ワクチンの追加接種で抗体が初回接種28日後の9倍に増加することをジョンソン&ジョンソンが報告

新型コロナウイルスのワクチンで、2回接種が求められるファイザー製やモデルナ製とは異なり1回接種でOKのジョンソン&ジョンソン製において、追加接種を行うことで、抗体数が初回接種28日後の数値の9倍に増加することが報告されています。続きを読む……
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新型コロナ級のパンデミックが発生する確率は1年間で「2%」

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが世界を揺るがして1年以上の月日が経過していますが、これと同等規模のパンデミックが発生する確率は1年間で約2%もあることが、最新の研究により明らかになっています。続きを読む……
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慢性的な下痢や腹痛に襲われる過敏性腸症候群には腸内細菌に加えて「腸内のウイルス」が影響している可能性

近年では、腸内細菌の生態系(腸内細菌叢)が人間の健康や精神状態に影響するとして注目を集めており、下痢・便秘・腹痛といった症状が続く過敏性腸症候群(IBS)との関連も指摘されています。新たに、アメリカのメイヨー・クリニックなどの研究チームは、腸内細菌叢だけでなく「腸内ウイルス叢」も過敏性腸症候群に影響を及ぼしているとの論文を発表しました。続きを読む……
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「コロナにはコロナをぶつける」の発想で新型コロナウイルスを撃退できる可能性

人工的に合成した「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の無害な欠陥品」を使うことで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対抗できる可能性があるとの論文が発表されました。この「合成欠陥ウイルス」は、SARS-CoV-2の3倍の速さで自己複製してSARS-CoV-2の増殖を阻止するため、COVID-19の新しい治療法として期待できるとのことです。続きを読む……
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なぜ運動後に体重が増えてしまうことがあるのか?

体重を減らそうと運動を試みたにもかかわらず、かえって体重が増えてしまったという経験を持つ人もいるはず。この現象について、シドニー大学の身体活動とデジタルヘルスの研究家であるコリーヌ・カイヨー氏が解説しています。続きを読む……
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「夜空が星の光で埋め尽くされていないのは一体なぜ?」に天文学者が回答

夜空を見上げると暗闇の中に星が瞬いているのが見えますが、宇宙には明るく輝く恒星や銀河が無数に存在することを考えると、夜空は星の光で昼間のように明るくなっていてもおかしくないように思えます。この「なぜ宇宙は暗く見えるのか?」という疑問の答えを、科学系ニュースメディアのLive Scienceがまとめました。続きを読む……
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COVID-19の後遺症に苦しむ人の体内で「新型コロナウイルスとは別のウイルス」が再活性化しているとの研究結果

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から回復した人の中には、「Long COVID(ロングCOVID)」と呼ばれる数カ月以上も持続する後遺症に苦しむ人がいることがわかっています。近年の研究では、ロングCOVIDの患者の体内では新型コロナウイルスとは別に、エプスタイン・バール・ウイルス(EBウイルス)というウイルスが再活性化している割合が高いことが判明しており、ロングCOVIDの原因解明や治…
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固体なのに液体のように流れる不思議な状態「超固体」を「二次元化」することに成功

我々が認識する世界では、物質には「固体」「液体」「気体」の3種の状態が存在するというのが常識ですが、極低温かつ高圧という特殊な環境下では固体でありながら液体のようにも振る舞う「超固体」という状態が存在することが確認されていました。この超固体状態について、オーストリア科学アカデミー量子光学・量子情報研究所の研究チームが新たに「超固体状態を二次元化することに成功した」と報告しました。続きを読む……
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中国の軍事衛星がロシアのスパイ衛星の破片と衝突した可能性が浮上

2021年3月にアメリカ宇宙軍が破損を確認したと報告した中国の軍事衛星「Yunhai 1-02」がロシアのスパイ衛星用ロケットから放たれたスペースデブリに衝突した可能性が浮上しました。続きを読む……
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「20秒間の手洗い」の効果が物理学的に解明される

数学モデルで粒子のふるまいをシミュレーションする研究により、手洗いを20秒間行うことで皮膚から効果的にウイルスが除去されることが改めて示されました。これにより、ウイルスや病原菌の存在が知られる前に手洗いの重要性を発見した19世紀の医師・センメルヴェイス・イグナーツの主張が、物理学的に裏付けられたことになります。続きを読む……
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レーザー核融合で10兆ワットのエネルギーを生み出すことに成功、核融合発電の実用化へ大きく前進

アメリカにあるローレンス・リバモア国立研究所が2021年8月17日に、192本のレーザーを用いて核融合を発生させ、10兆ワットを超える膨大なエネルギーを発生させることに成功したと発表しました。続きを読む……
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HIVワクチンの臨床試験をモデルナが開始

製薬会社のモデルナが、2021年1月に開発を明らかにしたmRNAベースのHIVワクチンの臨床試験を開始することが分かりました。モデルナは並行してインフルエンザワクチンの開発も進めており、HIVワクチンに先駆けて2021年7月から臨床試験を開始しています。続きを読む……
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ダイヤモンドを傷つけられるレベルの硬さを持ち半導体でもあるガラスのような素材が開発される

硬く透明なガラスは食器や家具、窓ガラスなどさまざまな用途に使われていますが、原子の構造上ひび割れや傷ができやすい素材です。ところが中国の研究チームが、ガラスの原子構造を採用しながらもダイヤモンドを傷つけられるほどの硬さを持つ、炭素ベースの新たな素材を開発しました。続きを読む……
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わずか5%の発電所が「電力部門の二酸化炭素排出量の73%」を排出しているとの研究結果

石炭火力発電所は多くの二酸化炭素を排出しているため、気候変動に対処するために再生可能エネルギーを用いた発電への切り替えが急務とされています。世界221カ国にある3万近い発電所の二酸化炭素排出量を分析した新たな研究では、「化石燃料を用いる発電所のわずか5%が、発電による二酸化炭素排出量の約73%を排出している」ことが明らかとなりました。続きを読む……
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クリーンなエネルギーとして注目される「ブルー水素」が環境を悪化させる恐れ

化石燃料は二酸化炭素を排出して気候変動の原因になるとして、近年は水素を燃料として利用する「水素発電」が注目を浴びています。特に「ブルー水素」と呼ばれるものはアメリカ政府・イギリス政府が気候目標を達成する手段として促進していますが、新たな研究によってブルー水素は石炭の使用よりも20%多く温室効果ガスを排出することが示されました。続きを読む……
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