男性ではなく女性が唯一の稼ぎ手になっているカップルは幸福度が低いという研究結果

働き方や家族のあり方が多様化した現代では、家計を支える大黒柱として働いているのが夫ではなく妻であるというケースも珍しくありません。ところが、イギリス・バース大学の社会学講師であるヘレン・コワレフスカ氏らがヨーロッパ9カ国を対象にした調査データを分析した研究では、「女性が唯一の稼ぎ手になっているカップルは幸福度が低い」という結果が明らかになりました。続きを読む……
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南極の「血の滝」の謎が1世紀越しに判明、火星の生命探査技術の限界に一石を投じる発見も

南極大陸のテイラー氷河には、氷の裂け目から血のように赤い水がしたたり落ちる「血の滝」が存在します。1911年に南極探検隊が発見して以来謎に包まれていた血の滝の正体が、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学らの調査により100年越しに解明されました。続きを読む……
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1988年からずっと宇宙で何かが約22分ごとに光り続けている

2023年7月19日、国際電波天文学研究センターの研究者らが新たな天体についての論文を提出しました。この中で、奇妙な電波を定期的に発する謎の天体についての知見が共有されています。続きを読む……
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「2023年7月は観測史上最も暑い月」とNASAの気候学者が語る

昔と比べて近年の夏は暑すぎると感じている人は多いはず。「夏の気温が上昇している」という現象は日本に限らないようで、NASAは「2023年6月は観測史上最も暑い6月だった」とする観測結果を発表しています。加えて、NASAに所属する気候学者ギャビン・シュミット氏が「2023年7月は観測史上最も暑い月」と語ったことも報じられています。続きを読む……
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人間が耐えられる暑さは何度までなのか?

世界気象機関(WMO)は2023年6月が史上最も暑い6月だったことを発表し、さらに7月7日にも世界の平均気温が最高値を更新したことを発表しました。日本でも猛暑日が続きますが、そんな猛暑の中で人体が耐えられる暑さは何度までなのかを、サイエンス系メディアのThe Conversationがまとめています。続きを読む……
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「宇宙でのセックス」に宇宙旅行業界は対応できていないと研究者が指摘、10年以内に誰かが宇宙でセックスする可能性も

近年は民間企業による宇宙開発が大きく進展しており、2021年にはSpaceXが民間人のみでの宇宙飛行ミッションを成功させたほか、2023年6月にはヴァージン・ギャラクティックが初の商業宇宙旅行を実現しました。そんな中、イギリスのクランフィールド大学で生物分析学教授を務めるデヴィッド・カレン氏が、「宇宙観光事業においては『宇宙でのセックス』が問題になる」と指摘しています。続きを読む……
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次世代の地熱発電テクノロジー「強化地熱システム」のブレイクスルーをスタートアップが達成、Googleのデータセンターにも電力供給予定

アメリカのテキサス州ヒューストンに拠点を置く地熱発電スタートアップのFervo Energyが、「Enhanced geothermal systems(EGS:強化地熱システム)」と呼ばれる次世代地熱発電技術の大規模なデモンストレーションに成功しました。商業規模で強化地熱システムを運用できることが実証されたことを受け、Fervo Energyは2023年中にGoogleのデータセンターやインフラ…
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熱中症の治療に遺体袋が効果的

熱中症の症状が出た場合、応急処置としてすぐさま涼しい場所へ移動し体を冷やすことが効果的とされています。スタンフォード大学で救急医学分野の研修医として学んでいるデビッド・キム氏は、体を冷やす方法として最も効果的なのは「冷水浴」であると指摘し、冷水浴を効率的に行うために遺体袋を使用することを提案しました。続きを読む……
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「20階建てのビルサイズの隕石」が地球に接近して月より近い位置を通ったが天文学者らは2日後まで気づかなかった

地球に小惑星が接近することは珍しくありませんが、大きなサイズの小惑星が隕石(いんせき)として地球に衝突すると甚大な被害が出る可能性があるため、天文学者らは地球に接近する小惑星を常に監視しています。ところが、「2023 NT1」と呼ばれる20階建てのビルサイズの小惑星は、2023年7月13日に地球から月よりも近い位置を通過したにもかかわらず、天文学者らは2023 NT1が通過してから2日後まで接近に…
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スタンフォード大学の学長が研究論文の不正で辞任、少なくとも3本の論文が撤回へ

アメリカ有数の名門大学であるスタンフォード大学のマーク・テシエラビーン学長が2023年7月19日に、8月31日付けで辞任することを発表しました。これは、スタンフォード大学が外部に委託して行った調査により、テシエラビーン氏が主執筆者を務めた複数の論文でデータの操作などの不正が発覚したことを受けてのものです。続きを読む……
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体の柔らかさは何によって決まるのか?

世の中には、バレエダンサーや体操選手のように驚くほど体が柔軟な人もいれば、かがんで靴を履くのにも苦労するほど体が固い人もいます。骨格が違うわけでもないのに関節の可動域が大きく違う理由について、科学系ニュースサイト・Live Scienceが専門家の話を元に解説しました。続きを読む……
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自分の腎臓・肝臓・骨髄・角膜の買い手をSNSで募集する人がイランで増加中

中東のイランでは、人権侵害や核開発問題を受けてアメリカやその他の国家などが経済制裁を行っており、その結果高いインフレ率や失業率が問題となっています。そんなイランでは経済的困難な状況を乗り切るためにSNSで自身の腎臓や肝臓、骨髄、角膜などを販売していることが問題となっています。続きを読む……
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嗅覚の喪失はパーキンソン病やアルツハイマー病の初期兆候である可能性

匂いは記憶や感情と強く結び付いており、実際に扁桃体や海馬を含む大脳辺縁系は記憶や感情だけでなく嗅覚の処理も担っています。この嗅覚の低下と喪失が、パーキンソン病やアルツハイマー病などの神経変性疾患の初期症状として表れる可能性が指摘されています。続きを読む……
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50年間で約30億羽の鳥が北アメリカ大陸で消滅しているとの報告

人間による乱獲や気候変動などによって、これまで多くの生物種が個体数の減少や絶滅などの危機に直面してきました。カナダ国立野生生物研究センターのアダム・スミス氏が、1970年初頭から2019年までの過去50年間で、北アメリカに生息する鳥の約3分の1が姿を消したことを明らかにしています。続きを読む……
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「寄生虫が皮膚の下をはっていると感じる」「自分はゾンビだと思い込む」など奇妙な症状が現れる5つの特殊な精神障害

精神障害の症状にはさまざまなものがあり、中には「寄生虫が皮膚の下をはっているように感じる」「自分はゾンビだと思い込む」といった妄想にとりつかれるものや、「手が自分の意思に反して勝手に動き出す」といった身体的症状が出るものもあります。そんな奇妙な症状が現れる5つの精神障害について、イギリスのノッティンガム・トレント大学で行動依存症などの研究を行っているマーク・グリフィス氏が解説しています。続きを読む…
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