収入や学歴が低い人は若年性認知症を発症するリスクが3倍も高い

認知症は記憶力や認知能力が低下して日常生活に支障を来す障害であり、65歳未満でありながら認知症の症状が現れるケースは若年性認知症と呼ばれています。世帯収入や学歴などで判断した人々の社会経済的地位と認知症の発症リスクを分析した研究では、社会経済的地位の低い人は若年性認知症を発症するリスクが3倍も高いことがわかりました。続きを読む……
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化学製品メーカーの3Mは1950年代から「永遠の化学物質」の危険性を知っていたにもかかわらず隠ぺいしていたことが内部文書によって明らかに

「ペルフルオロアルキル化合物・ポリフルオロアルキル化合物(PFAS)」は、熱や薬品に強いことから、フライパンのコーティングやファストフードの包装紙、泡消火剤などに使用されてきました。しかし、PFASは、極めて長期にわたって環境中に残留することから「永遠の化学物質」とも呼ばれており、健康への悪影響が懸念されています。化学製品メーカーの3Mは、PFASの環境や人体への危険性を1950年代から知りながら…
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経済的な問題について楽観主義的な人は認知能力が低いという研究結果

物事をポジティブに考える楽観主義(楽天主義)は幸福や長寿のカギだとして自己啓発本などで称賛されており、多くの人は悲観主義よりも楽観主義の方に魅力を感じています。ところが、イギリスのバース大学が行った研究では、過度の楽観主義が認知能力の低さと関連しており、認知能力が高い人は悲観主義的な傾向があることがわかりました。続きを読む……
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都会の樹木は周囲の路面が舗装されていると育ちが悪くなるという研究結果

都市部に植えられた木は住民が自然を感じるよりどころになり、街路樹がより多く植えられている地域では住人の死亡率が低くなるという研究結果があるほか、夏の暑い日にはちょうどいい日陰になって周囲の気温を下げてくれます。スウェーデン・ヨーテボリ大学の研究チームが、根元周りがアスファルトで舗装されていない木の方が、根元周りが舗装されている木よりも大きく育つことを発見しました。続きを読む……
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ビッグバン直後から存在する「原始ブラックホール」が星を内側からむさぼり食っているとの研究結果

宇宙の誕生とほぼ同時に生まれた極小サイズのブラックホールが、恒星の中に捕捉されて星を内側から飲み込んでいるとの仮説を提唱する研究が、2023年12月付けの学術雑誌・The Astrophysical Journalで発表されました。ブラックホールを内部に有する星の存在が実証されれば、はぐれ星と呼ばれる、通常では考えられない位置に存在する星についての理解が深まると期待されています。続きを読む……
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筋トレの時にはタンパク質を取れば取るほど筋肉の成長が促される可能性

ヴァーヘニンゲン大学などの研究チームが、タンパク質を摂取すればするほど運動後の筋タンパク質合成の効率が高まることを報告しています。続きを読む……
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近赤外光を当てるだけで激しい振動を起こしてがん細胞を破壊できる方法が発見される

ライス大学、テキサスA&M大学、テキサス大学の研究チームが、がん細胞を近赤外光で刺激すると、がん細胞に含まれる分子が同調して振動し、がん細胞の細胞膜をバラバラに分解して破壊する方法を発見したと報告しています。続きを読む……
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新型コロナウイルスに感染した回数が多いほどロングCOVIDのリスクは高くなる

ワクチンのおかげで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症した際の致死率はパンデミック初期よりもはるかに低くなりました。しかし、複数の研究結果から軽度に見えるCOVID-19であっても、複数回にわたり発症すれば、ロングCOVIDを発症するリスクが高まることなどが明らかになっています。続きを読む……
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モデルナのmRNAがんワクチンと抗体医薬品「キイトルーダ」の併用で悪性黒色腫の再発・死亡リスクが半減

アメリカのバイオテクノロジー企業・モデルナが開発した実験用mRNAがんワクチンと、ドイツの医薬品メーカー・メルクの抗体医薬品「キイトルーダ」を組み合わせたところ、術後3年以内の悪性黒色腫の再発または死亡のリスクが49%減少したことが示されました。続きを読む……
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量子もつれを利用して物理的に情報を送信することなく画像を「テレポート」させる手法を研究者らが実証

長距離の量子通信は情報セキュリティにおいて重要であり、すでに衛星を用いた長距離間で実証されていますが、これまでは2次元を超える高次元状態の通信に課題がありました。新たに南アフリカ・ドイツ・スペインの国際研究チームが、量子通信において送信できる情報の次元を増やし、物理的に情報を送信することなく画像を「テレポート」させる技術を実証しました。続きを読む……
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誘いを断ったときのマイナスの影響はそんなに大きくないことが調査により判明

遊びの誘いや飲み会の誘いなどをついつい断ってしまい、罪悪感を覚えたことがあるという人は少なくないはずです。誘いを断ることが相手にどんな印象を与えるのかを調べた研究により、人々が想像するほど悪い印象は与えていないことが明らかになりました。続きを読む……
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飲み込むだけでダイエットできる「胃の中で振動するカプセル」が登場、薬や手術に代わる新たな肥満治療に期待

ダイエットや健康のために腹八分目を目指していたのに、つい満腹になるまで食べてしまうという人は多いはず。マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らが、胃の中で振動するカプセルで満腹感を刺激することで、食事の摂取量を減らすことに成功したとの研究結果を発表しました。続きを読む……
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宇宙人はブラックホールを「量子コンピューター」として使っているかもしれない

ブラックホールは巨大な恒星が自身の重力に耐えきれず崩壊してできる、光すら脱出できないほど超高密度かつ大質量の天体だとされています。そんなブラックホールについて、物理学者のジア・ドヴァリ氏とザラ・オスマノフ氏は「進歩した技術を持つ宇宙人は、ブラックホールを量子コンピュータのハードウェアとして使っているかもしれない」と示唆しています。続きを読む……
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夜勤をしている労働者の半数以上が睡眠障害を抱えているという研究結果、交代勤務の悪影響は低学歴の若者で顕著

現代社会では医療機関やインフラ関係、24時間営業のコンビニエンスストアなど、深夜労働が要求される仕事が数多く存在します。2015年の調査では、EU圏内に住む労働者の約21%が夜勤を含む交代勤務に従事していることがわかったほか、日本でも2012年の時点で労働者の21.8%が深夜労働に従事していることが報告されています。夜勤に従事する3万7000人以上の労働者を対象にしたオランダとベルギーの研究では、…
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