アルツハイマー病の発症を防ぐ変異遺伝子の持ち主を特定、アルツハイマー病の進行を食い止める鍵となる可能性を示唆

アルツハイマー病とは、脳の認知機能が低下していく症状で、主に老化が原因で発症するとされています。40代以前にアルツハイマー病を発症する特殊な家系の研究を行ってきた、アンティオキア大学の神経内科医であるフランシスコ・ロペラ氏らの研究チームが、遺伝子変異により67歳までアルツハイマー病が発症しなかった男性を特定することに成功しました。続きを読む……
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「男性はセックス序盤で興奮しすぎるとオーガズムに達しにくい」ことを数学者が証明、男性がベストなパフォーマンスを発揮する興奮レベルとは?

イギリスにあるサセックス大学の数学者が、「セックス中の男性が過度に心理的な興奮を覚えるとオーガズムを得にくくなることが分かった」と発表しました。男女数百人の性交を観察した研究データや、セックス中の人の脳をスキャンしたデータを数理モデルで分析したこの研究により、男性が絶頂に至れない問題を解決する糸口も見つかっています。続きを読む……
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デンマークの離島で「謎の振動」が検出される、当局は「未知の発生源による音波」が原因だと説明

2023年5月13日、バルト海に浮かぶデンマークのボーンホルム島で、地震のような謎の振動が観測されました。地質関連の研究機関であるGeological Survey of Denmark and Greenland(デンマーク・グリーンランド地質調査所/GEUS)は、振動の原因が「未知の発生源による音波」であると述べています。続きを読む……
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mRNA万能インフルエンザワクチンの臨床試験がスタート、実用化すれば毎年の予防接種をしなくてよくなるかも

アメリカ国立衛生研究所(NIH)の一機関である国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の研究者が開発したインフルエンザウイルスのmRNAワクチン「H1ssF-3928 mRNA-LNP」の、第1相臨床試験の被験者登録がスタートしました。続きを読む……
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土星の衛星が新たに62個発見されて合計145個に、木星を抜いて「太陽系で最も衛星が多い惑星」の座に返り咲く

カナダのブリティッシュコロンビア大学などの国際的研究チームが、新たに「土星を周回する62個の衛星を発見した」と報告しました。これによって土星の衛星数は合計145個となり、木星の95個を抜いて太陽系の惑星で最多となりました。続きを読む……
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低用量ピルの最適な服用タイミングを見極めて薬に含まれるホルモン量を最大90%以上削減できる可能性、副作用の軽減に期待

低用量ピル(経口避妊薬)は排卵を抑制することで避妊効果が得られるほか、月経に伴う諸症状を軽減する効果もあります。しかし、低用量ピルには排卵をコントロールするためのホルモンが含まれており、この影響で頭痛や高血圧、血栓などの副作用が出ることもあります。そんな低用量ピルの適切な服用タイミングを見極めることで、ピルに含まれるホルモンの量を90%以上削減できる可能性があるという研究結果が報告されました。続き…
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落雷でこれまで地球上で存在が確認されていない新物質が生成されたとの報告

雷は比較的身近な自然現象ですが、大規模な放電で発生した高エネルギーにより反物質が生成されることが判明するなど、まだまだ科学的な発見の尽きない現象でもあります。新しく、木に落雷した跡地で見つかった閃電岩(フルグライト)という鉱物の中から、宇宙の物質と地球上の鉱物の間にあるギャップを埋めるまったく新しい鉱物グループが見つかった可能性があるとの論文が発表されました。続きを読む……
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地球温暖化による海面上昇で100年後には1000万人を超えるアメリカ人が「孤立」してしまう可能性

以前から、地球温暖化に伴う海面上昇によって海抜の低い地域が水没し、人間の生活空間が狭まることが懸念されてきました。新たな研究では、人間の生活空間が水没しなくても海面上昇によって道路や橋が使えなくなり、大勢の人々が「孤立」してしまう可能性があると指摘されています。続きを読む……
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冷たい水風呂に入る「冷水療法」は逆に健康に悪影響を及ぼす

運動後に冷たい川や湖を泳いだり氷を浮かべた水風呂に入ったりする「冷水療法」には筋肉痛を軽減して回復を早める効能があるという説があり、実際にスポーツ選手が取り入れているケースもあります。しかし、実際は冷水を浴びることが人体に有害な影響を及ぼす可能性があると、ポーツマス大学のスポーツ健康運動科学部の講師であるヘザー・マッシー氏らが解説しています。続きを読む……
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人工細菌に糖分を与えるだけで温室効果ガスの大幅削減につながる化学反応を行えることを科学者が発見

温室効果ガスの排出量を大幅に削減できる、人工細菌を用いた「カルベン転移反応」の経路を研究者らが発見しました。この発見により、持続可能なバイオ化学燃料の生産に向けた有望な道が開かれるとのことです。続きを読む……
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寝ている人とコミュニケーションを取るための「言語」が開発されている

人間は睡眠時に脳が活性化する「レム睡眠」と脳が休息する「ノンレム睡眠」を繰り返しています。脳が活発に動き、このときに夢を見るともいわれるレム睡眠に着目し、眠っている人が起きている人と交信するための「言語」を開発する取り組みが研究機関により進められています。続きを読む……
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軽い脳しんとうですら脳を「再配線」してしまい長期的な影響をもたらすとの研究結果

脳は豆腐のように柔らかい組織であるため、ヘディングした回数が多いサッカー選手ほど認知機能が低下しやすいことなど、スポーツ中に発生するような比較的軽い衝撃でもダメージを受けかねないことが分かっています。ケンブリッジ大学の専門家らが行った新しい研究により、軽度の外傷性脳損傷(TBI)、つまり脳しんとうを経験した人の脳では「過結合(hyperconnectivity)」という現象が発生していることが確か…
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通勤距離が3kmを超えると運動不足や太り過ぎになる

新型コロナウイルス感染症の流行により多くの企業がオフィス勤務からリモート勤務へと移行しましたが、時間の経過に伴いオフィス勤務に戻す企業が増え始めています。オフィス勤務を始めるにあたり必ず発生する「通勤」という行為を健康状態の悪化と結びつけた研究が、ストックホルム大学から発表されました。続きを読む……
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なぜ風邪が治った後も咳が続くのか?

咳(せき)には、体の外部から入ってきた異物を防ぐ役割がありますが、風邪が治ってもコンコンとしばらく咳が続くことがあります。これはなぜなのか、科学ニュースサイト・Live Scienceが情報をまとめています。続きを読む……
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サルの脳とコンピューターを接続してロボットアームを動かす実験に成功したと中国人科学者チームが発表

中国の首都医科大学宣武医院の脳神経外科チームが、サルを使った介入型ブレインコンピューターインターフェース(BCI)の実験に成功したと、中国国営メディアが2023年5月5日夜に報じました。チームによれば、サルへの介入型BCIの実験が成功したのは世界で初めてだとのことです。続きを読む……
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