月曜日が楽しみになるように脳を変えるにはどうすればいいのか?

休み明けの月曜日が憂うつだという人は多いはずですが、月曜日が嫌だからといって簡単に仕事や学校を辞めるわけにもいかないため、せっかくなら月曜日を楽しみに迎えられるようになりたいものです。そこで、アイルランド王立外科医学院で薬学・生命分子科学の講師を務めるクリスティーナ・レシュケ氏らが、「月曜日が楽しみになるように脳を再プログラムする方法」について解説しています。続きを読む……
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マウスの動かし方やキーボードの操作でストレスのレベルが明らかになることが判明

一定のストレスはやる気や集中力を高める効果があるとされていますが、過剰なストレスは身体や精神に悪影響を与えることがあります。チューリッヒ工科大学の研究者が、コンピューターのマウスをどのように入力して動かすかを判断することで、職場のストレスを検出するモデルを開発しました。続きを読む……
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新型コロナは大きく変異したので「SARS-CoV-3と呼ぶべき」と専門家が提唱

日本では2023年3月13日からマスクの着用が個人の判断となり、アメリカでもジョー・バイデン大統領が4月10日に、2020年に出されていた新型コロナウイルス感染症の国家非常事態宣言を終了させる法案に署名しました。社会の正常化が進められる一方、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のパンデミックは終息しておらず、依然として危険なことに変わりはありません。こうした状況に対し、一部の専門家は「SAR…
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「なぜタンパク質を構成するアミノ酸は約20種類しか存在しないのか?」を調べた研究で生物の進化についてのヒントが明らかに

地球上の生命は約38億年前に誕生したといわれており、原始の地球から一体どのように生命が誕生したのかは大きな科学上のテーマとなっています。チェコのプラハ・カレル大学やアメリカのジョンズ・ホプキンズ大学などの研究チームが、生命を形作るタンパク質が原始の地球でどのように合成されたのかを調べた研究で、タンパク質の構成要素である約20種類のアミノ酸がなぜ選択されたのか、アミノ酸の組み合わせがその後の生命にど…
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妊娠中の母親が新型コロナに感染して赤ちゃんの脳がダメージを負ってしまった症例が報告される

妊娠中の母親が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染すると、早産などのリスクが上昇することが知られていますが、胎児まで新型コロナウイルスに感染する事例はまれです。ところが、妊娠後期に新型コロナウイルスに感染した母親から生まれた赤ちゃんに、ウイルスの影響とみられる脳の損傷が確認された2つの症例が報告されました。続きを読む……
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「MLBのホームラン数が地球温暖化のせいで増えている」と研究者が主張

ホームランといえば野球の華であり、高々と舞い上がった打球がスタンドに消えるのを見守る心境は、打ったバッターだけでなくファンにとっても格別です。アメリカのダートマス大学で気候科学を研究しているクリストファー・キャラハン氏らの研究チームは、世界最高峰のプロ野球リーグ・メジャーリーグベースボール(MLB)のホームラン数と気温の関係を調査して、「地球温暖化の影響でMLBのホームラン数が増えている」と主張し…
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運動をうつ病治療の「第1の選択肢」にすべきとの研究結果、うつ病には筋トレが最適とのエビデンスも

新しく行われた大規模な研究により、メンタルヘルスの治療法としては一見すると地味な「運動」が既存の治療法の1.5倍も効果的だということが示されました。続きを読む……
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ワクチン接種前夜の睡眠時間が短いとワクチンの効き目が弱まってしまうという研究結果

新型コロナウイルスなどの感染症に対して有効なのがワクチンであり、接種を受けたワクチンの効果がどれほどなのかは多くの人々が気にしています。学術誌のCurrent Biologyに掲載された論文で、「ワクチン接種前夜の睡眠時間が短いと、ワクチン接種後に得られる抗体の量が少なくなってしまう」という研究結果が報告されました。続きを読む……
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「心理学研究に応募する人の傾向」によって実験結果にバイアスがかかってしまう可能性

心理学の研究では多くの被験者を集め、実験結果にバイアスがかからないように慎重な作業を行っています。しかし、心理学研究の被験者は参加報酬や講義の単位など、何らかの動機を持って応募してきた人々であるため、「心理学研究に応募する被験者の傾向」が存在する可能性もあります。そこでポーランドの研究チームは、心理学研究に応募する被験者の傾向について調査を行いました。続きを読む……
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人間はたった数秒で「偽の記憶」を作り出してしまうことが実験で明らかに

昔の記憶はあやふやなものであり、「偽の記憶や空想を事実だと誤認していた」という経験がある人も多いはず。ところが、オランダの研究チームが行った実験により、「人はたった数秒前に見たものでも偽の記憶を作ってしまうことがある」と判明しました。続きを読む……
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中世の古文書に残された月食についての記述が火山活動による気候変動を解き明かす鍵になることが示される

14世紀半ばから19世紀半ばまでの中世の地球上では、「小氷期」と呼ばれる寒冷な時代が続きました。小氷期が引き起こされた要因として破局的な火山の噴火が考えられています。ジュネーブ大学のセバスチャン・ギレ氏らの研究チームは中世の写本に記された皆既月食の記録から、火山の噴火が地球の大気に及ぼす影響を調査しました。続きを読む……
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戦車に着想を得た「変形する抗生物質」が開発される、薬が効かないスーパーバグへの対抗策となるか

抗生物質の登場によって人類は感染症の脅威を劇的に抑えることに成功しました。しかし、近年では抗生物質に対して耐性を持つ「スーパーバグ」が登場しており、既存の抗生物質が効果的に働かなくなりつつあります。そんな中、コールド・スプリング・ハーバー研究所の研究チームが「構造を変化させられる抗生物質」の開発に成功しました。この変形抗生物質が実用化されれば、スーパーバグへの有効な対策となることが期待されています…
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陰謀論を解消するための従来のアプローチはほとんど役に立たないとの研究結果、一体どんな方法なら効果的なのか?

陰謀論の影響の広がりを受けて、対策を求める事が高まってきていますが、新しく発表された研究により陰謀論を打ち消すための伝統的なアプローチにはほとんど効果がないことが示されました。この研究では、あたかもワクチンのようにあらかじめ情報に接してもらう「情報接種」といった、代替案となる有望な陰謀論対策も提唱されています。続きを読む……
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観測史上最古の銀河をジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が発見、ビッグバンからわずか3億2000万年後に誕生した可能性

NASAが中心となって運用する赤外線観測用宇宙望遠鏡であるジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、これまで観測された中で最も古い4つの銀河を発見しました。今回発見された銀河はビッグバンからわずか3億年から5億年後という、宇宙の初期段階に形成されたと考えられています。続きを読む……
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古代エジプトの宮殿の庭で発見された「大量の手」は勝利を祝う儀式のために切断された可能性

古代エジプトの第15王朝(紀元前1640~1530年)は、ヒクソスと呼ばれる集団によって立てられた王朝です。そんな第15王朝の宮殿の遺跡から見つかった大量の「切断された手」についての研究結果をまとめた論文が、学術誌のScientific Reportsに掲載されました。続きを読む……
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