新型コロナウイルスが勃起不全を引き起こす可能性が示される

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者の11%が8カ月以上にわたって後遺症に苦しんでいることが明らかになっています。こうした後遺症について、マイアミ大学の研究チームが新たに「COVID-19が勃起不全を引き起こす可能性がある」という研究結果を報告しました。続きを読む……
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ワクチン接種をためらう人には「個人のメリット」に焦点を当てた説得が有効との研究結果

新型コロナウイルスワクチンが普及し始めたことにより、人口の一定以上の割合が免疫を獲得すると感染者が出ても他の人への感染が減って流行が収まる「集団免疫」の達成が期待されています。しかし、ワクチンの接種を躊躇(ちゅうちょ)する人々がいることも事実であり、例えばイギリスでは成人の約7~12%がワクチン接種を躊躇するとの調査結果も示されています。ワクチン接種を躊躇する人の意見を変える手段として、「個人の利…
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30年分のデータを調査した結果「男女の脳に有意な差はない」と判明

「男性は成績優秀者が多い代わりに落伍者も多い」といった研究結果や男性の自閉スペクトラム症(ASD)発症頻度は女性の約4倍といった事実から、「男女の脳には有意な差が存在する」という見解が存在します。しかし、脳における性差の専門家であるロザリンドフランクリン医科学大学のリーズ・エリオット教授が「男女の脳にはサイズ以外の有意な差はない」と発表しました。続きを読む……
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新型コロナ生存者は6カ月以内の死亡リスクが60%上昇するという研究結果

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は「死亡率がおよそ2%」と判明している病気です。しかし、8万7000人以上の被験者を対象とした新たな調査によって、COVID-19の生存者ですら6カ月以内の死亡リスクが約60%増加することが明らかになりました。続きを読む……
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「懸念される変異株」に指定された変異株「B.1.617.2」とはどのようなものなのか?

イングランド公衆衛生庁は2021年5月6日に、インドで初めて発見され、イギリスの首都ロンドンなどを中心に感染が拡大しつつある新型コロナウイルス感染症(COVID-19の)変異株B.1.617.2を「懸念される変異株」に指定しました。まだ不明な点が多いこの変異株について、学術系メディアのThe Conversationが取材結果をまとめています。続きを読む……
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無料で自分の遺伝子をチェックして健康上のリスクを調べる方法とは?

医学は長年にわたって多くの人間に共通する治療法を開発してきましたが、実際は体質の違いなどから同じ治療法であっても効果には個人差が生じます。そのため、近年では患者個人に最適化した治療であるプレシジョン・メディシンが注目を集めているとのことで、イギリスのケンブリッジ大学で遺伝子工学などについて研究するSouradip Mookerjee氏が「無料で自分の遺伝子をチェックして健康上のリスクを知る方法」に…
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なぜ天候が悪いと頭痛になってしまうのか?

天気の変化に伴って体が反応するという人は多く、そうした人は天候が悪くなると頭痛になったり関節が痛くなったりすることがあります。そんな「天候が悪くなると頭痛がする」メカニズムについて、イギリスのダラム大学で神経科学の教授を務めるアマンダ・エリソン氏が解説しています。続きを読む……
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ゴルフ場を悩ます雑草が「芝刈りされた記憶」を子孫に伝えると判明

芝草の1種であるスズメノカタビラは非常に生命力が強く除草が難しい種であり、ゴルフ場では抜いても抜いても生えてくる雑草として忌み嫌われる存在です。アメリカでは、スズメノカタビラを除去せずに共生を図るゴルフ場も多く、グリーンに最適なスズメノカタビラの品種開発も研究されています。そんなスズメノカタビラは「芝刈りされた記憶」を子々孫々に継いでいくことが、10年以上にわたる研究によって明らかになりました。続…
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新型コロナワクチンは2回目の接種を遅らせて1回目の接種を優先した方が多くの命を救えるとの研究結果

ファイザーやモデルナ製の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンは、1回目の接種後から3~4週間の間隔を空けて2回目の接種をすることが推奨されています。ところが、医学誌のBritish Medical Journal(BMJ)に掲載された新たな論文では、「2回目のワクチン接種を遅らせて1回目のワクチン接種を大勢に行った方が多くの人命を救うことができる」との研究結果が示されました。続きを…
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ピンク色の水で口をすすぐとランニングのパフォーマンスが向上するという研究結果

「運動のパフォーマンスを上げるためにはどうすればいいのか?」という観点から近年はさまざまな研究が行われており、2019年には「コーヒーを飲むと運動のパフォーマンスが向上する」という研究結果が示されています。そんな中、2021年5月12日付で発表された研究では、「ピンク色の液体で口をすすぐとランニングのパフォーマンスが向上する」という内容が示されました。続きを読む……
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変異株ごとの新型コロナウイルスワクチンの有効性をまとめたデータが公開中

ワシントン大学の保健指標評価研究所(IHME)が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの有効性に関するデータをまとめて公開しました。このデータを見ると、「どのワクチンがどの変異株にどれだけ有効か」をチェックすることが可能です。続きを読む……
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睡眠不足が集中力に与える影響とは?

睡眠不足はさまざまな健康問題を引き起こすだけでなく、睡眠不足が続くと徹夜した人並みに認知能力が落ちたり、人生の喜びが失われたりすることが知られています。こうした睡眠不足が認知機能に与える影響について、認知機能の専門家であるオックスフォード大学のデビッド・ジェームス・ロバートソン氏らが解説しています。続きを読む……
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新型コロナウイルスに対する免疫は8カ月以上持続することを示す研究報告が続々と発表される

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する免疫の持続期間に関する研究は数多く行われており、これまで「数週間しか続かない」「少なくとも8カ月は持続する」「長期間持続し、変異株にも対応可能」といった異なる研究結果が報告されてきました。そんな中、2020年1月にアメリカ国立衛生研究所(NIH)が、2021年5月にはイタリア国立衛生研究所が、新型コロナウイルスに対する免疫が長期間持続することを示…
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19世紀にイギリスで猛威を振るった「コレラ」はどのように終息したのか?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行による総死者数は2021年5月10日時点で329万人を記録しており、アメリカを筆頭に先進国で新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいますが、インドで爆発的な感染拡大が続いていることから、今後も総死者数は増加し続けていくと考えられています。COVID-19は近代を代表するパンデミックとして捉えられていますが、これまでにも人類はペストやコレラな…
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インドの新型コロナ患者の間で感染が増加している「ムコール症」とは?

新型コロナウイルスの新規感染者数が1日当たり36万人以上も確認されているインドでは、一部の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者が「ムコール症」と呼ばれる感染症を併発していることが明らかになっています。続きを読む……
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