筋トレと有酸素運動の組み合わせが85歳以上の高齢者の認知能力を高める可能性

運動は単に体の健康状態を向上させるだけでなく、認知能力や記憶力を向上させる可能性があることも知られています。アメリカ・フロリダ大学などの研究チームが行った研究では、85歳~99歳というかなり高齢の人々でも、筋力トレーニングや有酸素運動を定期的に行う人は認知能力が高いという結果が示されました。続きを読む……
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夜型の人は糖尿病のリスクが72%も高いことが判明、「夜更かしな人は夜勤の仕事をした方がいいかも」と研究者

理想的な就寝と起床のタイミングは人それぞれですが、学生や社会人の大半は早起きせざるを得ないので、毎朝後ろ髪を引かれる思いで布団から出ている人も少なくないはず。夜勤をすることも多い看護師の女性6万人以上を対象とした新しい研究により、就寝と起床時間を決定づける「クロノタイプ」と2型糖尿病リスクとの間には大きな関連性があることが判明しました。続きを読む……
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新型コロナウイルスワクチン開発に寄与したことでノーベル賞を受賞した研究者カタリン・カリコー氏の研究は苦難の連続だった

新型コロナウイルスの流行に際して実用化された「mRNAワクチン」開発の立役者となり、ドリュー・ワイスマン氏とともに2023年のノーベル生理学・医学賞を受賞したカリコー・カタリン氏のこれまでの研究生活は順風満帆なものではありませんでした。カリコー氏に対して30年以上にわたってペンシルベニア大学が行った数々の所業について、海外メディアのThe Daily Pennsylvanianが取り上げています。…
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何度も同じ作業を繰り返すと強い違和感を覚える「ジャメヴ」についてイグノーベル賞受賞者が解説

初めて体験するはずなのに、なぜか過去に同じ体験をしたような錯覚に陥ることを「デジャヴ」といいます。このデジャヴとは逆に、何度も見たはずの光景なのに非現実的で初めてのことのように感じられる体験は「ジャメヴ」と呼ばれます。このジャメヴの研究で2023年度イグノーベル文学賞を受賞した心理学者のアキラ・オコーナー氏とクリストファー・ムーラン氏が、ジャメヴを解説しています。続きを読む……
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素早く立ち上がった時に立ちくらみをしてしまうのはなぜか?

椅子から立ち上がった直後にバランス感覚を崩すと同時に目の前が一瞬暗くなったような感覚に陥る、いわゆる「立ちくらみ」に遭遇したことがあるという人は多いはず。この立ちくらみはどういうメカニズムで生じるのかについて、科学系ニュースサイトのLive Scienceが解説しています。続きを読む……
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オフィスがうるさいと人々は自分のテリトリーを強く主張するようになる

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックで変化した生活様式が次第に元通りになり、リモートワークから従来のオフィス勤務に戻ったという人も多いはず。人の多いオフィスは同僚の会話や電話のコール、キーボードのタイプ音などの騒音にあふれていますが、騒音の多いオフィスで働く人はストレスを感じ、「自分のテリトリー」を強く主張するようになるという研究結果が発表されました。続きを読む……
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「失神」の原因は何なのか?

暑さや空腹を感じたとき、急に立ち上がったときなど、人間はふとした瞬間に気を失ってしまうことがあります。人間の40%が人生に一度は失神を経験するそうですが、実はこの失神のメカニズムはよくわかっていませんでした。新たに、カリフォルニア大学神経生物学部のヴィニート・オーガスティン氏らの研究により未知の神経回路が発見され、失神がなぜ起こるのかを解明する道が切り開かれました。続きを読む……
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地球の内部に古代の惑星衝突の巨大な残骸が2つもあることが判明、「月」の形成にも関係か

地球の深部には月の2倍のサイズの巨大な物質の塊が存在します。この巨大な物質の塊について調査したアリゾナ州立大学の研究者が、これは太古の地球に衝突した惑星の残骸であることを発見しました。続きを読む……
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二酸化炭素を90%以上の高効率で燃料化するプロセスが登場、ギ酸塩への変換で長期保存できる固体燃料へ

二酸化炭素を有用なものに変換するための研究がいろいろと行われていて、その中でも有望と考えられているのが、安定した燃料に変換して化石燃料に代えて利用することです。しかし、この種の変換プロセスは効率が低かったり、取り扱いが難しかったり、有毒だったり、燃料が可燃性だったりと、さまざまな問題を含みます。続きを読む……
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太極拳でパーキンソン病の症状を緩和できる可能性

中国武術の一派であり呼吸に集中してゆっくり動くことが特徴の太極拳は、足腰の筋肉を鍛えてバランス感覚を養うため転倒防止につながるとして高齢者に人気です。そんな太極拳が、手足の震えや歩行障害を示すパーキンソン病の症状を和らげる可能性があると中国の研究チームが報告しました。続きを読む……
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子どもをうつ病にしているのはSNSではなく親からの過剰な干渉という研究結果

「SNSが子どものメンタルヘルスに悪影響をおよぼす」という意見は頻繁に耳にするもので、実際にアメリカの司法長官グループは「InstagramやFacebookは子どものメンタルヘルスに害を与える」として開発元のMetaを訴えています。しかし、SNSよりも子どもの生活のあらゆる側面を絶えず監視し干渉する「ヘリコプターペアレント」の方が、子どものうつ病を引き起こす原因になっているという研究結果が公開さ…
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「過去」を25%の確率で変える逆方向タイムトラベルのシミュレーションにケンブリッジ大学の研究チームが成功

イギリス・ケンブリッジ大学の研究チームが、「量子もつれ」と呼ばれる現象を利用することで、量子力学の世界において、25%の確率で過去に起こった事象を未来で変えることができるシミュレーションに成功したと発表しました。続きを読む……
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「火」が「水」に弱いというのは間違いと専門家が指摘、水はどんなメカニズムで火を消しているのか?

火が付いたら水をかけるべきという考えだったり、ゲームやアニメなどの印象だったり、「火が水に弱い」というイメージを持っている人は多いはず。ところが、火災の燃焼と挙動の専門家は「火が水に弱いというイメージは間違っている」と指摘しています。続きを読む……
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1日たった50段の階段を上るだけで心臓病のリスクを20%も減らすことができる

運動をすればさまざまな病気のリスクが下がることは理解していても、日常生活に運動を取り入れるのは困難なものです。ところが新たな研究では、1日たった50段の階段を上るだけで心臓病のリスクが20%減少することが示されました。続きを読む……
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「嗅いでいる匂い」が色の知覚にまで影響を及ぼす可能性があると実験で判明

人間は無意識のうちに複数の感覚を重ね合わせており、実際に「オレンジ色の飲み物からオレンジの風味がする」「温かさから赤色やオレンジ色などの暖色を連想する」といった経験がある人もいるはず。このように複数の知覚が互いに影響を及ぼし合うことはクロスモーダル現象と呼ばれており、新たな研究では「嗅いでいる匂い」が色の知覚に影響を及ぼすことが示されました。続きを読む……
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