鼻からミストで投与する「点鼻タイプの新型コロナワクチン」のメリットとデメリットとは?

新型コロナウイルスワクチンの接種が日本を含む世界中で行われている中、現在使われているワクチンの他にも新たな種類のワクチンの開発が着々と進んでいます。そんな多数の開発中ワクチンの中でも「注射を伴わず、鼻から吸引するタイプのワクチン」のメリットやデメリットについてアラバマ大学の研究チームが解説しています。続きを読む……
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新型コロナウイルス感染症の後遺症による認知能力への影響は脳卒中よりも大きい

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による後遺症として、集中力低下や方向感覚の喪失、正しい言葉がわからなくなるなど「脳の霧(ブレインフォグ)」と呼ばれる症状が報告されています。実際に8万人規模で能力測定テストを行ったところ、COVID-19感染者は非感染者と比べてテストのスコアが低く、特に人工呼吸器を装着したという重症の患者の場合、IQ7ポイント分に相当するスコア低下が見られたとのことです…
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医療研究であまりに不正や誤りが多いため「裏付けされるまでは信頼するべきではない」と専門家が警告

近年では科学研究における不正行為が問題視されていますが、発表された研究の不正を見抜くことは困難な上に時間もかかります。そんな状況の中で、「確かな証拠や裏付けが得られるまで、研究が不正なものであるとの仮定に基づくべき」と、医学誌のブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)で編集者を務めていたリチャード・スミス氏が主張しています。続きを読む……
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痛覚を鎮痛剤で抑えると「他人の痛みに共感する能力」も低下する可能性がある

人は自分の体に肉体的な痛みを感じる時もあれば、他人が痛みを感じている姿を見て「痛そう」と共感することもあります。この「実際の痛み」と「共感した痛み」には関連性があり、実際の痛みを軽減した場合共感した痛みも同時に軽減されることが偽薬を使った実験により明らかになりました。続きを読む……
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ブラックホールのジェット噴射を撮影した過去最高解像度の画像が公開される

強い重力を持ち物質や光を吸い込むことで知られるブラックホールですが、一方でジェット噴射を行っていることでも知られています。なぜブラックホールがジェット噴射を行うのかという理由や原因は定かではありませんが、新たな研究ではこの謎を解く手がかかりとなる「ジェット噴射を撮影した過去最高解像度の画像」が公開されました。続きを読む……
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月と地球との距離が半分になると一体何が起こるのか?

地球は月の引力によって自転軸の傾きを23度に保っており、地軸の傾きが1度変わるだけで地球の気候は大きく変動するといわれています。このように地球の存在に大きな影響を与える月について、科学系ニュースサイトのLive Scienceが「月と地球の距離が2分の1になったら何が起こるのか?」を解説しています。続きを読む……
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「膨大な桁数の素因数分解が可能なアルゴリズム」を開発したら政府機関に殺されてしまうのか?

代表的な公開鍵暗号の1つであるRSA暗号は、「桁数が大きい合成数の素因数分解が困難である」ということを安全性の根拠とした暗号方式です。そのため、「膨大な桁数の素因数分解を可能にするアルゴリズム」が開発されてしまえば、その安全性は揺るぎます。もし、「膨大な桁数の素因数分解を可能にするアルゴリズム」を開発した場合に何が起きるのかについて、実名制Q&AサイトのQuoraでさまざまな人々が独自の見解を発表…
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なぜ人の目は「青色」に焦点を合わせることが難しいのか?

人々は青色の小物や家具、晴れた日の青い空や海などを普段から何気なく目にしています。ところが実際には、人の目は青色の光に焦点を合わせることが困難だそうで、科学系ブロガーのCaleb Kruse氏がその理由を解説しています。続きを読む……
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ついに気候変動でアマゾン熱帯雨林の二酸化炭素排出量が吸収量を上回る

これまで二酸化炭素の排出量と吸収量が均衡してきたアマゾン熱帯雨林ですが、9年間に渡る実地調査の結果、一部地域で排出量が吸収量を上回っているとの調査結果が報告されました。続きを読む……
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遺伝子編集技術CRISPRで新型コロナを治療する方法が編み出される

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新たな治療法として、遺伝子編集技術「CRISPR」を使ってウイルスの複製を止める方法が編み出されています。研究は初期段階ですが、変異株に対しても効果を発揮すると研究者は発表しています。続きを読む……
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なぜ高温多湿だと人が死ぬ危険性が高くなるのか?

近年は地球温暖化に伴って多くの地域で熱中症のリスクが高まっており、2021年6月下旬からカナダやアメリカを襲った熱波では数百人が死亡する事態となっています。熱中症などで死亡するリスクに関係するのは高温だけでなく、湿度の高さも大きく関係しているとのことで、高温多湿の環境が人間の生存を脅かすメカニズムについて、テキサスA&M大学の気象科学者であるアンドリュー・デスラー教授が解説しています。続きを読む….
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マインドフルネスな瞑想によって自己中心的で不寛容になる人がいるという研究結果、良い効果を得るには何が大事なのか?

「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」を意味するマインドフルネスは、Googleの研修にも取り入れられており、「寛大な精神を獲得する」「協調性を高める」とった効果があるとして大きな注目を集めています。一方で、「マインドフルネスには仕事のモチベーションを下げる効果がある」といったネガティブな意見も存在しています。そんな中、バッファロー大学で社会心…
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新型コロナワクチンの接種により獲得した免疫は数年にわたり持続する可能性があるという研究

猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチンが開発され、世界中でその接種が行われています。しかし、ワクチンを接種しても新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)への免疫がどれほど続くのかということははっきりとは分かっていません。今回アメリカ国立衛生研究所の協力の下行われた研究で、「mRNAワクチンを接種した場合、免疫応答は数年以上続く可能性がある」という可能性が示されま…
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着るだけで綿のシャツより皮膚温度が5度低くなる服が登場、体熱を吸収して外部に放出する新素材

中国・華中科技大学の研究者らが2021年7月8日に、普通の繊維でできた服より体温を5度も低下させることができる新素材を発表しました。新たに開発されたこの繊維は、周囲の大気に吸収されにくい赤外線を反射することで、体熱を外部に放出し体を冷却することができるとされています。続きを読む……
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