解読不能なデータを送り続けていたボイジャー1号が5カ月ぶりに解読可能な信号を地球へ送信、現在の動作状況の確認が可能に

地球から遠く離れた宇宙空間を漂う無人探査機の「ボイジャー1号」が2023年11月から解読不能なデータを地球に送信し続けていました。しかし2024年4月22日にボイジャー1号が、搭載しているエンジニアリングシステムに関する解読可能なデータを地球に送信したことをNASAが発表しました。続きを読む……
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出席番号が遅いほど成績が低くなる現象が報告される

採点者が連続して課題を採点すると、後になるほど低い点数を付ける傾向にあることがわかりました。大抵はアルファベット順で採点されるため、結果としてアルファベット順で後ろに並ぶ人ほど点数が低くなり、平均0.6点ほどの差が生まれてしまうそうです。続きを読む……
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数秒で充電できるナトリウムイオン電池が誕生

韓国科学技術院(KAIST)の研究者が、数秒で充電可能なナトリウムイオン電池を開発しました。この研究により、リチウムより入手がたやすいナトリウムを充電池に利用するための知見が深まったことが示されました。続きを読む……
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「心拍数が低い人は犯罪者になる可能性が高い」という傾向が研究で明らかに

心拍数は人間の健康状態や精神状態を測定する上で重要な指標になっていますが、心拍数と犯罪に関連があると思う人は少ないはず。1万2000人以上の女性の犯罪歴を最長40年間にわたって追跡した新たな研究では、安静時心拍数の低い女性は非暴力犯罪で有罪判決を受ける可能性がわずかに高いことが判明しました。続きを読む……
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半導体と金属の間に電流を流して物体から熱を逃がす「熱電冷却」とは?

異なる半導体と金属の接合部に電流を流すと熱が片方へ移動するという現象を利用した、「熱電冷却」という技術がCPUの冷却や医療・軍用器具に用いられることがあります。この熱電冷却について、物理学者のアルフレッド・ピゴット氏が解説しました。続きを読む……
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「鼻うがい」をすると命に関わることもあると専門家、水道水はもちろん滅菌水も非推奨

鼻水や鼻づまりがつらい花粉症の季節は「鼻うがい」でしのいでいる、という人は少なくないはず。しかし、この鼻うがいには感染症の危険性があり、水道水はもちろん無菌の水でも健康被害リスクがあるとして、専門家が特に鼻うがいを避けるべき人や、なるべく安全に鼻うがいをする方法を解説しました。続きを読む……
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自然の中で過ごすと本当に「時間がゆっくり流れているように感じる」という研究結果

旅行会社や観光団体のPRでは、「忙しい都会を離れて、自然の中でゆったりとした時間を過ごそう」といったうたい文句がよく使われます。フィンランドのトゥルク大学で心理学部の助教を務めるリカルド・コレイラ氏は、自然環境と時間感覚について調査した複数の研究を分析し、実際に自然の中で過ごすと時間の流れがゆっくりに感じると結論付けました。続きを読む……
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右利きか左利きかは胎児になる前の「胚」の段階で決まるかもしれない

右手と左手は線対称になっており、普通に考えると右利きになる確率と左利きになる確率はちょうど半々になりそうなもの。しかし、実際には左利きになる割合は約10%で、右利きが圧倒的多数となっています。利き手が左右のどちらになるのかは「特定の遺伝子における変異」が関連している可能性を、マックス・プランク心理言語学研究所の研究チームが論文で示しました。続きを読む……
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厚さ原子1個分の金シート「ゴールデン」の合成&単離に成功、電子回路や触媒への応用に期待

厚さ原子1個分で炭素のみで構成されたシート状物質「グラフェン」は素材強度が非常に高く、熱伝導と電気伝導が非常に高いため、未来の新素材として期待されています。リンショーピン大学の研究チームが、このグラフェンと同様に原子1個分の厚さしか持たない金のシート「Goldene(ゴールデン)」を生成して単離することに成功したと報告しています。続きを読む……
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ヴォイニッチ手稿には「セックスの秘密」が記されていると研究者が主張

1912年にイタリアで見つかったヴォイニッチ手稿は、未解読の文字で記されたテキストやミステリアスな絵が特徴的な古文書であり、これまでに多くの人々が解読や著者の特定に挑戦してきました。そんなヴォイニッチ手稿について調べたオーストラリアのマッコーリー大学の研究者らが、ヴォイニッチ手稿には「セックスの秘密」が記されていると主張しました。続きを読む……
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「電力需要の100%が再生可能エネルギーでまかえる時間帯」のある日がカリフォルニア州で38日中30日を記録

化石燃料の使用に伴う温室効果ガスの排出とその結果引き起こされる地球温暖化が問題視される中で、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを使用した発電が広がりつつあります。2024年3月~4月にはアメリカ・カリフォルニア州の電力網で、再生可能エネルギーによる電力が需要を100%まかなった時間帯があった日が30日を超えたことが報告されました。続きを読む……
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統合失調症などの患者に幻覚や妄想を引き起こす脳のネットワークがAIを使った研究で明らかに

幻覚や妄想といった症状群を指す「psychosis(サイコーシス、精神症)」は、統合失調症などの重篤な精神疾患によくみられるほか、定義された精神疾患とは独立して発生することもあります。脳スキャンとAIによるパターン分析を組み合わせた新たな研究により、サイコーシスを引き起こす脳内のネットワークが明らかになりました。続きを読む……
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空から飛んできて民家を破壊した謎の物体が「国際宇宙ステーションが捨てたゴミだった」とNASAが公式に認める

2024年3月、アメリカのフロリダ州に円筒形の謎の物体が飛来し、民家の屋根を突き破るという事故が発生しました。この物体を回収して調査したアメリカ航空宇宙局(NASA)が4月15日の声明で、「民家を破壊した物体は国際宇宙ステーション(ISS)が廃棄した宇宙ゴミだった」と公式に認めました。続きを読む……
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認知症は「12年前」に予測できるとの研究結果が発表される、ヒントは視覚情報の処理速度

将来認知症になるリスクは、視力や聴覚などの認知機能から予測できることが、過去の研究でわかっています。目で見た映像を処理する効率が、有力な認知症の予測因子になることが新しく突き止められました。続きを読む……
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頭の中で映像をイメージできない「アファンタジア」の人は世界をどう見ているのか?

多くの人は、犬と聞くと動物の犬を頭の中で思い浮かべることができますが、中にはイメージを視覚化することのできない「アファンタジア」の人も居ます。アファンタジアの当事者である神経科学者が、アファンタジアとはどのような感覚なのかを解説しました。続きを読む……
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