ファイザー製の新型コロナワクチンは投与から6カ月が経過しても有効、南アフリカの変異株にも

アメリカの製薬大手ファイザーが現地時間の2021年4月1日、ドイツのバイオテクノロジー企業BioNTechと共同開発した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン「BNT162b2」について、2回目の投与から6カ月が経過しても有効だとする分析結果を発表しました。続きを読む……
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量子コンピューターの内部では一体何が起こっているのか?

量子コンピューターは、量子力学を計算に用いることで、従来のコンピューター(古典コンピューター)では実現不可能な大規模な計算を行うことが期待されているコンピューターです。量子コンピューターの機能の一部を、科学系メディアのPhysics Todayが解説しています。続きを読む……
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SFでおなじみの「ワープドライブ」をより現実的とする理論が発表される、はたしてどれだけのエネルギーが必要なのか?

巨大な宇宙船が何光年もの距離をワープによって一瞬にして移動するというのは、SF作品でよく見られる場面です。光の速さを超えて移動する「超光速航法」は創作の世界にしか存在しませんが、現実に可能かどうかについては多くの物理学者が考えています。そんな中、全宇宙に存在するエネルギーの100億倍を必要とするとされてきたワープのアイデアをより現実的なものとする理論が発表されました。続きを読む……
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超音波を使って新型コロナウイルスを破壊できるかもしれない

マサチューセッツ工科大学の応用力学教授であるTomasz Wierzbicki氏らが、特定の周波数をウイルスに当て続けることで、ウイルスを破壊できる可能性を示しました。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)などへの応用が期待されています。続きを読む……
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「感染症を検知して色が変わる縫合糸」を現役高校生が開発

アメリカの現役高校生のダシア・タイラーさんが「傷口からの感染に反応して色が変わる縫合糸」を開発しました。タイラーさんはアメリカ国内で最も古く、最も権威があるとされる科学コンテストのRegeneron Science Talent Searchの審査員特別賞を獲得。特別講演も行いました。続きを読む……
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コーヒーが子どもの成長を妨げるという話は本当なのか?

「カフェイン入り飲料が子どもの成長を妨げる」という言説を根拠に、子どもにコーヒーを飲ませることをためらう人がいます。はたしてカフェインは本当に子どもの成長を妨げるのかについて、サイエンスジャーナリストのベンジャミン・プラケット氏が解説しています。続きを読む……
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「なぜ冷たい物で歯がしみるのか」という謎がついに解明される

アイスなどの冷たい食べ物を口にした際、歯に鋭い痛みを感じた経験がある人は少なくないはず。痛みを感じる仕組みについては、歯の主成分である「象牙質」が関係しているとされていましたが、2021年3月26日に公開された論文から、より詳しい原理が明らかになっています。続きを読む……
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大気汚染と失明につながる病気に関連があるとの研究結果

大気汚染はさまざまな健康問題につながっていることが知られており、「人間にとって最も深刻な健康リスクは大気汚染である」と指摘されているほど。目に関する学術誌のBritish Journal of Ophthalmologyに掲載された新たな研究では、「大気汚染が失明につながる可能性がある病気のリスク増加に関連している」と報告されました。続きを読む……
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中世から近世の法的文書に羊皮紙が使われていた理由とは?

ヒツジの皮から作られる羊皮紙や、ウシの皮から作られるベラムなど、植物の繊維を絡ませながら平らに成形した紙が発明されるまでは、さまざまな種類の動物の皮が筆写に用いられてきました。エクセター大学で考古学を研究するショーン・ドハティ氏率いる研究チームが、中世から近世にかけて作成された法的文書の大部分が羊皮紙を用いていたことを発見し、ヒツジの皮が法的文書の記載に適していた理由を考察しています。続きを読む….
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パーキンソン病を引き起こす遺伝子変異は「脳内で神経細胞を作るプロセスを損なう」との研究結果

パーキンソン病は手の震えや歩行の困難といった運動障害を示す進行性の神経変性疾患であり、症状が進行すると車椅子や寝たきりの生活になるケースもあります。そんなパーキンソン病を引き起こすとされている遺伝子変異が、脳内で神経細胞(ニューロン)を生成するプロセスを損なう可能性があるとの研究結果が発表されました。続きを読む……
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死後に活動を開始する「ゾンビ遺伝子」が人間の脳内で発見される

2021年3月23日、イリノイ大学のジェフリー・ローブ氏らが、人間が死んだ後に活性化し、細胞の成長を促進する遺伝子が脳内にも存在することを明らかにしました。続きを読む……
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新型コロナウイルス感染症に長期間苦んだ患者の85%が経験している症状とは?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で死亡した患者の脳組織で損傷が確認されたり、COVID-19が主要な臓器で血栓を発生させることが報告されたりと、COVID-19には肺炎以外にも多様な症状が現れることが判明しています。そして新たに、COVID-19の症状に長期間苦しんだ患者の85%が神経学的症状を経験していたことが明らかになりました。続きを読む……
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中国で大量生産される「ニセ論文」が学術誌を汚染している

どれほど偉大な科学的発見を成したとしても、「論文」の形式で発表しなければ公に認められたことにはならないため、「論文が学術誌に掲載される」というのは学術界で大きな意味を持ちます。しかし、論文が掲載されたという結果を得るためだけの「ニセ論文」が特に中国で多数提出されており、学術誌Natureは2020年1月以降で「ニセ論文の疑いがある」とされた論文は1000本以上に達すると発表しています。続きを読む….
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市販のダイエットサプリからドーピング禁止薬物が検出される、「覚せい剤のカクテル」となっているサプリも

一般的に販売されているダイエットサプリメントやスポーツサプリメントの一部に、世界アンチ・ドーピング機関によって禁止されている薬物成分が含まれていることがわかったという研究論文が発表されました。これらのサプリメントに含まれていた物質は覚せい剤の成分でもあり、健康上のリスクが高いと研究者は注意を促しています。続きを読む……
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「普通の風邪のウイルス」が新型コロナウイルスを駆逐することが判明

培養された人の細胞に、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)と風邪の代表的な原因ウイルスといわれるライノウイルスを同時に感染させる実験の結果、「ライノウイルスの存在がSARS-CoV-2の複製を阻害する」ということが判明しました。ウイルスとウイルスの相互作用に関する新発見により、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策がさらに進展すると期待されています。続きを読む……
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