吃音のある成人は「自分の声を誰も聞いていない」と信じていると吃音が出なくなるとの研究結果

吃音(きつおん)は言葉が円滑に話せない発話障害の1つであり、言葉を話す時に最初の1音に詰まったり、同じ音を繰り返してしまったりします。アメリカのジョー・バイデン大統領をはじめ、世界中で7000万人もの人々が悩まされているという吃音について、「吃音のある成人は『自分の声を誰も聞いていない』と信じていると吃音が出なくなる」という研究結果が発表されました。続きを読む……
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スポーツやゲームで複数人で「ゾーン」に入ると脳が同期されることが判明

スポーツや作業に集中すると、他の物事への意識が薄れ、時間が遅く進むように感じるゾーン(フロー)に入ることがあります。また、バスケットボールなどのチームスポーツや、複数人での楽器演奏、マルチプレイゲームなどが「チームフロー」と呼ばれる複数人で同時にゾーンに入る状態を引き起こすことも知られています。このチームフローについて東北大学や豊橋技術科学大学を含む国際的な研究チームが分析を行い、チームフローに特…
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人類がブラックホールの存在を知る8つの方法

ブラックホールは、光さえ抜け出せないほど強力な重力を持つ天体なので、可視光だけでなくX線や赤外線などあらゆる波長の電磁波を使っても、その存在を直接観測することはできません。そんなブラックホールの存在を知るために科学者たちが編み出してきた8つの方法を、科学系ニュースサイトのLive Scienceがまとめました。続きを読む……
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「地球に衝突しそうな小惑星を核兵器で爆破する」ことで地球を滅亡から救うことができる

映画「アルマゲドン」では地球に衝突しそうな小惑星の内部に核爆弾を仕掛け、爆発によって軌道を変えるというミッションに挑む主人公らの姿が描かれています。アメリカの研究チームが発表した論文では、実際にこうした「小惑星を核兵器で爆破する」という解決策が地球滅亡を回避する上で有効だと示されました。続きを読む……
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心拍数を抑えるよう意識づけるゲームは子どもや若者の反抗的行動を減少させる

神経発達障害の1つとして知られる「情動調節不全」には、向精神薬や認知行動療法が効果的ですが、重大な副作用があったり、治療中断の割合が高かったり、実際のスキルに結びつかないなど、いろいろな問題があります。ボストン小児病院やハーバードメディカルスクールなどの研究者らは、「情動調節不全」の既存の治療法を補う「RAGE-Control」というゲームを開発。これまでに比べて、よりうまく「怒り」をコントロール…
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オーロラから音が聞こえるというウワサは科学的に正しいのか?

幻想的な光が特徴的なオーロラから「音が聞こえる」という事例が、数は少ないながらも地元住民や科学者らから報告されています。いまだ真偽が分からずに論争の的となっている「オーロラの音」の実体について、ケンブリッジ大学の化学哲学者であるフィオナ・アメリー氏が解説しています。続きを読む……
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初対面の人と会話する際は「浅いテーマ」と「深いテーマ」どちらを選択するべきなのか?

初対面の人と会話する際は、「どんな話題を選べばいいか」「深いテーマについて話すのは、相手にとって迷惑ではないだろうか」といったことを考えがちです。そんな初対面の人との会話に関する大規模な実験がアメリカの研究チームによって実施され、会話内容や会話相手の印象についての興味深い事実が明らかになりました。続きを読む……
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ガラスなのに粉々に割れずプラスチックのような弾力性を持つ新しいガラスが開発される、「貝殻」の構造を利用

貝殻の内側にある真珠層の構造をヒントに、科学者らが衝撃で粉々にならない、プラスチックのような弾力性を備える新しいガラス素材を開発しました。このガラス素材は、将来的にはスマートフォンのディスプレイに使用されることが期待されています。続きを読む……
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外傷がない男性の心臓に「長さ10cmのセメントのかけら」が刺さった驚きの理由とは?

胸の痛みと呼吸困難を訴えて救急救命室に運ばれた外傷のない男性から、「心臓に突き刺さった長さ約10cmセメントのかけら」が発見されるという奇妙な症例が、医学誌のニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンで報告されました。続きを読む……
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脳に埋め込むうつ病治療デバイスが開発される

うつ病に関する研究は数多く行われており、「冷たいシャワーがうつ病の改善に効果的」とする研究結果や「都会暮らしはうつ病のリスクを高める」という研究結果などが存在しています。そんな中、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームが「脳に電気刺激を与えるデバイスを埋め込む」という新たなうつ病治療法を開発しました。続きを読む……
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新型コロナの入院・死亡リスクを約50%減らす経口治療薬「モルヌピラビル」とは?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の効果的な治療薬開発が急がれるなか、2021年10月1日に、製薬会社のメルクが経口治療薬「モルヌピラビル」の第3相臨床試験で、COVID-19の入院リスクと死亡リスクを約半分にまで削減できたとする研究結果を発表しました。続きを読む……
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脳に電気刺激を与えることで記憶力が向上するという研究結果

2日前の晩ご飯を思い出せなかったり、試験のために必死に覚えたはずの言葉を思い出せなかったりと、人間は記憶したものを忘れてしまうことがしばしばあります。イギリスの研究者らは、記憶力の向上に「脳の特定の部位に電気刺激を与えることが有効」である可能性を示し、論文を発表しました。続きを読む……
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「冷たいシャワー」が病気を減らすとの研究結果、減量やメンタルヘルス改善の効果も

日本には、精神統一や健康などを目的に滝の水を浴びる滝行という修行があります。わざわざ滝に打たれなくても、家で冷たいシャワーを浴びたり水風呂に入ったりするだけで健康上のさまざまな効果が得られるということが、複数の研究により分かってきました。続きを読む……
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「新型コロナへの感染による免疫とワクチンによる免疫の違い」が判明、一体どちらの免疫の方が強力なのか?

「新型コロナウイルスに感染すると強力な免疫を得られる可能性がある」とするプレプリントの論文がある一方で、専門家は「過去に新型コロナウイルスに感染していたとしても、ワクチン接種を受けるべき」と話しています。そんな中、新型コロナウイルスの3800種類以上もの変異をシミュレーションした研究により、ウイルスへの感染で獲得した免疫とワクチン接種で獲得した免疫との間には大きな違いがあることが確かめられました。…
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「体の内側からのシグナル」が外観や体形などの自己イメージに大きな影響を与えているとの研究結果

お風呂に入った時などに、鏡に映った自分の体に不満を持った経験がある人は少なくないはず。特に、おなかのたるみや手足の太さといった体形は、多くの人にとって悩みの種です。このような体形や体重へのこだわりには、「脳と内臓の間にあるつながり」が大きく関わっていることが、新たな研究により示されました。続きを読む……
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