ファイザーが開発する経口投与の新型コロナ治療薬「PF-07321332」とは?

新型コロナウイルスワクチンを開発している製薬会社のファイザーは、「PF-07321332」と呼ばれる新型コロナウイルス感染症治療薬の臨床試験を開始しています。第I相臨床試験は2021年5月25日に終了する予定で、さらに臨床試験が順調に進めば、年末までに市場へ投入される可能性があります。続きを読む……
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「喫煙者は新型コロナにかかりにくい」という論文が撤回される、タバコ業界とのつながりを明示しなかったため

「喫煙者は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と診断される可能性が23%低い」と主張していた論文が、撤回されていたことが分かりました。この論文は、2020年7月30日に呼吸器学を専門とする査読付き医学雑誌「European Respiratory Journal」に掲載されましたが、後に著者5人のうち2人がタバコ業界と関わりを持っていたことが発覚したため、2021年3月4日に編集者側が撤回…
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学習中にジェスチャーをすると理解度が高まる

人は話をするときに指を差したり、手を広げたり、手刀のような動きをしたりと、さまざまなジェスチャーをすることがあります。こうした動きは、聞き手に考えを伝えるのに役立つだけではなく、学習にも役立つらしいことがわかっています。続きを読む……
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高血圧のリスクを防ぐためには週に何時間運動すればよいのか?

生活習慣病の1つでもある高血圧は心臓発作や脳卒中を引き起こす可能性のある深刻な状態であるにもかかわらず、2015年に行われたWHOの調査では女性の5人に1人、男性の4人に1人が患う生活習慣病です。そんな高血圧を抑えるには、運動を週にどのくらい行えばよいのかをカリフォルニア大学のジェイソン・ナガタ氏が調査しました。続きを読む……
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オックスフォード大が「有効性77%のマラリアワクチン」を開発、これまでで最も効果が高いマラリアワクチン

イギリスのオックスフォード大学が2021年4月23日に、マラリアワクチンの候補として研究が進められていた「R21/Matrix-M」の臨床試験で、77%の有効性が確認されたと発表しました。このワクチンは、世界保健機関(WHO)がマラリアワクチンの有効性目標として設定した「最低75%」を満たす初めてのワクチンであることから、世界的なマラリア対策の取り組みが大きく前進すると期待されています。続きを読む…
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放射線による遺伝子損傷は子どもに受け継がれないことが判明

1986年に発生したチェルノブイリ原発事故は史上最大級の原子力事故と呼ばれ、周辺住民の多くが放射線による健康被害を受けました。そんなチェルノブイリ原発事故による放射線の影響は、当時被ばくした人たちの子の世代には現れなかったことが大規模な調査で判明しました。続きを読む……
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過去に新型コロナに感染していたとしてもワクチンを接種するべきなのか?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種が各国で行われる中で、「すでに新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染して回復した人もワクチンを接種するべきなのか?」と疑問に思っている人もいるはず。この疑問についてサウスカロライナ大学で免疫学の助教を務めるジェニファー・グリア氏は、「過去にSARS-CoV-2に感染していたとしても、新たにワクチンを接種するべき」であると解説してい…
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「声が低い人は男女共に浮気する可能性が高い」という研究結果

恋愛関係においては容姿だけでなく「声」も重要な要素となっており、「男性の低い声が好き」という女性が多いという調査結果もあります。ところが、コペンハーゲン大学やゲッティンゲン大学の研究チームは、「声が低い男女はパートナーを裏切って浮気する可能性が高い」との研究結果を発表しました。続きを読む……
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月経中に「血の涙」が出る珍しい症例が報告される

「血の涙」という慣用句は「怒りや悲しみのあまりあふれ出る涙」を指し、実際に血が涙のように眼から流れ出てくるという状況を意味するわけではありません。しかし、文字通りの「血の涙」が月経中に流れ出てしまうという特異体質の女性が新たに報告されています。続きを読む……
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水と熱を加えるだけで数日で堆肥化される新しい生分解性プラスチックが開発される

生分解性プラスチックとは、微生物の働きによって環境に悪影響を及ぼさないレベルまで分解されるプラスチックのことであり、世界的なプラスチック汚染問題の解決策として期待されています。一方、これまでに開発されてきた生分解性プラスチックには、一般的な堆肥化作業で十分に分解されないなどの問題もありましたが、新たにカリフォルニア大学の研究チームが「水と熱を加えてコンポスター(生ゴミを堆肥化する装置)に入れるだけ…
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死海文書に「2人目の書き手」が存在することがAIを用いた筆跡鑑定によって明らかに

「死海文書」は約2000年前にヘブライ語で書かれた執筆者不明の旧約聖書の写本で、1947年に最初の断片が発見されて以来、発掘・調査が続いています。そんな死海文書に対して、フローニンゲン大学の研究チームがAIによる筆跡鑑定を実施した結果、死海文書が複数の執筆者によって記されていたことが判明しました。続きを読む……
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「睡眠時間が6時間未満の人は認知症リスクが高い」ことが25年来の追跡調査により判明

これまでの研究により、「6時間睡眠を続けている人は自分で気づかないうちに徹夜した人並みに認識能力が落ちている」ということが判明しています。さらに、イギリス人約8000人を25年間にわたって追跡調査した新たな研究により、中年期の睡眠時間が1日6時間を切っている人は、認知症のリスクが高いことが明らかになりました。続きを読む……
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原子爆弾開発に関する「情報制限」は後世にどのような影響を与えたのか?

第二次世界大戦中に、ナチス・ドイツなどの枢軸国の原子爆弾開発に対抗するため、アメリカ・イギリス・カナダは科学者と技術者を総動員して原子爆弾製造にあたる「マンハッタン計画」を立ち上げました。マンハッタン計画で秘された情報の取り扱いを巡る物語について、大手学術誌のNatureが解説しています。続きを読む……
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夜型人間が朝型人間に切り替えることは可能なのか?

人は大まかに、朝に起きて昼に活動して夜に眠る「朝型人間」と、夕方に起きて夜に活動して朝に眠る「夜型人間」の2タイプに分けることができます。一般的な社会活動は朝型人間に合わせられているので、夜型人間である場合は頑張って朝型人間に切り替える必要がありますが、自分の生活リズムを根本から変えるのはかなり難しいこと。果たして夜型人間から朝型人間に切り替えることは可能なのか、科学系ニュースサイトのLive S…
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