「不老長寿」の実現にはどんな困難が立ちはだかっているのか?

人類の永遠の目標とも言える不老長寿については、「あと30年もすれば寿命1000年の時代が来る」ともいわれていますが、これは「あと30年もすれば寿命を1000年にできるほど技術が進歩しているはず」という予測に近いものです。そこで、機械学習で創薬を促進する「PostEra」の研究者であるMilan Cvitkovic氏が、「不老長寿はどんな過程で実現され、それまでにはどんな問題を解決しなければならない…
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手術なしで脳内のニューロンを制御できるという研究結果

光を当てることで神経細胞(ニューロン)の活動を制御する光遺伝学で、脳外科手術を行わなくても外から光を当てることで脳内の神経細胞を制御することに成功したという論文が発表されました。続きを読む……
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新型コロナのワクチンの「強力な免疫反応」が高齢者にもみられたと発表される

人は高齢になるほど免疫系が弱体してくるため、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)も高齢者の方が重症化するリスクが高くなります。このため、高齢者にも高い効果を発揮するワクチンの開発が急がれているわけですが、新たにオックスフォード大学と製薬会社のアストラゼネカは、開発中のワクチンについて高齢者から若者と同様の免疫原性の反応が得られたと発表しました。続きを読む……
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「新型コロナ治療薬のレムデシビルにはほとんど効果がない」とWHOが発表

世界保健機関(WHO)の研究チームが、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬」として期待されている抗ウイルス薬・レムデシビルについて、「臨床試験の結果、ほとんど効果が認められないか、あるいは効果がまったく認められなかった」という報告書を発表しました。続きを読む……
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日本の子宮頸がんワクチン推奨中止で約1万7000人に発症リスク、4000人以上が死亡するとの予測も

子宮頚がん(しきゅうけいがん)の主な原因の1つであるヒトパピローマウイルス(HPV)に対するワクチン接種は、日本では体の痛みなど副作用があることから2013年に政府による推奨が取りやめられました。これによりワクチン接種率が大幅に低下し、女性の子宮頸がん発症リスクが大幅に増加していることが大阪大学の研究チームにより報告されています。続きを読む……
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世界的な鎮痛薬が人々の「リスク認識」を弱めて危険な行動を誘発する可能性がある

解熱鎮痛剤の一種であるアセトアミノフェンは、アメリカやヨーロッパで最も多く使われている鎮痛剤です。そんなアセトアミノフェンは痛みを抑えるだけではなく、人々の「リスク認識」を弱めて危険な行動を誘発する可能性があると、オハイオ州立大学の研究チームが報告しています。続きを読む……
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科学研究を取り巻く2つの深刻な問題とは?

科学技術の進歩は年々目まぐるしいスピードで発展を続けているように思えますが、さまざまな理由から科学界には今後の発展に影響しかねない2つの大きな問題が存在していることを、アメリカの慈善団体Arnold Venturesのヴァイスプレジデントであるスチュアート・バック氏が語っています。続きを読む……
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睡眠不足だと「人生の喜び」が失われてしまうとの研究結果

睡眠不足はさまざまな健康問題を引き起こすほか、6時間睡眠を続けた人は認識能力が徹夜した人並みに落ちることが指摘されています。新たな研究で、睡眠不足が「人生で感じられる喜び」を損なうことが示されました。続きを読む……
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室温で肌に電子回路をプリントして生体データをモニタリングする技術が開発される

軽量で小さいウェアラブル電子機器はさまざまな生体データをモニタリングする役に立ちますが、近年ではさらに一歩進み、「人間の皮膚に電子回路を印刷して人体を監視する」という方法が模索されています。ペンシルベニア州立大学などの研究チームが、新たに「室温で肌に電子回路をプリントして生体データをモニタリングする技術」を開発したと発表しました。続きを読む……
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マウスウォッシュが新型コロナウイルスを不活性化する可能性が示される

世界各国で感染拡大が続いている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)対策として、世界保健機関(WHO)は石けんによる手洗いやマスクの着用を推奨しています。新たな研究により、マウスウォッシュや鼻洗浄(鼻うがい)薬などが、SARS-CoV-2を不活性化する可能性があると示されました。続きを読む……
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ゲノム編集技術「CRISPR」で遺伝性眼疾患を治療する研究に前進、マウスの治療に成功

CRISPR-Cas9を応用した新たなゲノム編集技術によって、遺伝性眼疾患に苦しむマウスの網膜機能と視覚機能を回復させることに成功したとカリフォルニア大学アーバイン校が発表しました。続きを読む……
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「未知の臓器」が人間の喉の奥から発見される

人間の鼻から咽頭にかけての領域に、これまで知られていなかった新しい臓器を発見したという報告が発表されました。発見されたのはわずか3.9cmという小さな器官で、がん細胞の研究中に偶然見つかったとのことです。続きを読む……
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「有機農業は従来農業と比較してどのようなメリットがあるのか?」を40年にわたり実験した結果が公開

農薬や化学肥料を用いずに環境負荷を低減した方法で行われる有機農業には、「自然に優しい」「健康にいい」「土壌にいい」といったさまざまなメリットがあると提唱されています。有機農業が従来の農業とどのように違うのかを調べるため、数十年にわたって有機農業と従来農業の比較実験を行った結果が、有機農業の研究を支援するアメリカの非営利団体・Rodale Instituteによって公開されています。続きを読む……
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アラスカ氷河の融解が過去類を見ない規模の「超巨大津波」を引き起こすと科学者が警告

近年、地球温暖化の影響で多くの氷河が融解しており、1961年から2016年までの55年間で地球上から失われた氷河の総量は9兆トンにも及ぶことが明らかになっています。特に融解する氷河の量が多いといわれているのがアメリカのアラスカで、この地域で氷河の融解が進めば今後20年以内に超巨大で壊滅的な威力の津波が発生する可能性があると科学者たちが警告しています。続きを読む……
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