患者の移植用肝臓に自分のイニシャル「SB」を次々と焼き付けて医師免許を剥奪された外科医が当時を振り返る

イギリスの外科医であったサイモン・ブラムホールは、2022年1月に「患者の肝臓に自身のイニシャル『SB』を刻印していた」ことで有罪判決を受け、医師免許を剥奪されました。しかし、一部の患者からは罰金を支払うための寄付や復職を要求する請願書も提出されています。続きを読む……
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悲しみや怒りなどのネガティブな感情は生きるために役立つこともあり悪いことばかりじゃないと研究者が主張

大切なパートナーと別れて深く悲しんだり、理不尽な目に遭って怒ったり、大きなイベントを控えて不安になったりと、日常生活においてネガティブな感情は常に付きまといます。「いっそのこと悲しみなんて感情が消えてしまえばいいのに」と思った経験がある人もいるかもしれませんが、テキサスA&M大学の心理学・脳科学者であるヘザー・レンチ氏は、ネガティブな感情が時に役立つこともあると主張しています。続きを読む……
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人間に「ブタの腎臓」を移植する世界初の手術が成功、異種移植における大きなマイルストーンとなり世界中の臓器移植待ち患者の希望の光に

マサチューセッツ総合病院が、「遺伝子編集されたブタの腎臓」を62歳の人間男性に移植することに世界で初めて成功したことを発表しました。ブタの臓器を人間に移植する手術はこれまでにも行われてきましたが、腎臓の移植は今回が初です。続きを読む……
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フェミニストの女性は非フェミニストの女性よりも質の高いセックスをすることが判明

フェミニストの女性に対する古くからある暴言のひとつに、「自分を性的に満足させてくれる男がいないから欲求不満になっており、そのせいでいつも怒っている」というものがあります。ところが、実際にフェミニストと非フェミニストの女性1126人を調査した研究では、フェミニストの女性の方が非フェミニストの女性よりも質の高いセックスをしていることがわかりました。続きを読む……
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宇宙が膨張しているのは小さな「赤ちゃん平行宇宙」を飲み込んで吸収しているからとの新理論が発表される、現行の宇宙論より正確に観測結果と合致

宇宙は加速度的に膨張を続けており、そのことはジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による観測でも裏付けられています。宇宙の膨張を加速させている力の候補として、ダークエネルギーの存在が示唆されていますが、新しく「別の宇宙を吸収して膨らんでいるから」とする説が提唱されました。続きを読む……
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難しい物事をわかりやすく説明するための「Lie-to-childrenモデル」とは?

「原子構造とは」のような複雑な概念は、いかにわかりやすく説明しようとしても正確に説明すると、相手に理解させることは困難です。そこで、まずウソを含んだ説明をした後にやがて正しい情報を学ぶ、「Lie-to-childrenモデル」という概念が存在します。続きを読む……
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史上最年少の19歳でアルツハイマー病になった患者の症例が報告される、あるはずの遺伝子の変異がない特異的なケース

アルツハイマー型認知症は高齢者の病気というのが一般的な認識ですが、65歳未満の人が発症してしまう若年性アルツハイマーもあります。新しく、アルツハイマー病の診断の最年少記録を塗り替える19歳の患者の事例が、中国の医師らによって報告されました。これまで、30歳未満の非常に若い年齢でアルツハイマー病になったほぼすべてのケースで遺伝子変異が確認されていましたが、この患者には変異がないことから、認知症に関す…
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「後悔することへの恐れ」は人間の決断にどのような影響を与えるのか?

行動経済学者のダニエル・カーネマン氏やエイモス・トベルスキー氏はかつて、「後悔することへの恐れ」を人間の行動における主な動機の1つとして上げていました。科学系雑誌のMIT Press Readerが、サイコロを使ったゲームを例に挙げ、後悔への恐れが決断に及ぼす影響について解説しています。続きを読む……
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若年層の大腸がんに関連する腸内細菌の種類が特定される、内視鏡検査をしなくても大腸がんの兆候を検出できる可能性も

大腸がんは一般的に40~50代以上の中高年に多くみられるがんですが、それ以下の若年層が発症しないというわけではなく、大腸がん検診を受ける割合が低い若年層では早期発見の難しさが課題となっています。新たな研究では、同じ大腸がん患者でも50歳未満と50歳以上では腫瘍に生息する腸内細菌の種類が異なることが判明し、早期診断の手がかりになるのではないかと期待されています。続きを読む……
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新型コロナのパンデミックにより世界の平均寿命が1.6歳も低下したことが明らかに

2019年末に発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックでは、多くの人が命を落としました。パンデミック最初期の2020年から2021年にかけて、世界の平均寿命が約1.6歳分低下したことが、ワシントン大学の保健指標評価研究所(IHME)による大規模な研究で明らかになりました。続きを読む……
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新型コロナウイルスに感染するとIQが下がる可能性が11万人以上を対象にした研究で示される

新型コロナウイルスに感染すると、思考にモヤがかかる現象「ブレインフォグ」が発生することが知られています。新たに、11万人におよぶ被検者を対象にして研究によって、新型コロナウイルスに感染するとIQが低下する可能性が示されました。続きを読む……
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天気予報は過去60年で一体どれくらい進歩したのか?

イギリスの気象庁により1859年に船舶向けとして提供が開始された天気予報は、1960年代にコンピューターによる数値モデリングが導入されたことで予測精度が大幅に改善しました。そこからさらに60年が経過した2024年、天気予報は一体どれくらい進歩したのかについて、食料やエネルギー問題に詳しいハンナ・リッチー博士が解説しました。続きを読む……
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アフターファイブにテンションが上がるのは人間の自然な生理現象だということが判明

毎朝ベッドから抜け出す時はグロッキーなのに、仕事や学校から解放される夕方ごろには絶好調になるという人は多いはず。体内時計のリズムと、1日における気分の変動の関係を分析する研究により、人は早朝の時間帯に最も気分が低迷し、夕方に最も高揚することが確かめられました。続きを読む……
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宇宙探査が活発化する中で問題になる「宇宙放射線」の影響を少なくするにはどうすればいいのか?

宇宙探査における大きな問題のひとつが「(PDFファイル)宇宙放射線」と呼ばれるX線やガンマ線等の電磁波、陽子や中性子、電子などの粒子線などからなる電離放射線です。これらは人体や計器類に致命的な悪影響を与え、他天体の有人探査などを困難にしています。しかし、欧州宇宙機関(ESA)やアメリカ航空宇宙局(NASA)などの宇宙開発機関が、宇宙放射線から人体などを保護するためのアクティブシールドの開発を進めて…
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「ジェット機やフェラーリのように加速してごらん」と声をかけるだけで青少年アスリートのスピードが速くなることが判明

大人よりも集中力が続かない青少年アスリートたちにほんの少しの言葉をかけるだけで、瞬時にスピードがアップする可能性があることがわかりました。続きを読む……
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