心臓の健康にとっては座っているより寝ている方がまし、運動は5分のランニングや階段昇降でもOK

「長時間座っているのは健康に悪い」ということがすでに様々な研究で指摘されていますが、新たに、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究者らが運動と心臓の健康との関連についての研究を行い、心臓にとっては座っているのが最悪で、まだ寝ている方がマシという結果が示されました。続きを読む……
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「寝室の換気」で睡眠の質が向上することが4週間にわたる実験で判明

質の高い睡眠を取ることは心身の健康にとって非常に重要であり、人生を充実させるために寝具や睡眠環境にお金をかけているという人も多いはず。新たにデンマーク工科大学や早稲田大学などの国際研究チームが行った実験では、「寝ている間に寝室を換気すること」が睡眠の質を向上させるという結果が示されました。続きを読む……
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ダークマターは独自の不可視な元素周期表を持っている可能性、鍵はビッグバン直後の「原始ブラックホール」

ダークマターは宇宙にある質量の大部分を占めていると考えられており、銀河の回転から宇宙の大規模構造まで至る所でその存在を示す証拠が見つかっているにもかかわらず、いまだ正体は不明です。そんなダークマターは実は1種類ではなく、さまざまな元素でできている通常の物質のように種類があるのではないかと論じる研究が発表されました。続きを読む……
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脳は断酒から7.3カ月でアルコールによる損傷から回復できることが判明

缶ビール半分程度のほどほどのお酒でも脳が萎縮するなど、アルコールは脳に深刻なダメージを与えることが知られています。お酒の飲み過ぎに陥ったことがある人の脳をスキャンする研究により、半年以上断酒することで脳を大きく回復させることが可能なことがわかりました。続きを読む……
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朝型・夜型など自分の体のリズムにあった時間帯に活動すると記憶力や判断力などが向上する

夜型の人が朝早くからの学校や仕事に苦労したり、逆に朝方の人が夜遅くまでの活動を苦手としていたり、睡眠を基準にした人間の生活リズムであるクロノタイプは人によって異なっています。クロノタイプの差は脳の特徴に違いが見られるという研究や、そもそも遺伝子で決まっているとする学説もあるため、無理にクロノタイプに逆らわずに活動することでさまざまな面でパフォーマンスを向上できると、チャールストン大学心理学部で教授…
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週3回・30分間の運動でバイアグラと同様の勃起不全回復効果が期待できるという研究結果

勃起不全(ED)を治療する際には、「シルデナフィル(バイアグラ)」と呼ばれる治療薬が処方されることが一般的です。一方でバイアグラには、頭痛や吐き気、胸焼け、筋肉の痛みなどの副作用があり、一部の患者はバイアグラの副作用に苦しめられているとのこと。アメリカのベイラー医科大学やボストン・サイエンティフィックなどの研究チームによる報告では、週に3回、30分間有酸素運動を行うと男性の勃起不全が改善し、バイア…
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患者の体重を最大25%減らすことができる肥満治療薬「Zepbound」がアメリカ食品医薬品局の承認を受ける

2023年11月8日にアメリカ食品医薬局(FDA)が、アメリカの製薬会社「イーライリリー」が開発した肥満治療薬「Zepbound」の販売を認可したことを発表しました。続きを読む……
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「2023年が観測史上最も暑い年になるのはほぼ確実」と科学者が訴える、2024年はさらに暑くなる可能性も

2023年は観測史上まれに見る猛暑が続いていることが報じられており、2023年7月は「1880年以降で最も暑い月」だったと認定されているほか、2023年9月も観測史上最も暑い9月だったことが報じられています。新たに、欧州連合(EU)の気象情報機関であるコペルニクス気候変動サービスが、「2023年が観測史上最も暑い年になるのはほぼ確実」だと訴えました。続きを読む……
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避妊薬が脳の「恐怖」を処理する領域に影響を及ぼす可能性

月経周期中のホルモンの変化が脳の領域に作用するという先行研究を受けて新たに調査が行われた結果、経口避妊薬の服用で脳の一部に生理学的変化が起こることが判明しました。続きを読む……
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太陽嵐で本来はあり得ない「オレンジ色のオーロラ」が発生

写真家のハーラン・トーマス氏がカナダ・アルバータ州で「オレンジ色のオーロラ」の写真を撮影することに成功しました。オーロラは大気中の原子や分子から色を得るため、通常、オレンジ色になることはないのですが、太陽嵐の影響でこのような光景を見られる環境が整ったと考えられています。続きを読む……
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Natureが室温超伝導の論文を撤回、同一著者の過去の論文が撤回されてから1年2カ月ぶり2度目の撤回へ

ロチェスター大学のランガ・ディアス氏が率いる研究チームが2023年3月8日に公開した室温超伝導に関する論文について、論文を掲載していたNatureが撤回することを決定しました。ランガ・ディアス氏の論文がNatureから撤回されるのは2022年9月以来、約1年2カ月ぶりの2回目となります。続きを読む……
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睡眠不足によって「痛み」が引き起こされるメカニズムが判明

痛みと睡眠の関係は密接で、痛みが原因で寝付けないというケースもあれば、睡眠不足によって頭痛や全身の痛みが引き起こされることもあります。マウスを用いた研究により、慢性的な睡眠不足が痛みに関連した脳の部位に悪影響を及ぼすことがわかりました。続きを読む……
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水滴がほとんど摩擦なしで表面を滑り落ちる「超はっ水素材」が開発される

付着した水滴がまるで球のように表面で転がる現象である「はっ水」は、自動車のボディや傘などの雨具の防水性能の向上などに応用されています。フィンランド・アールト大学のサカリ・レピッコ氏らの研究チームが、従来のはっ水素材よりも水滴が付着しにくい、ほとんど摩擦なしで水滴が表面から滑り落ちる素材を開発しました。続きを読む……
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自閉症の人は重大な違法行為や間違いを見逃さず「傍観者効果」に屈する可能性が低いとの研究結果

発生したある出来事に対して、自分以外に傍観者がいる場合、自ら率先して行動を起こさなくなる「傍観者効果」と呼ばれる集団心理の現象が存在します。しかし、ヨーク大学の研究チームが、自閉症の人は傍観者効果の影響を受けにくいという研究結果を発表し、精神疾患や発達障害などの特性を持つ「ニューロ・ダイバージェント」な人々を雇うことの利点を強調しています。続きを読む……
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筋トレと有酸素運動の組み合わせが85歳以上の高齢者の認知能力を高める可能性

運動は単に体の健康状態を向上させるだけでなく、認知能力や記憶力を向上させる可能性があることも知られています。アメリカ・フロリダ大学などの研究チームが行った研究では、85歳~99歳というかなり高齢の人々でも、筋力トレーニングや有酸素運動を定期的に行う人は認知能力が高いという結果が示されました。続きを読む……
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