自作のインスリン投与装置が1型糖尿病の治療を変える可能性

糖尿病には複数の種類があり、そのうちの1つが「1型糖尿病」です。1型糖尿病は、すい臓のβ細胞が破壊されてインスリンが出なくなることで慢性的な高血糖状態になり、糖尿病を発症します。1型糖尿病の対処には、ペン型注射器などを用いた体内へのインスリンの投与が必要ですが、一部の1型糖尿病患者は自動的にインスリンを投与するソフトウェアやデバイスを自作して対処しています。続きを読む……
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「徹夜することでうつ病の症状が和らぐ」という不思議な現象の理由が脳スキャンで明らかに

徹夜や睡眠不足は認知機能を低下させる上に健康状態にも悪影響を及ぼし、百害あって一利なしと考えている人も多いはず。ところが、意外なことに徹夜することでうつ病の症状を改善する「断眠療法」という治療法が以前から知られており、新たな研究では徹夜が気分を改善する理由が脳スキャンによって明らかになりました。続きを読む……
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気温が高い場所に住む人は深刻な視覚障害を患う可能性が高いという研究結果、温暖化により人々の視力が悪化する可能性も

気候変動による気温上昇は単に熱中症のリスクを高めるだけでなく、人間の認知機能やメンタルヘルスの問題、自殺率など幅広い健康状態に影響を及ぼします。170万人以上の高齢者から収集したデータを基にした新たな研究では、「気温が高い場所に住む人は深刻な視覚障害を患う可能性が高い」という結果が示されました。続きを読む……
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大麻使用者は非使用者に比べて血中の有毒金属濃度が高いという研究結果

アメリカ人数千人を調査した結果により、大麻(マリファナ)を使用する人々は、使用しない人に比べて血中に含まれる有害な金属の濃度が高いことが調査により明らかになりました。続きを読む……
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人類の祖先は約90万年前に約98.7%減少し絶滅しかけていたことが明らかに

現在地球上で暮らす我々人間は「ホモ・サピエンス」と呼ばれる、約20万年~10万年前に誕生したヒト属の一種です。しかし現代から約90万年前に、人類の祖先となる種がわずか1280頭にまで激減し、絶滅の危機にひんしていた可能性があることが報告されています。続きを読む……
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新型コロナの後遺症であるロングCOVIDに伴う認知機能の低下「ブレインフォグ」は血栓に関連している可能性が示される

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発症から数カ月が経過してもさまざまな後遺症が残る「ロングCOVID」の患者の中には、頭の中に霧がかかったようにぼんやりとしてしまい、認知機能や集中力の低下といった問題が生じる「ブレインフォグ」を訴える人もいます。COVID-19で入院した1800人以上の患者を調査した新たな研究で、血管内で血液が凝固した血栓がブレインフォグと関連している可能性があると示…
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人類はすでに「火星の生物」を発見していたが偶然にもその生物を殺してしまった可能性

人類はこれまでに月や火星、小惑星の土壌サンプルを分析し、生命の痕跡や地球における生命誕生のきっかけを探る試みを多数繰り返してきました。1976年に火星へ着陸し、現地で分析を行ったバイキング1号およびバイキング2号について、ベルリン工科大学のディルク・シュルツ=マクフ氏は「分析手法を振り返ってみると、当時の科学者たちは間違いを犯してしまった可能性がある」と指摘し、生命体の兆候を検出するための作業が生…
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睡眠時の最適な室温は高齢者の場合20度~25度でこれ以外だと睡眠効率が低下すると判明

睡眠の質を向上させるための要素の1つが、睡眠時の寝室の温度です。約1万1000件の睡眠データをもとにした調査により、高齢者にとって最高の睡眠をもたらすのは室温が20度から25度の範囲であることがわかりました。続きを読む……
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森林保護の過大評価で温室効果ガス排出権を売買する「カーボンクレジット」が過剰に生み出されているという指摘

カーボンクレジットとは、企業が森林保護や省エネルギー機器の導入などで削減した温室効果ガス排出量をクレジット(排出権)として発行し、他の企業や個人との間で取引できるようにしたものです。温室効果ガス排出量の多い企業はこのカーボンクレジットを購入することにより、企業努力で削減しきれない温室効果ガス排出を相殺し、脱炭素社会へ貢献することができます。ところが、ケンブリッジ大学とアムステルダム自由大学の研究チ…
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謎の病気に苦しんでいた女性の脳に7cm超のヘビの寄生虫が寄生していたことが明らかに

オーストラリアの脳神経系外科医が、2022年に64歳の女性の脳から生きた3インチ(7.62cm)の線虫を摘出しました。この線虫はヘビの寄生虫であったため、「ヘビの寄生虫が人間の脳で確認されたのは初めて」と報じられています。続きを読む……
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短時間の昼寝「パワーナップ」が記憶力や生産性の向上&ストレス軽減などさまざまなメリットをもたらす

近年は適度な昼寝がさまざまなメリットをもたらすことが明らかになっており、短時間の昼寝は「パワーナップ」とも呼ばれ注目を集めています。そこで、パワーナップがもたらすメリットと適切な昼寝の時間について、テキサスA&M大学の臨床准教授であるスティーヴン・ベンダー氏が解説しています。続きを読む……
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「永遠の化学物質」ことPFASと軍人に多い精巣がんとの関連が明らかに

軍人や消防士は、他の職業と比べて精巣がんと診断される率が高いのですが、消火剤の泡に含まれる「永遠の化学物質(Forever Chemical)」ことPFAS(有機フッ素化合物)と関連があることが、研究によって初めて示されました。続きを読む……
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トンガの大噴火は2023年夏の猛暑に影響を及ぼしたか?

NASAの気候学者が2023年7月は観測史上最も暑い月だったというほどに2023年は猛暑でした。その要因と考えられるものは複数あるのですが、2022年1月にトンガで発生した大規模な火山の噴火も猛暑の原因なのかについて、科学者が見解を示しています。続きを読む……
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塗るだけで冷房代と暖房代を節約できる塗料が開発される

夏の暑い時期には冷房、冬の寒い時期には暖房に大きなコストがかかります。スタンフォード大学の研究チームが開発した塗料を使えば、建物の外側や内側に塗ることで熱を遮断し、冷房に必要なエネルギーを21%、暖房に必要なエネルギーを36%削減できるとのことです。続きを読む……
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毎晩寝る時にさまざまな香りを嗅ぐことで認知能力が劇的に向上することが判明

「匂い」は人間の記憶や感情と強く結びついていることが知られており、嗅覚の喪失がパーキンソン病やアルツハイマー病の初期兆候である可能性も指摘されています。カリフォルニア大学アーバイン校の研究チームが行った実験では、毎晩さまざまな香りを嗅いだ高齢者は認知能力が劇的に向上することがわかりました。続きを読む……
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