従来より1000万倍以上も効果的な水の消毒法が開発される、空気中の酸素を使ってその場で実行可能

「空気中の酸素を使って汚染された水をその場で消毒する方法」を、イギリスやアメリカ、シンガポールの研究者からなる国際的なチームが開発しました。この方法は従来の水の消毒方法より1000万倍以上も効率的に細菌を殺し、安全な水へのアクセスが不足する地域において、水の消毒技術に革命をもたらす可能性があるとのことです。続きを読む……
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「家を清潔に保っても子どもの免疫力は損なわれない」と研究者が主張

近年ではアレルギー性疾患になる人が増えており、その理由として「現代の家が清潔に保たれているせいで子どもの頃に細菌やウイルスに暴露する機会が減り、免疫力が付かなかったから」と主張する人もいます。これに対し、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究チームは医学誌のJournal of Allergy and Clinical Immunologyに発表した論文で、「家の中を清潔に保っても子…
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新型コロナのインド変異株「デルタ株」のさらなる進化形「デルタプラス株」とは?

2021年6月末、新型コロナウイルスのインド型変異株「デルタ株」に関してインド政府が「感染力の向上」などのさらなる変異を果たした「デルタプラス株」を確認しました。インドでも感染が増えつつあるとされるデルタプラス株について、ウイルスに関する専門家であるバナーラスヒンドゥー大学免疫学科部のスニット・K・シン教授が解説しています。続きを読む……
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肉眼で画像の再利用・加工を行う不正な論文を見抜くスペシャリストとは?

科学出版はもはや数十億ドル(数千億円)規模の業界ですが、近年では論文のデータを偽造するなどの研究不正が問題視されており、科学の正当性を担保する上での課題となっています。そんな中、アメリカの微生物学者であるエリザベス・ビク氏は持ち前の鋭い観察眼を駆使し、「画像の再利用や加工を行う不正な論文」を見つけ出すスペシャリストとして注目を集めています。続きを読む……
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新型コロナ検査ではコーラやオレンジジュースを用いて偽の陽性結果を得られることが判明、その対策とは?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査方法には、PCR検査や抗原検査、抗体検査などが存在します。そんな複数種の検査の中でも検査結果を迅速に確認できるイムノクロマト法を用いた検査では、コーラやオレンジジュースなどのソフトドリンクを用いて陽性反応を偽装できることが判明しました。続きを読む……
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先住民の言語が消滅することで「貴重な医学的知識が失われてしまう」と研究者が指摘

地球上に存在する言語は、英語やフランス語などのメジャーなものから少数民族によって話されているマイナーなものまで、数千もの種類があると考えられています。ところが、少数の人々しか話さない言語は消滅の危機にあり、これらの言語が消滅することで「貴重な医学的知識」が失われてしまうと指摘されています。続きを読む……
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睡眠不足による健康への悪影響は適度な運動で相殺できることが判明

睡眠不足は、血糖値のバラつきや認知症リスクの上昇といった健康への悪影響を及ぼすことが知られています。しかし、適切な運動時間を確保することで睡眠不足による悪影響を相殺できる可能性が、シドニー大学の研究チームによって示されました。続きを読む……
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新型コロナのワクチンに用いられる「mRNA」とは何なのか、何ができて何ができないのか?

新型コロナの予防効果が期待されるワクチンは、ウイルスが伝達する遺伝情報を利用した「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」と呼ばれています。この「mRNA」というのは一体どういうもので、どのような用途に適していて何が得意ではないのかなどについて、複数の製薬会社で創薬プロジェクトに携わったデレク・ロウ氏が解説しています。続きを読む……
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あるはずのない光線が見える新たな錯視が報告される

同じ色のはずなのに違う色に見えるといった、視覚による錯覚を「錯視」と呼びます。これまでにさまざまな幾何学的錯視が報告されていますが、新たに、「光線を放っているように見える幾何学」の存在が発表されました。続きを読む……
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新型コロナは赤血球・白血球を変化させてしまう

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は数カ月にわたって症状が続くケースがあると報告されています。なぜ症状が長期化するのかというメカニズムを解き明かすべく研究者が赤血球と白血球の観察を行ったところ、COVID-19の感染者は血球が大きなダメージを受けており、その後7カ月もダメージが回復しないことが判明しました。続きを読む……
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赤と黒に点滅する「ガンツフリッカー」がイメージを思い浮かべる能力の謎を解明する手がかりとして注目されている

「頭の中でイメージを視覚化できない」「恐怖を描いた文章を読んでもまったく恐怖を感じない」といった認知特性は「アファンタジア」、逆に頭の中で鮮明なイメージを視覚化できる認知特性は「ハイパーファンタジア」と呼ばれ、両者に関する研究が数多く行われています。そんな中、「赤と黒に点滅する画像を10分間見続けて、浮かび上がったイメージを答える」という実験からアファンタジアやハイパーファンタジアの特徴を探る試み…
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「1月分が10万円超」と高騰するインスリンを「バイオハッカー」が団結し自ら開発

糖尿病患者に必要とされるインスリンは、アメリカにおいてその価格の高騰が問題視されています。企業に頼らず自分たちの手でインスリンを開発しようともくろむ非営利組織のオープンインスリン財団が、次第に活動の輪を広げつつあります。続きを読む……
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50種類以上のがんを検出できる画期的な血液検査がいよいよ大規模テストの段階へ

血液検査でがんを診断する技術の開発を行うアメリカのスタートアップ・Grailは、2020年に「AIを用いて50種類以上のがんを検出できる血液検査」を開発したと発表しました。新たに行われた4000人以上を対象にしたテストでも、Grailの血液検査が良好な結果を収めたことが報告され、2021年の秋には14万人規模の大規模なテストも始まると報じられています。続きを読む……
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有効性約92%以上、キューバ産の新型コロナワクチン「Abdala」が登場

社会主義国家であるキューバで、新型コロナウイルスワクチン「Abdala(アブダラ)」が開発されました。国営のバイオテクノロジー企業であるBioCubaFarmaは、Abdalaの有効性は約92.28%と、ファイザーやモデルナのワクチンに匹敵する有効性を示していると発表しています。続きを読む……
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楽観的な母親の方が子どもの成績が上がるという研究結果

子どもの教育において親の関与は必要不可欠なもの。オーストラリアカトリック大学の心理学者の調査により、親が楽観的か批判的かにより、子どもの成績に影響を与える可能性が示唆されました。続きを読む……
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