に接着できる太陽電池が開発される

太陽光発電に用いる太陽電池は主にガラスやシリコンから作られており、サイズや重量が大きいことが問題とされています。しかし、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者であるウラジミール・ブロヴィッチ氏らの研究チームは、あらゆる表面に接着できる、超薄型で軽量の太陽電池を開発し、この問題を解決しています。続きを読む……
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「シュレーディンガーの猫」の運命など量子力学についてよくある4つの誤解

量子力学について専門的に勉強したことがなくても、「シュレーディンガーの猫」や「量子もつれ(エンタングルメント)」といった、量子力学の分野特有の不思議な現象について興味を持ったことがある人は多いはず。インターネットなどでよく見られる量子力学に関しての誤解について、イギリスのヘリオット・ワット大学で量子力学を研究しているメフル・マリク教授とアレッサンドロ・フェドリッツィ教授が4つ紹介しました。続きを読…
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「後ろ歩き」は驚くほど健康にいいと専門家が語る

通常の歩行とは異なり後ろ向きに進む「後ろ歩き」は、子どもの頃には面白がってやった経験があるとしても、大人になるとめったにやることはありません。ところが、そんな後ろ歩きには驚くほど多くの健康効果があると、イースト・ロンドン大学の臨床運動生理学講師のJack McNamara氏が語っています。続きを読む……
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街路樹がより多く植えられている地域では住人の死亡率が低くなるという研究結果

近年は「住んでいる場所の周辺環境」が寿命や健康状態に影響することが知られるようになり、自然の多い場所に住むとさまざまなメリットがあることが報告されています。アメリカ農務省山林局とバルセロナグローバルヘルス研究所(ISGlobal)が主導した新たな研究では、「植えられている街路樹が多い地域では住人の死亡率が低い」という結果が示されました。続きを読む……
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新型コロナ後遺症で頭がぼーっとして集中できなくなる「ブレインフォグ」を既存の薬で治療する方法が報告される

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はせきや発熱、呼吸困難、体の痛みといった症状が出るほか、感染性が消失した後も強い倦怠(けんたい)感や息切れといった後遺症(ロングCOVID)が残るケースがあります。そんなCOVID-19の後遺症の1つに、頭がぼーっとして認知的な問題が生じる「ブレインフォグ」がありますが、このブレインフォグを既存の薬の組み合わせで治療できるという研究結果が報告されました。…
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運動嫌いでも腸内環境を整えるだけでやる気が自然と湧いてくるという研究結果

「運動は体にいい」ということは分かっていても、なかなかやる気が起きないという経験は誰しもあるはず。Natureに掲載された新しい研究により、腸内の環境を整えるだけで運動への「やる気」が湧いてくる可能性が指摘されました。続きを読む……
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