日米の研究チームが「放射性物質を使わない革新的な核融合技術」のテストに成功

水素やヘリウムといった軽い核種が融合してより重い核種になることを核融合反応と呼び、この反応によって取り出される核融合エネルギーを利用した核融合発電は、従来の発電方式に代わるクリーンで効率的な発電方式になると期待されています。新たに、アメリカの核融合発電技術開発企業であるTAE Technologiesと日本の核融合科学研究所(NIFS)が、水素とホウ素を使った革新的な核融合技術のテストに成功したと…
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アイマスクを着用して眠ると記憶力が増す

睡眠時にアイマスクを着用することで、記憶力が増すという論文が発表されました。睡眠時に目に入ってくる光を遮断することで、記憶力と深い関係を持つ徐波睡眠時間を増やすことができるということのようです。続きを読む……
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中国初の火星探査ローバー「祝融号」が休眠状態に突入したまま復活していないことが判明、火星の砂嵐のせいか

中国初の火星探査ローバー「祝融号」は2021年5月から火星での活動を開始し、火星の地表上を移動して撮影した映像や音声を地球に送信してきました。ところが、祝融号は2022年5月から活動を停止して休眠状態に突入し、復帰予定を過ぎた2023年2月になっても動いていないことが判明しました。続きを読む……
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実験室で培養した「ミニ脳」をバイオコンピューターとして使用するというアイデアを研究者が提唱

近年話題となっている人工知能(AI)は、人間の脳に触発されたアプローチによって大きな進歩を遂げています。そんな中で学際的な研究チームが、ヒト幹細胞を基に作られた脳オルガノイド(ミニ脳)を生物学的ハードウェアとして使用する「Organoid intelligence (OI/オルガノイドインテリジェンス)」というアイデアを提唱し、実現に向けたロードマップを説明しました。続きを読む……
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精神状態の悪化や認知能力の低下に苦しんできた男性が「睡眠時無呼吸症候群」という原因を突き止めて回復するまでの体験談

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に何度も呼吸の量が低下したり止まってしまったりする疾患であり、睡眠の質が悪化することによる日中の眠気や倦怠(けんたい)感が生じるほか、内臓への負担が増加することで重篤な合併症を引き起こす危険性もあります。写真共有サービスのPinterestに勤めるサムソン・フー氏が、長年にわたる心身の不調が睡眠時無呼吸症候群によるものだと突き止め、回復に至るまでの長い道のりについて記…
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1日徹夜するだけで脳は1~2年分老化したような状態になることが判明

寝る間も惜しんで仕事や勉強、趣味に没頭してしまった経験がある人は多いはず。しかし徹夜をすると、脳が一晩で1~2年分老化したような状態になる可能性が研究によって示されています。続きを読む……
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子ども時代によく「悪夢」を見た人は認知障害になる可能性が2倍でパーキンソン病は7倍

悪夢を見ると現実の恐怖にも強くなるとの研究結果がありますが、眠りの質が悪化し寝覚めも最悪になるので、できれば悪夢は見たくないものです。1950年代に生まれた子どもが50年後に脳疾患を患っているかどうかのデータを分析した新しい研究により、幼少期に見た恐ろしい夢が後年の悪夢の予見となる可能性が突き止められました。続きを読む……
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「肥満のパラドックス」終決か、少しぐらい太り気味でもOKとの常識に反する研究結果が報告される

肥満はさまざまな疾病の原因だということが分かっている一方、死亡率の統計を取ると太り気味の人の方がむしろ長生きしていることが多く、この現象は「肥満のパラドックス」と呼ばれています。しかし、約30年間にわたる体重の推移を分析した新しい研究により、太りすぎや肥満はこれまで考えられていたよりも危険であることが示されました。続きを読む……
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他人の顔を識別できない「相貌失認」の患者数はこれまで想定されていた数よりも多い可能性が指摘されている

「失顔症」とも呼ばれる相貌失認は、目や鼻などの顔のパーツは認識可能であるにもかかわらず、脳の障害により顔全体を見て個人を識別することができない状態を指します。先天的な相貌失認の有病率はこれまで2~2.5%だと考えられていましたが、ハーバード大学医学部とVAボストンヘルスケアシステムが共同で行なった研究で、実際の先天的な相貌失認の有病率がこれまでよりも高い約3%であることが明らかになりました。続きを…
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核融合実験炉「ヴェンデルシュタイン7-X」が改良され過去の17倍の目標値に到達

プラズマを用いエネルギーを生み出す技術を開発するために設置された核融合実験炉「ヴェンデルシュタイン7-X」が新たなマイルストーンに到達し、高温のプラズマを8分間維持することに成功しました。続きを読む……
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「集中力を失う」ことが学習において重要かもしれないという研究結果

物事を学習したりタスクを遂行したりする上で「集中力」は重要であり、集中力を保つためのさまざまな方法が考案されています。ところが、学習において集中力を失うことは必ずしも悪いことばかりではなく、時には集中力を失うことが学習を後押しする可能性があるという研究結果が発表されました。続きを読む……
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早朝の講義が大学生の睡眠不足や学業成績の低下と関連しているという研究結果

学生時代、始業時間の早い1限目に講義がある日は気が重く、つい寝坊してサボッてしまった経験がある人も多いはず。シンガポールの研究チームが、早朝の講義と大学生の出席率や睡眠時間について調査したところ、「早朝に講義があると大学生の睡眠時間が短くなり、出席率も低くなり、学業成績は低下する」という研究結果が示されました。続きを読む……
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地球とは時間の流れが違う「月の時刻」はどうやって決められるのか?

地球上では協定世界時が用いられており、高精度な原子時計を基準に時刻が決められていますが、月の標準時は決められていません。人類を再び月に送り込むアルテミス計画を始めとする月面開発の機運が高まりつつある中、有識者らは月での時間を決める枠組み作りを急いでいます。続きを読む……
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ワクチンを接種すると新型コロナ後に心臓発作や脳卒中を起こす可能性が41%も減少するとの研究結果

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症すると、心臓発作や脳卒中などの心血管系の病気を引き起こす長期的なリスクが高まることが知られています。しかし、新たに発表された研究によると、ワクチンの接種を受けた人はそのリスクが低下することが指摘されています。続きを読む……
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世界で5例目となるHIV感染者の完治が確認される

デュッセルドルフ大学病院の医師が、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染した53歳のドイツ人男性が治癒したと発表しました。これにより、HIV感染者の治癒が確認された例は5例目となりました。続きを読む……
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