世界最小のガラス製ワイングラスが製造される、ミクロンレベルのガラス3Dプリント技術で医療分野やネットワーク分野での活用に期待

スウェーデン王立工科大学の研究チームが世界最小の石英ガラス製ワイングラスを作成することに成功しました。ワイングラスの作成には新手法の3Dプリント技術が用いられており、医療機器やネットワーク機器、極小ロボットなどの開発に応用できるとのことです。続きを読む……
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笑い声や甘いささやきは「左側」から聞こえた時の方が脳に強い反応を引き起こすという研究結果

普段の生活において、話し相手が自分の右側にいるのか左側にいるのかを気にすることは少ないかもしれません。しかし、スイスの研究チームが査読付き学術誌のFrontiers in Neuroscienceに発表した研究結果によると、笑い声やエロティックな声といったポジティブな発声は、自分の「左側」から聞こえてきた時の方が脳に強い反応を引き起こすとのことです。続きを読む……
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「同じ出来事を何度も繰り返している」という異常体験が実はアルツハイマー病によるものだったという報告

「同じ出来事を何度も繰り返している」という感覚はDéjà vécu(デジャヴェキュ:既体験感)とも呼ばれ、多くのSF作品でも似たような設定がみられます。ところが、この異常な既体験感を持っていた80代男性についての症例報告では、既体験感が「アルツハイマー病のまれな症状」だったと報告されました。続きを読む……
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認知症の症状が夕方から夜にかけて悪化する「夕暮れ症候群」とは何なのか?周囲の人はどう対処すればいいのか?

認知症やアルツハイマー病の症状は1日を通じて一定ではなく、多くの患者において夕方~夜にかけて症状が悪化する傾向があります。この現象は「(PDFファイル)夕暮れ症候群」と呼ばれており、一体なぜ夕暮れ症候群が発生するのか、周囲の人々はどう患者をサポートすればいいのかについて、モナシュ大学の精神医学者であるスティーブ・マクファーレン准教授が解説しています。続きを読む……
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古代のスペインで最高権力を握っていたのは男性ではなく「象牙の婦人」だった

イベリア半島にある紀元前2900~2650年頃の墳墓の遺跡で発見された、非常に身分が高い人物のものとみられる遺骨が、新しい分析により女性のものだったことが判明したとの論文が、2023年7月6日付の学術雑誌・Scientific Reportsに掲載されました。続きを読む……
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異常気象によって世界中で同時多発的に穀物の不作に陥るリスクについて研究者が警告

長期にわたる干ばつや大雨、熱波などの異常気象は、作物の不作につながる可能性があります。また、温暖化を含む地球の気候変動によって、異常気象による作物の不作が世界中で増加しており、サプライチェーンの混乱に伴う価格の高騰や、食糧供給の滞りが発生する危険性を指摘する声も。コロンビア大学のカイ・コーンフーバー氏らの研究チームが、世界中の主要な食糧生産地域で収穫量の減少が同時多発的に発生する可能性について調査…
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「手の匂い」から性別を96%の精度で判別できる技術が登場、指紋やDNAが採取できなくても犯罪捜査ができる可能性

手のひらから放出される匂いを高性能な分析機械と新しいデータ分析プログラムを使って解析することで、その匂いの持ち主の性別を96.67%の精度で判別できるとの研究結果が発表されました。多くの犯罪は手を使ったものであることから、この技術の研究が進めば、捜査で犯人や重要人物の絞り込みに使えると期待されています。続きを読む……
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ゴリラガラスならぬ「ライオンガラス」が開発される、普通のガラスと比べて二酸化炭素排出量が半減&割れにくさは10倍に向上

高い透明度とプラスチックを超える強度を誇り、スマートフォンやタブレットのスクリーンに採用されているゴリラガラスの開発に携わったペンシルベニア州立大学のジョン・マウロ教授らの研究チームが、標準的なガラスと比較して二酸化炭素排出量を半分に減らす「ライオンガラス」を開発したと発表しました。続きを読む……
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世界初の安全で効率的な水性アルミニウムイオン電池の開発が第1段階に到達

ほとんどの電池はなんらかの有害物質を含んでいて、廃棄すると環境を汚染する恐れがあります。南オーストラリア・フリンダース大学と中国・浙江科学技術大学のチームが、無毒で安全かつ効率的な「水性アルミニウムイオン電池」の開発の第1段階について、科学誌・Journal of the American Chemical Societyに報告を掲載しました。続きを読む……
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2023年7月4日は過去12万5000年間で最も暑い日だった

季節のサイクル、エルニーニョ現象、地球温暖化の三重苦により、2023年7月4日における地球の平均気温が17.18度に達し、記録が始まった1979年以来で最も暑い日となっていたことがわかりました。気象学者は、科学的な分析により得られたデータから、過去12万5000年間の中でも飛び抜けて暑い日だったと推測しており、迅速に気候変動を食い止めなければ今後も記録が塗り替えられ続けるだろうと指摘しています。続…
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太陽の黒点の数が過去20年間で最高を記録、「太陽極大期」が到来して電力網やインターネットが遮断される危険も

2023年6月に太陽の表面で観測された黒点の数は163個を記録し、2002年9月以来最高となりました。黒点の数が過去20年間で最高になったということは、約11年周期で変化する太陽活動周期において太陽の活動が最も強くなる太陽極大期に近づいていることを示唆しており、人工衛星や電力網に悪影響が及ぶことが懸念されています。続きを読む……
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抗老化ホルモン「クロトー」を注射することで年老いたサルの脳が活性化したことが報告される

腎臓や脳、肝臓で発現し、年齢とともにその量が低下していくタンパク質「Klotho(クロトー)」は、長生きや抗老化に関連するタンパク質だと考えられています。そんなクロトーを高齢のサルに注射したところ、認知機能の改善が2週間程度続いたことがカリフォルニア大学のデーナ・デュバル氏らの研究チームによって報告されています。続きを読む……
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性器には「軽い接触」や「振動」を感じるのに特化した神経構造がある

人体には「存在は確認されているものの機能が明らかになっていない器官や構造」が数多く存在しています。生殖器や口腔(こうくう)などに点在する「クラウゼ小体」も機能が不明な神経構造の1つだったのですが、新たにハーバード大学医学大学院の研究チームによってクラウゼ小体が「生殖行動に重要な振動および触覚のセンサー」である可能性が示されました。続きを読む……
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アルツハイマー病のワクチンとは一体どういう仕組みなのか?

数十年にわたる研究にもかかわらず、アルツハイマー病の原因究明や根本的な治療法の開発には至っていません。そんなアルツハイマー病に対するまったく新しいアプローチである「アルツハイマー病ワクチン」について、科学系ニュースサイト・Live Scienceがまとめています。続きを読む……
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南極の海氷面積が記録的な狭さに縮小、2023年4月以降は過去最少面積を更新し続けている

アメリカ海洋大気庁(NOAA)が2023年における南極の海氷面積が記録的な狭さになっていることを報告しました。NOAAは南極の海氷面積縮小が長期的な海洋および気候の変化と関連している可能性を示しています。続きを読む……
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