「光ファイバー」で火山や地震からクジラの歌声までモニタリングする技術

光ファイバーというと、インターネット通信のためのインフラというイメージが強い人が多いはず。光ファイバーを単なるケーブルとして使うのではなく、光ファイバーが伝える光の信号を分析することで火山活動や海の底の地殻変動、さらには道路の交通量やクジラの歌などを観測する研究が進められています。続きを読む……
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ついにジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が未発見惑星の観察に成功

ハッブル宇宙望遠鏡の後継機として開発されたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、2021年12月に打ち上げられ、2022年7月からメインセンサーを用いた観測が始まりました。そして2023年1月12日には、これまで知られていなかった太陽系外惑星「LHS 475 b」を観察したことが報告されました。続きを読む……
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レバノンで太陽光発電がブームになっている理由とは?

中東のレバノンは近年、インフレ率や失業率、貧困率が急上昇する中で深刻な電力不足に直面しています。そんなレバノンでは太陽光発電が盛んで、ソーラーパネルが住宅の屋上やベランダ、商業施設といったあらゆる場所に設置されています。その理由をケンタッキー大学の人類学者であるクリスティン・モンロー氏が解説しています。続きを読む……
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政府機関が「ガスコンロの使用禁止」を検討中、室内の空気を汚染して健康上のリスクを高めるという懸念から

日常の料理やお湯を沸かすためにガスコンロを利用している人も多いはず。ところがアメリカの政府機関は、ガスコンロが室内空気を汚染して小児ぜん息のリスクを高めるという懸念から、「ガスコンロの使用禁止」を検討していると報じられています。続きを読む……
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新型コロナワクチンの開発元「BioNTech」がAIスタートアップ「InstaDeep」を買収してがん治療を目指すことを発表

ドイツを拠点とするバイオテクノロジー企業の「BioNTech」はこれまでファイザーと共に新型コロナウイルスのワクチンを開発しています。そんなBioNTechが2023年1月10日にイギリスを拠点とするAIスタートアップ企業であるInstaDeepを最大5億6200万ポンド(約900億円)で買収することを発表しました。BioNTechはInstaDeepの機械学習技術を使用して、がん治療の研究開発を…
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火星のクレーターには「オパール」の原石がぎっしり詰まっていることが判明、水と生命の存在を示すカギか

NASAの火星探査機「キュリオシティ」が収集したデータの分析により、火星のクレーターにはオパールの原石が豊富に存在していることが分かりました。研究者らは、このオパールは火星に水が存在したことを示しており、かつて微生物が生息していた可能性を高める発見であると報告しています。続きを読む……
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「なぜ古代ローマ時代のコンクリートは2000年もの耐久性を誇るのか?」の謎が明らかに

古代ローマの人々は非常に高い建築技術を持っており、約2000年前に作られた道路や水道橋、港、建造物などが現代に至るまで残されています。「一体なぜ、古代ローマのコンクリートは2000年が経過しても大丈夫なほどの耐久性を誇るのか?」という謎について、マサチューセッツ工科大学(MIT)が率いる国際的な研究チームが調査したところ、「コンクリートの製造プロセス」にヒントがあることが明らかになりました。続きを…
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女性は人と仕事をするのが好きで男性はモノと仕事をするのが好き

世界42カ国で働く人々のアンケート結果を分析した結果、女性は男性より人と接する仕事や活動を好む傾向があることや、男性は女性よりモノを扱う仕事を好む傾向があることが確かめられました。また、女性はアイデアを扱う仕事や、名声のある仕事が好きなことも判明しています。続きを読む……
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人間には「もっと良いもの」を想像しがちなバイアスが存在することが実験で明らかに

人間の思考にはさまざまなバイアスが潜んでおり、知らないうちに思考の幅が偏っていることがあります。コロンビア大学の経営大学院であるコロンビア・ビジネス・スクールの博士研究員・Adam Mastroianni氏が、人間が特定の物事を考える方法について実験したところ、人間の思考には「もっと良いもの」を想像しがちなバイアスがあることが明らかとなりました。続きを読む……
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寿命の長さは「遺伝子の長さ」によって決まるかもしれない

ヒト、マウス、ラット、メダカから採取したさまざまな体組織のデータを人工知能で解析した研究により、老化の過程で起きる分子レベルの変化の大半は、遺伝子の長さで説明ができることが分かりました。この発見により、加齢を遅らせたり逆行させたりする治療が開発される可能性があると期待されています。続きを読む……
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約2万年前の氷河期の洞窟壁画に描かれている謎の図形が一種の「暦」を表すものだったとアマチュア学者が発見

ヨーロッパで後期旧石器時代の約2万年前頃に描かれた洞窟壁画には、動物の近くに線やドット、「Y」のように見える図形が多く描かれています。これらの図形がどんな意味を持つのかは明らかになっていませんでしたが、アマチュアの考古学者が「これらの図形は動物の繁殖周期を示す一種の暦ではないか」と発見し、イギリスのダラム大学やユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究チームと共同で論文を発表しました。続きを読む….
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画期的な「肥満治療薬」の登場に沸く医療現場とその前途に横たわる問題とは?

2型糖尿病や心臓病など、さまざまな病気の原因となる肥満は爆発的に増加しており、WHOは「2016年には成人の40%が太りすぎ、13%が肥満だった」と報告しています。週1回の注射で体重を30%減らせる画期的な治療薬を始めとするさまざまな薬剤や、それにまつわる医療現場の議論について、科学誌のNatureがまとめました。続きを読む……
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ブラックホールを使った未来や過去へのタイムトラベルは可能なのか?

巨大な天体が崩壊した際に形成されると考えられているブラックホールは、あまりに大きな質量で時空がゆがみ、光すら脱出ができない天体です。そんなブラックホールを用いて過去や未来へのタイムトラベルは可能なのか、オーストラリアカトリック大学の科学哲学者であるサム・バロン氏が解説しています。続きを読む……
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ウイルスをモリモリ食べて繁殖する生き物が発見される

新型コロナウイルスの脅威に見舞われている人類が痛感しているように、ウイルスは生き物の細胞に寄生し破壊しながら増殖するやっかいな病原体です。しかし、そんなウイルスを逆に食い物にしてパックマンばりの大逆転劇を演じる微生物がいることが分かりました。ウイルスを食べて繁殖する生物の発見により、草食や肉食に並ぶ新たな食性のカテゴリである「ウイルス食」が提唱されています。続きを読む……
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日照時間が短くなると憂うつになってしまう「冬季うつ」にどう対処すればいいのか?

秋や冬になって日が短くなると気分が落ち込んで憂うつになってしまったり、睡眠時間が長くなってしまったり、つい食べ過ぎてしまったりする人は多いはず。「冬季うつ」とも呼ばれる季節性感情障害にどう対処すればいいのか、ニューヨーク州立大学の健康福祉学准教授であるLina Begdache氏が解説しています。続きを読む……
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